【オリックス】ヤクルトに完敗...投手陣が4被弾 先発・田嶋が山田とサンタナに被弾 斉藤は村上に特大2ラン 西川にも2ランを献上
■プロ野球 オープン戦 ヤクルト6ー1オリックス （17日 神宮） オリックスはヤクルトに敗れ2連敗、オープン戦は6勝3敗1分となった。投手陣は先発・田嶋が山田とサンタナに被弾、2番手・斎藤が村上と西川に被弾し計4被弾で6失点。打線は7安打で1得点に終わった。 先発・田嶋はオープン戦2度目の登板、前回の10日・ヤクルト戦は2回をパーフェクトに抑えた。だが1回、先頭・山田にレフトスタンドへ2号ソロを放り込まれ1点を先制される。 打線はヤクルトの新外国人右腕・ヤフーレに2回2死からゴンザレスの一ゴロをオスナがファンブル、西野の右安打で一・二塁とするが廣岡は遊ゴロに倒れた。 田嶋は2回、先頭・サンタナに右中間スタンドへ1号ソロを叩き込まれ、0ー2となる。 3回の攻撃で石川と太田の連打で無死一・三塁に。トーマスは空振り三振も紅林の投ゴロ間に1点を返す。 田嶋は4回にオスナとサンタナにヒットを打たれ1死一・二塁に。青木にセンター前に安打を運ばれるが廣岡と紅林の中継プレーでオスナを本塁で刺し、続く中村も中飛に仕留め無失点で切り抜けた。 田島は5回を投げ67球、6安打1四球5奪三振の2失点でマウンドを降りる。一方、打線は5，6回と安打が出るも後続がつながない。 6回は2番手・斉藤が頭・西川に中安打、1死後に村上にライトスタンド最上段に2号2ランを打ち込まれ、1ー4となる。斉藤は7回も続投し先頭・濱田に四球、続く西川に右中間スタンドへ1号2ランを運ばれ、1ー6となる。 打線は8，9回も奮わず7安打の1得点に終わった。
広島・アドゥワ、5回1失点で開幕ローテ入りへ結果残す 黒原も二軍戦で好投
オープン戦 広島 2 － 2 DeNA ＜3月17日・マツダスタジアム＞ 広島のアドゥワ誠投手（25）がDeNAとのオープン戦に先発登板。5回5安打1失点の粘投を見せ開幕ローテ入りへアピールした。試合は悪天候により、7回途中降雨コールドで引き分けに終わった。 アドゥワは初回、制球に苦しみ安打や死球などで一死満塁のピンチ。それでも4番・石上を空振り三振に仕留めるなど無失点スタートを切った。2回以降は修正し4回まで無失点。5回は味方の失策などで一死一、二塁のピンチを招き、3番・佐野に中前適時打を浴び1点を失った。 それでも、後続をピシャリと封じ5回77球、5安打1失点、3奪三振2四死球の内容で降板。オープン戦3試合での防御率は2.38となった。 広島の開幕ローテは九里、森下、床田、大瀬良、新外国人・ハッチの5人が当確。残る1枠をアドゥワ、黒原、玉村で争う構図となっており、この日は二軍・阪神戦に先発した黒原も、5回2安打無失点とアピールした。
ソフトバンク、主力は健在＆若手は猛アピール 西武3連戦に勝ち越し
5回1死三塁、中前適時打を放った山川はベンチ前で柳田（右）の出迎えを受ける（撮影・栗木一考）
◆オープン戦・ソフトバンク9―3西武（17日、ペイペイドーム） ソフトバンクが西武との3連戦で勝ち越しを決めた。 ■「泣ける」ウォーカーが古巣恩師とサムアップ2ショット【写真】 打線は1点を先制された直後の初回に同点として、なお1死三塁で山川が勝ち越しの左前適時打を放った。3回には栗原がオープン戦1号となるソロ本塁打を放つと、5回にも山川、近藤、中村晃の連続適時打で4点を追加した。 若手にとってはテスト期間と位置づけられた最後の試合で、2番中堅でスタメン出場した育成の緒方が2安打で存在感を発揮。5回には代走で出場した育成の川村とともにダブルスチールを決めて、追加点を生み出した。6回には育成の仲田が代打で二塁打を放ち、オープン戦初ヒットを記録した。 開幕ローテ入りが有力な先発のモイネロは5回1／3で104球を投げ、2失点でまとめた。救援陣も安定した投球を見せた。