阪神タイガース情報6/24 | NAOのNEWSブログ

NAOのNEWSブログ

初めまして アメーバブログへ引っ越し致しました
ぼくは身体障害者で電動車椅子に乗り、生活しています
いろいろ 記事を載せていきます
どうぞ よろしくお願いします。

【阪神Women通信】竹内くらら「自分のように病気を持っている方々に力を」プレー続ける理由

 

阪神タイガースWomenの竹内くらら選手(撮影・波部俊之介)

 女子硬式野球クラブチーム「阪神タイガースWomen」の旬の話題を取り上げる連載の第2回は、6月29日の巨人戦(甲子園)を前に今季加入の新人選手を突撃。高校時代に難病を患った竹内くらら投手(22)は、同じ境遇の人に勇気を与える決意を語った。【取材・構成=波部俊之介】  竹内には女子プロ野球選手になった理由がある。  「自分のように病気を持っている方々に力をあげたい。野球を続けることが一番、そういった人たちに伝えやすいのかなと思って、今も続けています」  大阪・履正社高でプレーしていた1年秋。体に異変が起こった。「ドアノブも開けられなくて…」。毎朝行うテストの内容も、なぜか頭に入ってこない。「もうずっと頭が真っ白で」。夜中に何度も病院に行ったが、原因が分からない。40度を超える熱が1週間以上続き、やがて免疫系の異常によって起こる「バセドウ病」、指定難病の「全身性エリテマトーデス(SLE)」と診断された。医師からは激しい運動や直射日光を避けるように厳命された。できることを続け3年春の大会でついに出場を果たしたが、1カ月の入院と副作用で体重は20キロほど増えていた。  今はほぼ症状はないが、薬を飲みながら病気と付き合う。日光をできるだけ避け、練習量も他の選手の約半分に抑えなければならないが、竹内はパワフルだ。実は順天堂大学院のスポーツ健康科学研究科に通う学生。オンライン授業を受け、月2回前後は千葉まで通う。「ゼミはスポーツ医学内科。スポーツと内科系の病気を掛け合わせたり」。経験を生かした学びだ。  症状の原因が分からなかった当初は、周囲の理解を得られず苦しんだ。だからこそ目標がある。「自分と同じような子を増やしたくないのが一番。4年後の日本代表に選ばれたら、力になるのかなと思っています」。まずは初の伝統の一戦で勇姿を。「自分の役目をしっかり果たしたいです」。思いを込めた1球1球がメッセージとなる。  ○…三村歩生(あい)内野手(19)と樫谷そら投手(18)は、神戸弘陵高1年時と昨年の3年時に全国制覇を果たした。幼少期から阪神ファンの三村は「まさかユニホームを着られると思っていなかった」と笑顔。伝統の一戦へ、樫谷は「去年1勝もできなかったと先輩方がおっしゃっていて。勝つという思いをすごく感じます」と話した。高橋愛(つぐみ)内野手(18)は岐阜第一高3年時に2人と戦い準優勝。「全員が調子を上げて、余裕で勝てたらいい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

【内匠宏幸】岡田彰布が言いかけた近本光司の状態、三振目立つ1番打者の「結果」に注目

 

2024年6月22日、DeNA戦5回裏阪神2死二塁、近本は三振に終わりベンチへ引き揚げる

 6月22日、敗戦後の阪神監督、岡田彰布は冗舌だった。バッテリーの不用意な配球、ミスが続いた守備、さらに公式記録員にまで言及した。その最後、誰も質問しないとなった時、「もうええんか? 近本のこととか…」と言い残し、その場を離れた。 【写真】近本をあたたかく抱きしめる岡田監督  近本のこと? 岡田は何かを言いたかったのだろう。でも1試合3三振に終わっていた1番打者に関する問いかけがなかったことで、このような取材の終わり方になったようだ。  敗れたといえ、明るい兆しはあった。何より4番が戻ってきたこと。久しぶりの大山の本塁打に甲子園は沸いた。だが、気になるのがやはり近本のことだった。  24日付のスポーツ新聞。打撃成績表を確認する。近本の成績はやはり不本意な数字が並ぶ。その中の三振数。近本は三振の少ないバッターというイメージが強くあった。プロ1年目は110個を記録している。それが2年目以降、数を半減させ、昨年は71個。それでも多いという印象だが、今季はシーズンの半分もきてない時点で45三振。まだイメージ通りのバッティングに至っていないようだ。  バットコントロール、ミート力、ボールの見極め力といったところで近本はリーグでトップクラスにいると思う。同様の打者がDeNAの宮崎で、彼は今年も三振しないバッター。ここまで喫した三振は13個。能力が互角と思う近本と宮崎に、ここまでの三振数の差が出るとは…。  三振は一概に悪いことではないが、近本が1試合3三振とは。だから岡田は近本の現況を明かしたかったのかもしれない。それは今後のタイガースのキモになる事象だからで、近本が1番で力を発揮しない限り、打線の上昇は望めない。1番に戻ったことで、本来の姿になるのでは、と思っていたが、それは甘かった。4番を打ったことで、少しばかりバッティングに変化があったのか。これは本人しかわからないが、いまの結果をみる限り、悪いイメージを引きずっているように見えて仕方ない。  昨年、リーグを席巻した阪神の1、2番。近本に本来の姿がないと同時に2番の中野も精彩を欠いたまま。近本が出ても、中野は塁を進めることができず、凡飛を打ち上げるケースが多い。盗塁を含め、この1、2番で仕掛けて、チャンスを大きくするという得意技は消え、単純な攻撃に終わってきた。  今後、阪神が混戦を抜け出すには? 大山や佐藤輝、森下の名前が出るが、実際はこの1、2番次第といえる。近本が3割に近い数字にもっていき、中野もまたつないで一、三塁といった形を作れるかどうか。なんといっても実績のある2人だ。近本はこのままで終わるはずがない。岡田が近本のことを言いかけたのは、やはりチームのキーになるからだ。「もう結果しか求められていないですから」と近本は語っている。彼の打率、三振数、四球数の推移に注目する時期にきた。【内匠宏幸】(敬称略)(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「岡田の野球よ」)

 

 

 

 

 

 

 

 

【阪神・近本 語る(2)】4番起用の意図「聞けるようになったら、聞いてみたい」

 

練習中、笑顔を見せる近本(撮影・北條 貴史)

 阪神・近本光司外野手(29)がスポニチの独占インタビューに応じ、あす21日のDeNA戦(甲子園)で再開するリーグ戦へ向け、「いい意味で岡田監督を目立たせないこと」を連覇のカギに掲げた。個人では、二塁打、三塁打を増やすことで、チームの得点力不足解消をもくろむ。交流戦でプロ初の4番を務めた今季の打順起用について、岡田彰布監督(66)との裏話も明かした。 (取材・構成 倉世古 洋平、石崎 祥平)  【近本光司 語る(2)】  ――交流戦で4番を12試合務めた。新たな発見はあったか。  「今まで1、2、3番を打ちましたけど、正直、打順の違いは、1打席目くらいしかないと思っていました。2打席目以降は、その時の順番だからという感じで、打順はあまり関係ないと思っていました。けど…」  ――違いがある。  「4番はちょっと違いますね。経験したからわかりましたけど、“確率の違い”ですね。前の打者が塁に出る確率を見た時に、7、8、9番が塁に出る確率と、1、2、3番が塁に出る確率は違うじゃないですか。だから、4番は、走者を置いて打順が回って来ることが多いと感じます」  ――走者が塁にいる機会が多いと、メンタル面が変わるか。  「7、8、9番がつくるチャンスは、だいたい2死で回ってくるんですよ。2死二塁か、三塁で、複数ランナーが塁にいることも多くない。1死三塁もあまりない。だから正直、“走者を還せたら大きいな”という感じですよね。でも1、2、3番がつくったチャンスは複数ランナーが塁にいたり、1死三塁も結構ある。その違いはあると思います」  ――走者がいた方が配球で絞りやすくなるケースもあるのか?  「それは自分の後ろの打者次第ですね。1番でも、3番でも、4番でも、後ろの打者の調子が良ければ僕と勝負をしてくるし、逆に調子が良くなければ、僕に対して(ボール球で)誘ってくるかな」  ――4番の経験が今後にどう生きるか。  「それはわからないです。現状でわかっていることは、打順によって確率が違うんだな、ということくらい。それが今後にどう生きるかは、その時になってみないとわからない」  ――岡田監督との話し合いで、「将来的に3番の方がいい」と言ったと伝わる。長打力を備えた3番を目指していると受け止めていいか。  「それは、1番か3番(のどちらを打ちたい)という二択のような話になったので。そこで急に違う打順を言ったら、意味がわからなくなるじゃないですか。“ずっと1番を打っていたので、将来的には3番を打ちたいです”とは言いましたけど、3番を打ちたかったわけではないです。そこで急に“4番を打ちたい、5番を打ちたい”って言ったら、監督は驚くじゃないですか(笑い)」  ――意外な真相。  「でも、不思議に思うことはあります。僕が“1番が楽です”と言ったことで、(5月12日から6試合続いた3番から)1番に戻りました。僕にそこまで聞いて1番に戻したのに、今度は4番に動かした。その意図って何だろうと考えます。今はそんなに聞ける感じでもないので(笑い)。聞けるようになったら、聞いてみたいですね」=おわり=