阪神タイガース情報1/20 | NAOのNEWSブログ

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熾烈なローテ争い、レギュラー脅かす新星出現に期待…阪神キャンプの見どころ

 

阪神・岡田監督 (C) Kyodo News

◆ 球団初の連覇目指し本格始動!  阪神は1月19日、2月1日からスタートする春季キャンプの一軍帯同メンバーを発表した。新人ではドラフト2位の椎葉剛投手(21=徳島インディゴソックス)が唯一のメンバー入り。ともに高卒2年目の門別啓人投手(19)と茨木秀俊投手(19)も一軍スタートとなった。昨年に引き続き、一軍は沖縄県宜野座村、二軍は沖縄県うるま市で実施。連覇を目指す阪神キャンプの見どころを探る。 ●12球団屈指の先発陣、開幕投手争いも激戦  昨季の先発防御率はリーグ1位の2.79。先発陣の充実ぶりは12球団屈指だ。昨季100イニング以上を消化した投手は伊藤将司、村上頌樹、大竹耕太郎、才木浩人、西勇輝、青柳晃洋と6人もおり、あとに続く西純矢や昨シーズン途中に先発に転向したジェレミー・ビーズリーも虎視眈々と開幕ローテ入りを狙う。キャンプ一軍スタートとなった門別と茨木がどこまで通用するかにも注目。ドラフト1位の下村海翔(青学大)は二軍スタートだが、即戦力候補をじっくりと調整させられる余裕が王者にはある。 ●救援陣も充実、開幕一軍入りをかけたバトル開始  リリーフ陣は、昨シーズン登板数トップ3だった岩崎優、加治屋蓮岩貞祐太の3投手が二軍スタート。実績組がマイペースで調整を進める間に、新人の椎葉や現役ドラフトで加入した前オリックスの漆原大晟、新外国人右腕のハビー・ゲラはしっかりとアピールしたい。守護神返り咲きを狙う湯浅京己、昨季終盤に好パフォーマンスを見せた岡留英貴ら既存戦力の突き上げにも期待。救援陣の開幕一軍争いも激戦必至だ。 ●レギュラーを脅かす新星は現れるか?  攻撃陣はまず、昨季のレギュラー陣がケガなくシーズンインできるかが最大の焦点。その中で主力を脅かし、アクシデントや不振の際にしっかりカバーできる新戦力の出現に期待がかかる。外野では覚醒が待たれる井上広大と前川右京に加え、育成入団ながら昨年11月に支配下昇格を果たした右のロマン砲・野口恭佑が一軍メンバー入り。キャンプ初日から火花散らすアピール合戦に期待したい。  阪神の一軍キャンプメンバーは以下の通り。 <投手> ハビー・ゲラ、西純矢、西勇輝、青柳晃洋、椎葉剛、伊藤将司、門別啓人、漆原大晟、才木浩人、浜地真澄、及川雅貴、村上頌樹、桐敷拓馬、茨木秀俊、大竹耕太郎、富田蓮、岡留英貴、湯浅京己、石井大智、ジェレミー・ビーズリー <捕手> 梅野隆太郎、坂本誠志郎、藤田健斗、中川勇斗 <内野手> 木浪聖也、大山悠輔、熊谷敬宥、佐藤輝明、渡邉諒、小幡竜平、中野拓夢、植田海 <外野手> 森下翔太、近本光司、シェルドン・ノイジー、井上広大、ヨハン・ミエセス、前川右京、小野寺暖、野口恭佑

 

 

 

 

 

 

 

【阪神】岡田彰布監督「1回見てみよう」 ドラフト2位159キロ右腕 椎葉剛を1軍キャンプ抜てき

 

阪神合同スタッフ会議の後、記者の質問に答える岡田彰布監督(カメラ・豊田 秀一)

 阪神は19日、2月の春季キャンプのメンバーを発表し、ドラフト2位・椎葉剛投手(21)=四国IL・徳島=が新人で唯一の1軍スタートを勝ち取った。兵庫・西宮市内で開かれたスタッフ会議。岡田彰布監督(66)はルーキー全体について「無理をさせる必要ない」と方針を固めた上で、最速159キロ右腕に限り「椎葉は全然、大丈夫やから。1回見てみよう」と抜てきした。  1位の下村(青学大)を含め、他のフレッシャーズは2軍スタート。昨季の日本一軍団は層が厚く、焦って即戦力を求める必要がない。この日の新人合同自主トレでは、育成を含めた5投手全員がブルペン入り。いずれも調整は順調だが、過去の故障歴なども踏まえ、冷静に判断した。  17日に、真っ先にブルペン入りするなど、仕上がりでもリードする椎葉。先発タイプの下村が盤石のローテに最初から割って入ることが至難の業である一方、救援陣には食い込む余地がある。徳島での昨年1年間で球速が10キロ以上も増すなど急成長中。岡田監督は以前から「『今年の戦力』なら椎葉」と注目しており、「そら完成品じゃないけど、(1軍選手と)一緒にやることで自然と身につくこともある」と期待した。  椎葉はこの日、兵庫・鳴尾浜で捕手を立たせて30球。「順調です。自分のできることをして、どこまで通用するか楽しみ」と意気込んだ。指揮官は調整を一任する岩崎、岩貞らベテランの2軍スタートも決め「その分、枠がある」。目玉候補は社会人のミキハウスでの戦力外から独立リーグで花開いた剛腕だ。(安藤 理)  ◆椎葉 剛(しいば・つよし)2002年3月18日、大阪・堺市生まれ。21歳。三原台小1年から高倉台ポニーズで野球を始め、三原台中では富田林ボーイズ所属。長崎・島原中央高を経て、ミキハウスでは3年目オフに戦力外。昨年入団した四国IL徳島では22試合登板、3勝0敗1セーブ、防御率2・31。変化球はカーブ、スライダー、フォーク。182センチ、94キロ。右投右打。年俸1000万円。  ○…阪神は昨年に続き、2月11、12日に1・2軍合同紅白戦を行う。1軍キャンプ地の沖縄・宜野座に集合。岡田監督は「そこでまた(メンバーを)入れ替える」と予告した。故障や調整の遅れがない選手は全員が出場し「その辺がまず第一段階」と開幕1軍をかけたサバイバルがスタート。指揮官はそれ以前の2軍視察も「最初のクールで(杉山)オーナーと(秦)会長が来るから、一緒に行くんちゃうか」と示唆した。

 

 

 

 

 

阪神ドラ1下村が初ブルペン「いい緊張感で投げられた」 鈴木啓示氏は「将来性を感じさせる」

 

下村のブルペン投球連続写真

 阪神の新人合同自主トレでは、19日にドラフト1位の下村海翔投手(21=青学大)らルーキー4人がブルペン入りした。下村と同5位・石黒佑弥投手(22=JR西日本)、同6位・津田淳哉投手(22=大経大)は初ブルペン。2度目となった同2位・椎葉剛投手(21=四国・徳島)も含め、本紙評論家の鈴木啓示氏(76)が投球をチェックした。  ドラフト1位・下村が、初のブルペン投球で大器の片りんを示した。捕手を立たせた状態で直球のみを20球。久保田1軍投手コーチ、和田2軍監督ら首脳陣が見守る中、テンポ良く投げ込んだ。  「硬いブルペンで投げやすかったです。いろんな人に見られながら、いい緊張感で投げられたと思います」  表情にも充実感がにじんだ。7~8割の力感から放たれる、切れのある直球を受けた片山ブルペン捕手は球質、制球力を評価。特に、昨季大ブレークした村上のような“ナチュラルカットボール”に舌を巻いた。  「安定した球筋は持っていますね。カット系の真っすぐが多かったかな。武器になると思う。ボール自体は、やっぱりさすがドラ1」  下村自身は「真っすぐ投げたい」と納得いかなくても、評価されるのはプロで勝てる素材だという証拠。投球前には背番号19の先輩でもあり、自主トレに訪れていた藤浪にあいさつを済ませた下村。憧れの右腕とがっちり握手を交わし「頑張ってね」と声をかけられ、「メッチャ、デカかったです。うれしかった」と声を弾ませた。  春季キャンプは大学時代の故障歴を考慮され、2軍スタートが決定した。岡田監督は「トレーナーからのアレ(報告)やけどな。今日もだいぶ投げてたみたいやけど。そこまで2月1日に合わせてやらせる必要がない。2月1日は練習のスタートの日なんやから、今年のスタートじゃないから」と説明。まずはシーズンの開幕を万全の状態で迎え、キャンプでは焦らせない方針を示した。ただし昨季から2軍も沖縄の具志川市でキャンプを行っていることから、状態次第ではキャンプ中の1軍昇格の可能性もある。  当の本人は「別にどっちにいてもやることは変わらないので、やることをやるだけです」と自然体。最速155キロ右腕は、人生初めて踏み入れる沖縄の地で、着々と牙を研いでいく。(石崎 祥平)  【鈴木啓示チェック】将来性を感じさせる“初投げ”だった。まず評価したいのは左足を上げた時に、右足にしっかり体重が残り、しかもブレることがない点。下半身が安定しているから、投げ急いでバランスを崩すことは少ないはずだ。  その左足は捕手に対して、真っすぐ踏み込んでおり、体の粘りと球の切れにつながっている。捕手を立たせたままの初投げだが、それでも腕は振れていた。フォームのバランス、リリースのタイミングにも問題はない。楽しみな投手だ。  2軍スタートとはなったが、勝負はまだこれから。焦ることなく、自分の投球を磨いてほしい。2軍スタートだからこそ、感じるものはあるはず。力任せでは球は走らない。力むとボールは散って、制球は安定しない。バランスのいいフォームを身につける時期だと心得てほしい。  アウトローへのコントロールだけは絶対に負けないというものを、キャンプでつかむことができれば、プロでの成功に近づく。下村にとって、これからが大事な時期だ。