夏の日射遮蔽を考慮した家づくり | nao2の家づくりと暮らしのあれこれ~小林住宅~

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ここでも家づくりの様々な思いや快適な暮らしへの試行錯誤などを書き綴っていきたいと思います。

こんにちは nao2です。

 

 

 

 

さて、今日は夏の日射遮蔽について書きたいと思います。

 

 

 

高気密・高断熱住宅とか関係なく、どんな家を建てる方にも考慮に入れておきたい事として書きたいと思います!!

 

 

 

 

夏は日射遮蔽をして直射日光をできるだけ屋内に入れずに涼しく!!

 

 

 

 

冬は日射取得をしてできるだけ直射日光を屋内に入れて暖かく!!

 

 

 

 

自分が実際に暮らして体感しているのでとても重要な事だと思っています!!

 

 

 

 

そして、そうとなると 「日当たりがいい土地を選ぶことが重要」 になります!!

 

 

 

 

まぁ、土地選びは温熱環境だけでなく、、、

 

 

 

採光や通風、静かさなど快適な住環境

 

 

 

通勤や通学、病院や買い物などの利便性

 

 

 

他にも地震や水害など災害の事もありますが、今回はこれらは置いときます。

 

 

 

 

で、、、

 

 

もし、土地選びで日当たりがいい土地を見つけた方はそこで安心してはいけません!!

 

 

 

その後がとても大事なんです!!

 

 

 

日当りがいい土地だけでは快適な家にはならないと思うからです!!

 

 

 

「日射を自在にコントロールできる家づくり」 が、ちゃんとできて成功だと思うんですよ!!

 

 

 

どういうことか。。。

 

 

 

日当りがいいということは直射日光が屋内に入ってきます。

 

 

 

そうなると、いい意味でも悪い意味でも想像以上に日射は家の中の温熱環境に影響します!!

 

 

 

そして、その影響を自在にコントロールして室内を快適にするには窓周り対策が重要になってくるんです。。。

 

 

 

 

窓周りを上手くコントロールできれば屋内の採光を十分に確保しながら温熱環境も快適にでき、冷房や暖房の節約にもなってエコな家になります!!

 

 

 

 

それと、どんなに高性能な窓でも壁の断熱性能の3分の1程度の性能しかないので、窓自体の性能に関係なく出来ることはやっておくべきだとも思っています!!

 

 

 

 

今回は特に、窓自体の性能以外のところで、どんな家でも共通して考えておきたい事を書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

窓周りの対策はいろいろ

 

 

窓周りの対策で最もポピュラーなのはカーテンやブラインド、ロールスクリーンなど。。。

 

 

 

これらは最も手軽で、気候や天気に応じて対策できて家の中が快適になりますよね。

 

 

 

 

でも、他にもっと効果的な方法があるんです!!

 

 

 

 

夏の遮熱対策で効果的なのは、、、

 

 

 

 

屋外で日射遮蔽 > 屋内で日射遮蔽

 

 

 

 

日射遮蔽は屋内より屋外でする方が一般的には効果的なんです!!

 

 

 

簡単に言うとカーテンよりも簾やシェード。。。

 

 

 

カーテン類はどの家でも光の調整や外から見えないためなどの理由で必要だと思うので、簾やシェードを付加する方法がいいと思います。

 

 

 

 

もう一つできる対策は、家づくりの設計段階で検討しておきたい対策です。

 

 

 

 

我が家の昨日の様子を見ていただこうと思います。

 

 

昨日、2020年5月5日(火) 13時頃の様子、天気は快晴でした!!

 

 

 

計画段階でぜひ検討してほしいのは、ズバリ 「軒」 「庇」 です!!

 

 

 

我が家では、玄関や窓を含めた1Fの南面全てが軒下に収まるよう、自分から要望して設計してもらいました!!

 

 

 

画像のように玄関や窓を含めて全てが日陰になっています!!

 

 

 

 

ちなみに、我が家は東南角地で西側は公園なので、実質は3面角地と同じ立地条件となっていて、玄関があるこの面は南側になります。

 

 

 

 

 

 

 

この時期から夏場に向けて、太陽の高度は高くなります。

 

 

 

太陽高度が高くなってくると、午前中でも暑くなってくる時間帯からこのように日陰になってきます。

 

 

 

あと、軒や庇は南側だけでなく、できれば東西の窓にもできればあったらいいと思います。

 

 

 

もしそれが難しいなら、東西の窓はできるだけ数を減らして小さくすることを検討してもいいと思います。

 

 

 

 

 

屋内側、リビングの様子です。

 

 

外の様子がわかるよう、バーチカルブラインドを少し開けてますがよく晴れています。

 

 

日が差し込んでいないのがよくわかりますね。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこれは12月頃の昼間の様子です。

 

 

 

上の画像と比べてみても、、、

 

 

冬場は軒を潜ってこんなに深く日が差し込んできます!!

 

 

 

 

 

 

これだけ様子が違うのだから、日射による温熱環境は体感でもはっきりとわかりますよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 


2Fのバルコニーで、窓は吹き抜けの窓です。

 

 

 

2Fについても1Fと同様、吹き抜けの窓を含めた全ての窓をバルコニーや軒の中に収めてほしいと自分から要望したんです。

 

 

 

それを小林住宅の設計士Nさんに設計してもらって完成したのがこのインナーバルコニーです!!

 

 

 

 

正直、めちゃめちゃ気に入っています!!

 

 

 

 

なぜこんな要望をしたのか、、、

 

 

 

2Fの窓を軒下に収めて日射をコントロールしたかったから!!

 

 

 

吹き抜けの大窓の外側をいつでも手軽に掃除できるようにしたかったから!!

 

 

 

スタイルシェードを付けて操作ができるようにしたかったから!!

 

 

 

 

インナーバルコニーによって全てが叶えられて大満足です!!

 

 

 

 

見えにくいかもしれませんが、この窓の上の部分に「スタイルシェード」も付いています。

 

 

 

 

 

 

リビングから見上げた吹き抜けの窓ですが、しっかりと日射遮蔽ができています。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

ふだん外に出ると、軒や庇がない家をよく見かけます。

 

 

 

家の外観をお洒落にしたいとか、すっきりした見た目にしたいという何らかの思いであえてそうされているのなら、それがその人の好みなのだからいい事だと思います。

 

 

 

 

ただ、HM側が建築費を安く提案しやすくするために(軒や庇を付けると当然それだけ金額がアップするので)日射遮蔽や日射取得の事を話さないとか、そもそもそういう観点を持ち合わせていない営業マンがもしいたとしたら、ちょっと残念な事だと思ってしまいます。

 

 

 

今日も読んでくださりありがとうございました。


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