阪神タイガース情報5/27 | NAOのNEWSブログ

NAOのNEWSブログ

初めまして アメーバブログへ引っ越し致しました
ぼくは身体障害者で電動車椅子に乗り、生活しています
いろいろ 記事を載せていきます
どうぞ よろしくお願いします。

【鳥谷敬】阪神貧打解消のカギを握るDH選手と打順 1番近本光司の前に置くのか後ろに置くのか

 

阪神近本光司(2024年5月25日撮影)

<鳥谷スペシャル>  日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(42)が27日、阪神貧打解消のキーポイントを考察した。チームは28日の日本ハム戦(甲子園)から交流戦をスタートさせ、31日ロッテ戦(ZOZOマリン)からはDH制も活用する。誰をどの打順でDH起用するのか。レジェンドは1番近本光司外野手(29)の役割にも注目している。【聞き手=佐井陽介】     ◇   ◇   ◇  阪神打線の状態が一向に上がりません。交流戦開幕直前の1週間は6試合で計10得点。単純計算で1試合平均1・67得点しか奪えていません。24日の甲子園巨人戦では戸郷投手にノーヒットノーランを献上。26日の同戦でも菅野投手に7回1死まで無安打に抑え込まれました。一方でチーム奪四球数はリーグ最多の160個。リーグワーストのチーム打率2割2分3厘で同2位の149得点をたたき出しているのは立派ですが、もうそろそろ打ち勝つ試合も増やして投手陣の疲労を減らしたいところです。  とはいえ、交流戦突入と同時にレギュラー陣の状態が一気に良化するかと問われれば、簡単に首を縦には振れません。そこで注目したいポイントがDH制の使い方です。ローテ通りであれば佐々木朗希投手との対決も予想される31日ロッテ戦(ZOZOマリン)から、阪神はDH制の試合を戦います。どの選手をDH起用するのか。どの打順に入れるのか。スタメン野手を1人増やせるゲームで打線にどうやって刺激を与えるのか、岡田監督の腕の見せどころです。  現状、DHスタメン候補は主に以下のメンバーになります。原口選手に糸原選手、ミエセス選手に前川選手、1軍昇格が報道されている小野寺選手…。好調の渡辺選手も三塁起用とのてんびんでDH起用の可能性もあるでしょう。これらの選手を1番近本選手、2番中野選手の前に置くのか、それとも後ろに置くのか。個人的にはこのポイントに注目しています。2人に走者をかえしてもらいたいのか、走者の2人をかえしてもらいたいのか、岡田監督の意図がDH起用と打順から読み取れるからです。  今の阪神打線でもっとも計算が立つ打者は近本選手といえるでしょう。近本選手も決して絶好調というわけではありませんが、それでも相手バッテリーからすれば、走者を置いた場面で近本選手を打席に迎えるのは嫌なはずです。岡田監督も本音をいえば、一時期試した3番で起用したい気持ちもあったのではないでしょうか。ただ、監督は近本選手と話し合った結果、彼が現時点でもっとも打ちやすいという1番での起用を決めました。そうなると、近本選手にポイントゲッターとしての役割を期待する場合、下位打線の層を厚くする必要が出てきます。  たとえば9番DHで糸原選手を使えば、下位打線でチャンスメークして1、2番でかえす、というイメージが湧きます。クリーンアップで原口選手をDH起用すれば、出塁した1、2番をホームにかえしてほしい、というメッセージにもなります。もちろん、相手の先発投手のタイプや相性によってDHの使い方は日々変わるでしょうが、これだけ打てない中でDH制を有効活用しない手はありません。DH選手につながせるのか、かえさせるのか。貧打解消へ、岡田監督の選択が興味深いところです。(日刊スポーツ評論家)

 

 

 

 

 

 

貧打にあえぐ虎打線 佐藤義則氏「これだけ打てなくて首位にいるのは驚き」 チーム打率はリーグ最下位、交流戦へ向けて打開策は?

 

阪神・大山悠輔

 連覇を目指す阪神はセ・リーグ首位で28日からの交流戦を迎える。ここまでチーム防御率がリーグ1位の2・17に対して、チーム打率はリーグワーストの・223。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏が貧打にあえぐ虎打線について語った。 【写真】26日の巨人戦はあと2人から痛恨逆転負け 岡田監督の表情が怖すぎッ   ◇  ◇  ◇  これだけ打てない打線なのに、首位にいること自体が驚きだ。4月には10試合連続2得点以下というのもあった。チーム打率はリーグ最下位。それでも、この位置で踏ん張れているのは投手陣の頑張りがあるからだ。  特に深刻なのは中軸の低調ぶり。4番・大山が打率2割ちょっと。開幕5番の佐藤輝は現在2軍で調整中。さらに3番を打つ森下はチャンスで勝負強さを発揮する場面もあるが、打率2割3分台では3番打者としては物足りない。調子の上がってきた近本、中野の1、2番がチャンスを作ってもクリーンアップがこんな状態では得点力が上がらないのも当然だ。  大山はなかなか状態が上向いてこない。強く振りたいという意識が強すぎるのか、上半身で振りにいっているのでバットのヘッドが走っていない。いわゆる腕が伸びた状態でスイングする「ドアスイング」になっており、これが、しっかりを球を捉えられず、速い球にも差し込まれる要因にもなっている。  佐藤輝は昨年ほど高めの球に空振りはしなくなったけど、それでもファウルなどでカウントを稼がれ、最後は低めの落ちる球を振らされる姿は、それほど昨年とは変わっていない。チャンスではブルンブルンと勢いよくバットを振るけど「当たりませんでした」の繰り返し。打てなかったとしても、バットに当ててなんとかしようとする必死さが伝わってこない。  期待は大きくても、打率2割前後で、守備でもミスが続くようではベンチの我慢も限界がある。交流戦では指名打者で起用する手もあるかもしれないけど、ファームでもあまり打ってないようだし、もうしばらく2軍調整が続くんじゃないか。  岡田監督は打線について「速い球に(振り)遅れるんやから」と嘆いていたが、そこが交流戦でも気がかりな点だ。パ・リーグはセ・リーグ以上に速い球を投げて力勝負を挑んでくる投手がたくさんいる。早急に対策を講じないと、さらに厳しい戦いをしいられる。  打ち込みの量を増やすなど、選手もそれぞれに復調の手がかりを模索しているとは思うが、一方で技術面だけでなく、フィジカル面にも問題があるのではないか。例えば、体のキレが足りないからバットを速く振ろうとしても振れない。結果、速い球に振り遅れている可能性もある。体にキレを出すためにランニングの量を増やすなど、単に打ち込むだけでなく、いろんなことを試していくことが大切だ。  投手陣が充実しているといっても、いつまでもずっとこの状態が続くとは限らない。シーズンが進むと、徐々に疲労も蓄積して、いずれは調子が落ちてくる時も来るだろう。投手陣が踏ん張っている間に打線が調子を上げておかないと、リーグ連覇への道は険しくなっていく。

 

 

 

 

 

阪神・佐藤輝に危機感与える“代役三塁手” 評論家が指摘する「貧打の打開策」

 

阪神は貯金「6」のリーグ首位でセ・パ交流戦に挑む

阪神・佐藤輝明【写真:小池義弘】

■巨人 2ー1 阪神(26日・甲子園)  昨季の日本一球団・阪神はセ・リーグ首位で交流戦に挑む。26日の巨人戦(甲子園)は1-2で敗れ、5カードぶりの負け越しとなったが、安定した試合運びを見せている。野球評論家の新井宏昌氏は「現状、打線に怖さはない」と指摘し、打開策の一つに佐藤輝明内野手の外野再転向を挙げた。 【写真】ショートパンツ姿に輝く笑顔… 阪神戦での“美しすぎるラウンドガール”の始球式  ここまで阪神は25勝19敗4分の貯金「6」で首位をキープしている。リーグワーストのチーム打率.223と状態の上がらない打撃陣をカバーしているのが投手陣だ。新井氏も「全体的にみてもこの位置(首位)にいるのが不思議なぐらい。他球団の状態もそこまで良くないのはあるが、投手陣の踏ん張りが大きい」と見ている。  近本、中野の1、2番はある程度の数字を残しているが、中軸の森下、大山、ノイジーは打率2割前半と苦しい状況が続いている。長打が期待される佐藤輝は攻守に精彩を欠き、5月15日に2軍降格となり、最短での1軍復帰も見送られた。新井氏は現状のチーム状況を考えると“三塁・佐藤輝”にこだわる必要はないと見ている。  今シーズンの佐藤輝の守備は勝負所での失策、記録には残らないが一塁へハーフバウンドの悪送球も目立っていた。一塁・大山が上手く捌きアウトにしていたが、不安定な送球は改善できないまま。守り勝つ野球を掲げる岡田監督にとっては悩みの種だろう。

代役の渡邉が連日の活躍「状況に応じた打撃はできている」

「三塁の守備は軽視できない。ミスをカバーできるほど打撃で数字を残していれば話は別ですが、そこまで至っていない。守備の負担が少ない外野起用を考えてもいいかもしれません。代役の渡邉、糸原が三塁で結果を残しているこの期間だからこそ練習はできます。経験もあるので、そこまで時間はかからない。  交流戦に入ればDHも使えます。また、外野の一角を担っているノイジーも助っ人としての成績は残せていない。他球団からみれば、調子が悪くてもラインナップに佐藤輝が入っている方が怖さを感じるでしょう」  佐藤輝の代役として「5番・三塁」で起用されている渡邉は25日・巨人戦で1号ソロ、26日・同戦でも菅野から先制点となる右前適時打を放った。試合数こそ10試合と少ないが、打率.308、1本塁打2打点をマーク。代役の役割を果たしていると言えるだろう。  新井氏も「阪神では数少ない強い直球に対応できる打者」と評価し「1年を通してレギュラーと言われれば ですが、小力もあり状況に応じた打撃はできている。相手投手によって糸原とのツープラトンでもいい」と口にする。  リーグ首位で挑む交流戦は28日からスタートする。岡田監督も認める“力のある”パ・リーグ投手陣をどう攻略していくのか、注目が集まる。