【楽天】今江敏晃監督が選出 交流戦影のMVPは太田光「彼の存在がなかったら交流戦は苦しい戦いになっていたんじゃないか」
交流戦初優勝した楽天の今江監督が19日、影のMVPに太田を選出した。 指揮官は「最優秀はピッチャー陣。野手は優秀選手賞。もちろん小郷も一番インパクトのある頑張りをしてくれた。みんなが頑張ってくれたので正直個人の名前を出すのは難しい。裏じゃないけどMVPは太田です」と紹介。理由について「ピッチャー陣を引っ張っていってくれたし、打つ方でもいいところで打っていた。彼の存在がなかったら交流戦は苦しい戦いになっていたんじゃないかと思う」と語った。 太田は交流戦16試合に出場し、打率2割3分1厘も、5月29日のDeNA戦(横浜)では本塁打を放った。選出された影のMVPは「僕自身は活躍した気がしない。試合に勝てたのはピッチャーが本当によく投げて、野手の人もすごくいいプレーをたくさんしてくれたから」と謙遜した。 この日は交流戦のMVP、優秀選手の発表があり、MVPには水谷(日本ハム)、優秀選手賞のパ・リーグは近藤(ソフトバンク)、セ・リーグは才木(阪神)が選ばれ、交流戦で優勝した楽天からは選出されなかった。これまで19度行われてきた交流戦で優勝チームの選手が表彰されなかったのは初めてだ。
【DeNA】筒香が国内FA権取得 4月に復帰し3年契約 「チーム勝利を一番に考え、全力プレー」
横浜DeNAの筒香嘉智外野手(32)が19日、出場選手登録日数が規定の年数に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。 米大リーグに挑戦した筒香は4月に横浜DeNAに5年ぶりに復帰し、3年契約を結んでいる。球団を通じ「今日までプロ野球選手としてプレーできたことを素直にうれしく思う。また、支えていただいた多くの方々に感謝したい。チームの勝利を一番に考え、全力でプレーしていきたい」とコメントした。 2010年に横浜高からドラフト1位で横浜(現横浜DeNA)に入団。16年に44本塁打、110打点で2冠に輝くなど日本を代表するスラッガーに成長した。19年オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ、レイズに移籍した。 古巣に戻った今季は31試合で打率2割3分、6本塁打、18打点を記録している。
【中日】188センチの謎の外国人選手がバンテリンDで練習参加…大塚コーチの紹介でチームに合流
謎の外国人選手が19日、バンテリンドームナゴヤで行われた中日の全体練習に参加した。球団によると、正体は米アリゾナ州にある、グランドキャニオン大を卒業したばかりのタイラー・ウィルソン。米ドラフト候補選手で、日本球界への興味を持っている。編成部門にも所属する大塚投手コーチの紹介でチームに合流した。身長188センチ、体重95キロで内外野を守るユーティリティープレーヤーだ。 父はレンジャースやドジャースで活躍した通算205試合登板の左腕、スティーブ・ウィルソン元投手。アップ前には自己紹介し、拍手で迎えられたウィルソンは、ディカーソンとともにランニングに加わった。20日も練習に参加するという。