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坂元達裕、23年12月度の英2部PFA最優秀選手候補6人にノミネート…月間7試合で3得点2アシストを記録

 

昨年12月の7試合で3得点2アシストを記録

コベントリーで活躍する坂元達裕【写真:Getty Images】

 イングランド2部コベントリー・シティのMF坂元達裕が、2023年12月度のPFA(プロ選手協会)月間最優秀選手賞にノミネートされた。 【動画】「なんて選手だ」「一体誰?」 コベントリー坂元達裕“キレキレ突破”の瞬間  昨夏にベルギー1部オーステンデからコベントリーに加入した27歳のレフティーは序盤戦こそゴールに絡む機会はなかったが、ここ1か月あまり目覚ましい活躍を続けている。  昨年12月8日に行われた第20節バーミンガム戦(2-0)で今季初アシスト、16日の第22節リーズ・ユナイテッド戦(1-1)で2アシスト目を記録。さらに23日の第23節サンダーランド戦(3-0)で今季2得点目をマークすると、26日の第24節シェフィールド・ウェンズデイ戦(2-0)では初の1試合2得点を決めて勝利に貢献。過密日程の中で12月は7試合で3得点2アシストの数字を残した。  坂元は元日の第26節ミドルスブラ戦(3-1)でも2得点と勢いに乗っている。ファン投票で決まる12月度のPFA月間最優秀選手賞で他5選手とともにノミネートされた。コベントリー公式X(旧ツイッター)は、「このスーパースターにトーキョーからも投票して」と東京出身・坂元への投票を呼びかけていた。  イングランドの地で急激に評価を高めている坂元は、表彰を受けることができるだろうか。  ノミネートされているのは以下の6選手。 アダム・アームストロング(サウサンプトン) クリセンシオ・サマーフィル(リーズ・ユナイテッド) モーガン・ウィッタカー(プリマス・アーガイル) パトソン・ダカ(レスター・シティ) ステフィー・マヴィディディ(レスター・シティ) 坂元達裕(コベントリー・シティ)

FOOTBALL ZONE編集部

 

 

 

 

 

「遠藤航なしのリヴァプールは考えられない」なぜ短期間で不可欠な存在になれたのか?西大手紙副編集長が徹底分析

 

遠藤航はなぜすごい?

遠藤航(C)Getty Images

昨年8月、突如として成立した遠藤航のリヴァプール移籍。シュトゥットガルト主将としてブンデスリーガでは名のある存在だったが、イングランドではあまり知る人はおらず、獲得した経緯(モイセス・カイセド&ロメオ・ラヴィアの失敗)もあって現地では物議を醸した。加入からしばらく適応に苦戦したことも、辛口コメンテーターの批判に拍車をかけている。 遠藤航、現地イギリスでの評価は? しかしカップ戦を中心に徐々に出番を増やしていくと、チーム状況もあって年末年始の過密日程でフル稼働。唯一公式戦8試合連続出場を果たし、その持ち味を存分に発揮すると、日本人として初めてリヴァプールの月間最優秀選手賞に輝いた。わずか1カ月で、チームに欠かせない存在になったのである。 では、遠藤は何が優れているのか? なぜ短期間で適応し、ユルゲン・クロップ監督にとって手放せない存在となったのか。スペイン大手紙『as』の副編集長を務めるハビ・シジェス氏が、日本代表キャプテンを徹底的に分析する。 文=ハビ・シジェス/スペイン紙『as』副編集長 翻訳=江間慎一郎

リヴァプールに欠かせない存在に

欠かせない存在に(C)Getty Images

遠藤航(30)のような選手は稀だ。表面的にはあまり目立っていないながらも、自チームに巨大な実利を生み出している彼は、ピッチ上における真のバランサーである。 リヴァプール加入直後の遠藤は、確かに苦しんでいた。が、弱火で少しずつ煮詰めていったその影響力は、今やチームに欠かせない偉大な隠し味となっている。 「彼がいなければ、現在の私たちは一体どこに立っていたのだろうか?」 少し前に、ユルゲン・クロップはそんなことを語っていた。その問いかけの答えは、遠藤がアジアカップに参加するこの1月に明らかとなるが、いずれにしても日本代表MFはプレミアリーグを代表する強豪チームに短期間で適応し、いなくなれば大きな不安を覚えさせるほどの信頼を勝ち取ったのだった。

「ポジションを失うことはない」

「ポジションを失うことはない」(C)Getty Images

正直に言って遠藤のリヴァプール加入は、そのほかの獲得候補のネームバリューと比較すればクラブのサポーターに大きな期待を生じさせるものではなかった。しかしこの日本人こそが、レッズにぴったりとはまる指輪だったのである。現在のクロップは夏にモイセス・カイセドを獲り逃したことをまったく悔やんでいないはずだ。このドイツ人指揮官は対戦相手の守備から攻撃へのトランジションを妨げるため、デュエルにおけるインテンシティー、プレスおよび後退守備の正確性をこよなく愛しているが、遠藤はそれらすべてを長所にしているのだから。 遠藤がリヴァプール加入当初に出場機会を得ていなかったのは当たり前のことだ。たとえ彼の選手としての成熟ぶりが成功を約束していたとしても、ステップアップの移籍を果たしたならば、適応する時間はどうしたって必要になる。シュトゥットガルトからリヴァプールへ……その両クラブ間の移籍ではプレーの方法も変えなくてはならない。 リヴァプールは常に試合の主役となることを義務付けられており、クロップの敷く大胆不敵な掟を隅から隅まで頭に入れておく必要がある。遠藤はわずかな出場時間しか得られないプレミアリーグ、より長い間ピッチに立っていられるヨーロッパリーグでその掟を学んでいき、アレクシス・マック・アリスターの負傷離脱後に、ついに定位置を奪取している。これから遠藤がポジションを失うことは、まずないだろう。これ以上ぴったりはまる指輪は、おそらくそうは見つかるまい。

 

 

 

 

 

 

ジローナの躍進が教える「相手を引き付けてからパスを出すこと」の重要性

 

ドリブル突破を図るジローナのヤン・コウト

ジローナのスペクタクルなサッカーを見ていると、“指導者時代にもっと徹底して教えておけば良かったな”と思うことがある。

それが「相手を引き付けてからパスを出すこと」だ。

「フリーの仲間へパスを出す」ことを教えるのが最重要で最優先なのだが、その次に子供が知っておくべきことは「相手を引き付けてから……」である。

引き付けて出すのと引き付けないで出すのでは、「ボールを繋いで崩す」のと「ボールを繋ぐ」という差になって表れる。引き付けて出せば、引き付けられた選手(自分へのマーカー)が直ちに守備に対応できない。ダッシュが空振りし逆を突かれて姿勢が崩れるから。結果、自分へのマークは甘くなるし、パスの受け手へ寄せる動きも鈍る。

ボールを持つ→引き付ける→パスを出す→相手の体勢が崩れ、自分へのマークが甘くなる→動いてリターンをもらう。以上の一連の動きだけで、引き付けられた選手(=自分へのマーカー)は無効化され、リターンをもらった自分はフリーで、近くの味方との2対1の数的有利ができている。もちろん、以上は一瞬のことで、もたもたしていると相手は体勢を整えてまた数的同数に戻ってしまうのだが。

「崩す」というとドリブルとかトラップ&フェイントとかワンツーとか技術的なレベルの高いプレーを想像するが、スペースと時間に余裕ある自陣なら「引き付けて出す」だけで十分崩すことができる。

引き付けて出すことにはもう2つメリットがある。1つは相手にプレスを強制することで疲れさせること。2つ目は味方にパスコースを作る間を与えることだ。 自陣ゴール前からジローナが足下にボールを繋ぎながらするすると上がって来れるのは、ゆっくりプレーして相手にわざとプレスさせ、同時に周りもボールをもらいに行き、それをかわしてパスを出す、という連続をチーム全体でスムーズに行っているからだ。

彼らのボール出しにはキーマンがいない。誰が絡んでも同じコンビネーションが正確にできる。