一瞬の光を見た僕は、また暗闇に墜ちていった。

何故、人は この世に生を受けるのか?

産まれ、死にゆくのは何故なのか?

正しい答えなど無い その問いを、疑問を

僕は、暗闇の中にいながら思う。

生きるとは何か?

死とは何か?

答えの出ない問いを。

ただひとつ思う事

死とは、実際に亡くなった時ではなく

忘れられた時なのではなかろうか?

そんな自問をしながら

僕はまた、脱け出せない地獄のような暗闇の中を歩かねばならない。

広いのか狭いのか わからないこの空間を。

空は地球全体に

それこそ 地球に存在するどんな土地からでも
「同じ空」を見ていられる。

僕は何度、「空になりたい」と思っただろう。

そんな憧れもかき消される程、僕は……
ひとつ前にUPした、映画「遺体 明日への十日間」について。

きっと、当時、作り手側(監督やキャストの皆様は勿論、スタッフさんや関係した皆様)は
相当の勇気や、ある種の覚悟があったと思います。
題材が題材だけに。

でもきっと、「忘れちゃいけない」とか「伝えなければ」という想いが
強くあったからこそ、リスクをおかしてでも、そのデリケートな
題材に挑んだのではないかな…と…個人的に強く感じました。

本当に、またどこかの映画館で上映してほしいです。
そして、その映画料金が当時と同じ様に復興の為に回されたら良いな…とも。

久々に語ったような気がします!

では皆様…本来ならば、お早う御座います☆

…ですが…

私は、お休みなさいです(爆)。

ではでは!

神無月 聖
このままの勢いで書いてしまおう!
…という事で。

放送された映画「遺体 明日への十日間」を観ました。

昨年の1月、犬童監督・樋口監督のダブル監督&野村萬斎さん主演の
「のぼうの城」を再度観に行った時に、映画館で、
この作品のチラシが目に入って、一瞬にして惹きつけられて。

監督の君塚良一さんや、主演の西田敏行さんを始めとする凄いキャストの方々。
佐藤浩市さんや國村隼さん、筒井通隆さん、柳葉敏郎さん、
酒井若菜さん、沢村一樹さん、勝地涼さん、緒形直人さん、志田未来さん…等々、
今、眠いながらも思い出せる方々を順不同で書き出しましたが…

やはり、タイトルと写真と内容に真っ先に目が行ったんです。
2011年3月11日に起こった、東日本大震災を題材にしているという事が。

うろ覚えですが、確か、あるジャーナリストの方が東日本大震災の事を
報道(本だったかな?)で伝えきれなかった所も含めての映画化…
…と、チラシに記載されていたような気がします。

そのチラシを見た瞬間や、実際に予告編を観た時に
直感的に「この作品は、絶対に観なきゃ!」と思ったんです。

実際には、スケジュールやら何やらで映画館に観に行けずで後悔したのですが…
年明け早々、この作品を、TVを通してですが観て……

やはり、観れて良かったと心から思いました。

同時に、東日本大震災は、3年前に起こった事だけれど、
まだ復興も途中だし、あの出来事を風化させてはいけない。

その想いは元々ありましたが、この作品を観て、より一層、その気持ちが強くなりました。

そして、日本に住んでる皆様(本当は、日本だけでなく海外の方にも観て頂きたい)で
この作品を観ていない方がいたら、ひとりでも多くの方に観て欲しいと、純粋に思いました。

まだ、向き合わなければいけない問題です。

約2時間弱…でしょうか。
家や家族は無事ながらも、少なからず震災の被害を受けた身なので…。

でも、客観的に作品を拝見させて頂き、本当に中身が詰まっていて
なおかつ、ドキュメントを観てるような、そんなように感じました。

もし、この記事を読んで、何か感じたり、観てみようかなと思って下さった方には観て頂きたい作品です。

また、どこかの映画館で上映してくれるのならば、やはり映画館で観たいと強く思いました。

…以上っ!

神無月 聖