阪神タイガース情報1/2 | NAOのNEWSブログ

NAOのNEWSブログ

初めまして アメーバブログへ引っ越し致しました
ぼくは身体障害者で電動車椅子に乗り、生活しています
いろいろ 記事を載せていきます
どうぞ よろしくお願いします。

大竹耕太郎が語った涙の巨人戦 打線の奮起に揺さぶられた心「勝負つくまで投げたかったのが本音のなかで」【独占】

 

甲子園は「浜風にすごくフィットする」

甲子園で快投を続けた大竹。阪神の快進撃を支えた左腕は、その想いを赤裸々に語った。写真:産経新聞

 現役ドラフトでの阪神入りから日本シリーズ制覇まで駆け抜けた大竹耕太郎。  キャリアの転機とも言える1年を技巧派左腕は、どのように過ごしたのか? その時々で感じたこととは? 『CoCoKARA Next』が行った単独インタビューを3回に分けてお送りする。 【動画】打撃でもセンスを発揮! 大竹耕太郎が華麗に決めたバスターシーンをチェック  ソフトバンクから加わった阪神の「文化」を語った第1回に続く第2回は、熱烈な“虎党”が集う本拠地・甲子園球場、自身の刺激ともなった岡田彰布監督について語ってもらった。 ―――◆―――◆―――  23年シーズンの大竹は甲子園で12試合に先発した。結果は5勝1敗、防御率2.28と好成績を記録。計75イニング投げ、与えた四球はわずか4つ。優秀な投手であるかを推し量る指標のひとつ「K/BB(与四球1つあたりの奪三振数)」は驚異の12.75を叩き出した。  まるで水を得た魚のようにスイスイと投げ込む姿が印象深い。では、“新天地”甲子園での投球を本人はどのように考えていたのだろうか?  大竹はこう語る。 「基本的にライト方向の打球は(浜風で)全部戻ってくるので、困ったらライトに打たせる。どうやったら(打者が)ライトに打つようにピッチングできるかな? とは考えていました。いつから環境に噛み合っていたか? 最初からですね。  最初の登板から浜風は加味して投げていましたし、逆にそれは相手もわかっているので、逆手にとってインコースを使ったりとかもしました。ただ、基本的には僕が得意とするピッチングが浜風にすごくフィットする。すごく投げやすくはありますね。球場も広いですし」  数ある甲子園での登板でも、5月27日の巨人戦で上げたキャリアハイの6勝目が印象的だった。7回無失点で好投しながらも、スコアレスで代打を送られた大竹は、直後に近本光司が先制打を放つと、ベンチで涙。タオルで顔をぬぐう姿はSNSなどで話題となった。  少し気恥ずかしさもありつつも、本人に振り返ってもらった。 「前の登板(5月20日、広島戦@甲子園)でも0-0でずっといって、9回にサヨナラで勝った(森下翔太がサヨナラ打)。チームは勝ってはいるけど(自身には)勝ちがつかなかった試合で。その日も同じようにずっと0-0でいっていた。  自分としては勝負つくまで投げたかったのが本音のなかで、監督が勝負所と見て代打を出されたので『あぁ、また……。投げたかったな』と思ったところで打線がつながって点を取ってもらった。高校野球、中学校の試合をやっている時の感覚。プロ野球ってどうしてもこの試合を落としても次があるので、絶対。そんななかでトーナメントをしているかのような感覚でしたね」  あの涙には前段があったのだ。2試合続けて7回無失点のHQS(先発投手が7イニング以上を投げ、かつ自責点を2失点以内に抑える)を達成しながらも、援護に恵まれず降板……。そうした状況で飛び出した打線の奮起に、心を揺さぶられた。

 

 

 

 

 

 

 

【阪神】「開幕なんて誰でもええで」盤石の投手陣の編成に言及/岡田監督×吉田義男氏対談3

 

日刊スポーツ評論家の吉田義男氏(右)と対談した岡田監督(撮影・加藤哉)

 阪神岡田彰布監督(66)と吉田義男氏(90=日刊スポーツ客員評論家)が、盤石の投手陣について意見を交わした。今年に期待する投手に、気になる開幕投手守護神選定を話した。 【写真】新たな座右の銘「球道一筋」と書かれた色紙を持つ吉田義男氏と岡田監督  【取材・構成=古財稜明、寺尾博和編集委員、高原寿夫編集委員】     ◇   ◇   ◇   -ピッチャーで楽しみな選手は  岡田監督 そら、門別とかあのへんやで。  吉田氏 門別は楽しみですな。それに秋山はどうしてますの? 少ないチャンスかもしれませんが、秋山のようなベテランの力も必要になってきますよ。  -他球団では昨年は最初DeNAを注目していた  岡田監督 DeNAは23年がピークやと思ってたよ。あんなバウアーとかもインパクトあったしね。  -他球団も補強に動いているが警戒は  岡田監督 まあ警戒はそんなしないけど、もう、こっちのな、チームのレベルアップっていうか、それだけやで。絶対的なところは浮かんでけえへんやろ。  2-開幕投手は  岡田監督 開幕なんて誰でもええで。そんな意味あるかなあ。だから、クライマックス(シリーズ)も日本シリーズも初戦決めたの安藤(投手コーチ)やで。俺なんにも言うてないよ。  吉田氏 そういう意味ではベンチにいた安藤、ブルペンを仕切った久保田はよくやったんと違いますか。平田ヘッドをはじめ、コーチ陣も監督を支えました。  -抑えは湯浅が良ければ湯浅か  岡田監督 まあ、どうやろなあ、あれ。湯浅のええとこは見てないからなあ(笑い)。ブルペンピッチャーもあれよ、やっぱりイケイケはあかんねん。どっちか言うたら湯浅はイケイケで投げるからな。まあ久保田(現1軍投手コーチ)は(複数)イニング行けるからな、延長10回、11回まで行けるからなあ。やっぱりイケイケはあかんわ。久保田もちょっと慣れてきたらイケイケなったもんな。最初は慎重に投げとったけどな。  -藤川球児は慎重だった  岡田監督 球児は慎重。今一番慎重なのは岩崎や。打たれそう思ったらフォアボール出しよるんよ、うまいこと。それが一番なんよ、後ろのピッチャーで。(ちょっと逃げて)そうそうそう。  -イケイケというのは真っすぐで常に勝負  岡田監督 そうそうそう。コントロール勝負じゃなしにな。空振り取れたらええけどね、空振り取れん時はもう怖いもん。  吉田氏 技で歩かすっていうのは、これは大きな勇気と技術ですよ。極端に言えば昔のピッチャーは嫌なバッターを歩かしてゲッツーとかね。  -そのへんは自分でコントロールできる  岡田監督 もう、とにかく点をやらないいうことをね、まず大前提やからなあ。ランナー出しても点やらないというのがな、抑えなんか特にそうや後ろは。8回、9回なんか特に。  -投手力の見極めは特に甲子園では大事  岡田監督 (巨人前監督の)原は「お前どないして後ろ選んでんねん」言うたら、「抑えは酒の飲まんピッチャーを選んでた」言うてたな(笑い)  -今だったら阪神の誰が飲むとか分かってるのか  岡田監督 いや、分かってない、分かってない。大体よう酒飲むのは、めっちゃめちゃ汗かくやろ? 大魔神(元横浜の守護神、佐々木主浩)とか藤川球児とかなあ。めっちゃめちゃ汗かいとったよなあ(笑い)  -岩崎はクール  岡田監督 おーん。岩崎そんな酒飲めへんやろ? 俺そういう感じするわ。緊張して、酒出てないやんか(笑い)。巨人の駒沢大出身の、河原(純一)か、抑えやってた時あったやん、あん時言うとったわ。「酒飲まんやつを後ろに選んだ」言うて。  -なるほどって思ったのか  岡田監督 いやいや。そういえばよう汗かくやつおるなあって思っとった、大魔神とか。もう汗、1イニングで汗びっしょりやで、後ろのピッチャーなのに(笑い)

 

 

 

 

 

 

阪神日本一、スカウト部は「もう一つのMVP」称えられるべき独自の戦略とは

 

近本活躍でスカウトの目の確かさが証明された(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 文句なしの選出と言ってもよいでしょう。  2023年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、年間大賞は今シーズンの日本一に輝いた阪神・岡田彰布監督が、優勝を示した「アレ(A.R.E.)」に決まりました。  日本一の要因については各メディアで様々な考察がなされていますが、あるスポーツ紙のデスクはこう断言します。 「阪神のスカウト部こそ『もう一つのMVP』ですよ。独自の戦略のもと、信念を持って、チームに必要な選手を獲得して、それが日本一の原動力になりましたからね」  そして、その功績を以下の2つの通り、語るのです。 (1)メディアの雑音を気にしない  阪神は人気球団ゆえに注目度も高く、ドラフト指名についても「外野」の声は例年、大きいもの。特に1位指名は甲子園のスターといった「有名人」を欲する傾向があり、「名より実」の選手を獲得した場合、思わぬ批判にさらされる時もあります。  しかし、阪神のスカウト部はブレませんでした。 「2016年は創価大の田中正義投手が5球団競合となり、高校生も作新学院の今井達也投手、横浜の藤平尚真投手、履正社の寺島成輝投手ら逸材がズラリでした。そんな中、阪神の1位指名は白鷗大の大山悠輔選手。注目度がそれほど高くない関甲新学生リーグの選手ということもあり、散々な言われようで、ドラフト専門誌の採点が『55点』の超辛口だったことは今でも語りぐさです」 「2018年もそうです。阪神は1位で大阪桐蔭・藤原恭大外野手、立命館大・辰己涼介外野手を抽選で外した後、外れ外れ1位で大阪ガス・近本光司外野手を獲得します。これには前述のドラフト専門誌が『50点』と低評価したものです。小粒な大卒社会人に映ったかもしれませんが、近本がいなかったら今年の日本一はなかったともいえます。信念のスカウティングは実った形です」 (2)独立リーグも「いいものはいい」  今秋のドラフト会議では育成も含めて独立リーグからNPBへ史上最多の23人が指名されました。  阪神は早い段階から独立リーガーを果敢に指名して、戦力へとしてきたのです。 「阪神は2018年のドラフト6位でBC富山から湯浅京己投手、2020年のドラフト8位で四国IL高知から石井大智投手を獲得しました。二人の入団後の活躍についてはここに記すまでもないでしょう。そして今秋ドラフトでも四国IL徳島からMAX159キロの剛腕・椎葉剛投手を獲得しました。バックグランドにかかわらず『いいものはいい』と見定められるのも、スカウトが自身の眼力を信じているからです」  現場と編成がそれぞれ持ち場で全力を尽くして、勝ち取った日本一。連覇を狙う2024シーズンも強い猛虎が見られそうです。