こんにちは nao2です。
高気密・高断熱住宅の我が家では、今の時期はエアコンを全く使わなくても快適に過ごせています。
そこで思ったのは、、、
「冷暖房の影響を全く受けていない床下の温度はどうなってるんやろ??」
という興味が。。。
ちょっと捕捉すると、、、
我が家の基礎は基礎断熱と言って、床下にも断熱材を施工しているので外気の影響を受けにくい構造になっています。
それと、床下には換気システム「澄家」があって、冷暖房が効いた室内の排気が常時熱交換されて床下全体に給気されるので、床下の基礎内でも冷暖房の影響をめちゃめちゃ受けることになるんです!!
まぁ、それによって家の中が快適になるとも言えるんですが。。。
で、エアコンを使っていない素の床下の環境を調べるには、エアコンを使ってないこの時期しかないと思い、早速計測してみることにしました。
それぞれの場所を計測してみた
計測日
2020年5月23日(土)11時ごろ
天気予報によると
晴時々曇
最高気温 : 28℃
最低気温 : 18℃
ちょっと外に出てみましたが、日差しはなかなかきつく、自粛で家の中に籠りがちな私にとってはとっても刺激的な気候です(笑)
では、ご覧ください!!
換気システム「澄家」のモニターです。
左が外気温、右が排気する前の空気の温度をそれぞれ表示しています。
この時間ですでに外の気温は
28℃!!
リビングの 室温24.5℃ 湿度56%
これくらいなら体感的にエアコンがなくてもとても快適に過ごせています。
では、本命の床下、、、いきますよ!!
・・・
・・・
床下温度 22.7℃
湿度58%
外気温度との差は 5.3℃
室温との差は 1.8℃
その後、14時に床下温度を計測してみても 23.0℃
やっぱり床下は涼しいですね!!
いろいろと考えてみた!!
まず、エアコンの影響を全く受けていない床下が外気と5℃以上の差があったという事は、
「床下は外気の影響を受けにくい」 という事がよくわかります。
じゃあ、どうしてここまで差が広がったのかを考えてみました。
一つ目は床下には直射日光が当たらない、つまり日射の影響が極めて小さいからだと思います。
二つ目が地熱の影響、地熱は年中15℃くらいと言われているので、この地熱が基礎のスラブに影響しているからだと思います。
そしてあと一つが、家の断熱性能が高ければ室温に影響しにくくなるので、今日のように外気温が高くても室内の温度はそれほど上昇しません。
そしてこの室温の空気が「澄家」で熱交換されて再び基礎内に給気されるわけですから、基礎内の温度が上昇しにくくなると思われます。
おそらくこの3つくらいが要因じゃないかなと考えています。
涼しい床下の空気を活用してみたい
ふだんから考えていることがあって、やはりここでも思ったことは 、、
「床下の涼しい空気をもっと活用できないか」
と、改めて思ったんです。
それは今計画中の 「床下エアコン」 の送風機能を使って、もっともっと床下の涼しい空気を室内に出してやれば快適になるんじゃないかと。
どういう体感になるのかは全くの未知数なんですが、たぶんそれほど大きな影響があるとは思ってないです。
ちょっとでも体感上で快適になればいいかなくらい。。。
まぁ、とりあえずは冷暖房の影響を受けていない基礎内の様子が分かったので、いろいろ試してみる価値はありそうです。
今日も読んでくださりありがとうございました。
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