仕事があるPちゃんは一旦ドイツに戻り、ワタシはシチリアに残って旅を継続。
今日はパレルモからカターニア経由でタオルミーナへ移動。バス乗り継ぎで5時間弱。
バスはパレルモ中央駅横から出発。
夏のバカンス真っ只中の今はバスがどんどん満席になり、私も予定より2時間遅れで出発。
バスの中で駅で買った生ハムとモッツァレラ、ルッコラのサンドイッチをもぐもぐ。
貝の形の甘いリコッタチーズ入りのおやつも。
シチリアは高い山が多く、景色も雄大。でもあちこちに山火事の跡があったのが心配。
細いくねくねの山道を登り、ようやくタオルミーナの岬に到着。バスのお腹に入れたスーツケースたちがぐっちゃぐちゃで取り出すのに一苦労。
タオルミーナはイタリア屈指の風光明媚なビーチリゾート。
1988年に公開されたフランスとイタリアの合作映画「グランブルー」が撮影された街でもあります。
私は1990年代にウイーンで観たのですが、映像の美しさや神秘的な音楽に圧倒。
その時いつか絶対にタオルミーナに行こうと決め、30年後にようやく実現。
でもってここタオルミーナで絶対やろうと決めていたのが、このシーンが撮影されたレストランで
もりもりシーフードパスタを食べること。
このシーンはタオルミーナのUNA HOTELS Capotaorminaで撮影
同映画をリスペクトし、同ホテルはこのレストランを「Le Grand Blue」と名付け、現在も営業ちう。
美味しいボンゴレで長年の夢が叶いましタ。ゆっくり闇に包まれるエトナ山や、遠くで上がる花火も粋な演出。
でもってここは地下に洞窟トンネルがあり
どうです?! この透明度!
奥は映画内でフリーダイビング大会の撮影に使われたイゾラベッラ。
直接予約したせいか? sea viewでバルコニー付きの角部屋にアップグレード。UNA Hotelサン、本当にありがとう!
映画内で酔っ払ったエンゾとジャックが重りを抱えて沈み、息とめ勝負をしたプール。
夜になるとピアノの生演奏もあり、映画そのもの。
エンゾが弾いてたピアノもあった!
朝食。こ、これはまさかブリオッシュとジェラートのセルフコーナー!?
。。ではなく、グラニータでしタ。イチゴとエスプレッソ。この後おかわりでレモンとアーモンドも。朝から幸せ♡
ホテルのシャトルでタオルミーナの街へ
女ケンタウロス。初めて見た。
映画の中でイルカにかける水をじょうろに汲んでいた海馬の噴水。
古代ギリシャ劇場。閉店ギリだったせいか? 入場無料。
実はこの夜ギリシャ劇場でエロス·ラマゾッティの野外コンサートがあり、機材が劇場中央を覆っていたため無料だった模様。エロスの推しの子たち。ワタシも昔ウイーンでCD持ってたよ。懐しい。。
Buchet Listsがまた一つ叶いましタ。散在しちゃったけど悔いはゼロ。シドニーに帰ったらせっせと働くとしよう。