このままの勢いで書いてしまおう!
…という事で。

放送された映画「遺体 明日への十日間」を観ました。

昨年の1月、犬童監督・樋口監督のダブル監督&野村萬斎さん主演の
「のぼうの城」を再度観に行った時に、映画館で、
この作品のチラシが目に入って、一瞬にして惹きつけられて。

監督の君塚良一さんや、主演の西田敏行さんを始めとする凄いキャストの方々。
佐藤浩市さんや國村隼さん、筒井通隆さん、柳葉敏郎さん、
酒井若菜さん、沢村一樹さん、勝地涼さん、緒形直人さん、志田未来さん…等々、
今、眠いながらも思い出せる方々を順不同で書き出しましたが…

やはり、タイトルと写真と内容に真っ先に目が行ったんです。
2011年3月11日に起こった、東日本大震災を題材にしているという事が。

うろ覚えですが、確か、あるジャーナリストの方が東日本大震災の事を
報道(本だったかな?)で伝えきれなかった所も含めての映画化…
…と、チラシに記載されていたような気がします。

そのチラシを見た瞬間や、実際に予告編を観た時に
直感的に「この作品は、絶対に観なきゃ!」と思ったんです。

実際には、スケジュールやら何やらで映画館に観に行けずで後悔したのですが…
年明け早々、この作品を、TVを通してですが観て……

やはり、観れて良かったと心から思いました。

同時に、東日本大震災は、3年前に起こった事だけれど、
まだ復興も途中だし、あの出来事を風化させてはいけない。

その想いは元々ありましたが、この作品を観て、より一層、その気持ちが強くなりました。

そして、日本に住んでる皆様(本当は、日本だけでなく海外の方にも観て頂きたい)で
この作品を観ていない方がいたら、ひとりでも多くの方に観て欲しいと、純粋に思いました。

まだ、向き合わなければいけない問題です。

約2時間弱…でしょうか。
家や家族は無事ながらも、少なからず震災の被害を受けた身なので…。

でも、客観的に作品を拝見させて頂き、本当に中身が詰まっていて
なおかつ、ドキュメントを観てるような、そんなように感じました。

もし、この記事を読んで、何か感じたり、観てみようかなと思って下さった方には観て頂きたい作品です。

また、どこかの映画館で上映してくれるのならば、やはり映画館で観たいと強く思いました。

…以上っ!

神無月 聖