阪神タイガース情報12/31 | NAOのNEWSブログ

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岡田阪神はリーグ連覇できるのか…話題の“タイガース本”著者が明かす「こりゃ、強いぞ」と断言できる根拠

 

“阪神の面倒くさい部分”

豪快にビールを浴びせかけられる岡田監督

 2023年4月、私は6冊目の著書となる『阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや?』(光文社新書)を上梓させて頂いた。内容は、その題そのままです。その時点でも、2005年以来、リーグ優勝から遠ざかり、1985年にまで遡る日本一にいたっては、1935年に球団発足という戦前から脈々と続く長き歴史の中で、その1回しかなかった。 【写真を見る】阪神の日本一で「アレ」が流行語大賞の年間大賞に! 授賞式に臨んだ岡田監督の破顔一笑  なんでや? 勝たれへんのは、なんでやねん? 

 日本一翌年の1986年から、その次のリーグ制覇となる2003年の前年、2002年までの計17シーズンで、最下位10度を含む、Bクラス15度。1990年代には「ダメ虎」「大阪の恥」とまで呼ばれたことすらあった。  ちょっと勝てば、選手はちやほやされる。スポーツ紙は、ほぼ毎日1面で、劇的な勝利でもしようものなら、1面から2面、3面は当然、4面あたりにもあふれ、最終面と1面とが連結してのカラー面で大展開。  打てばヒーローだが、その翌日にチャンスで凡退すれば、いきなり非難の的。上げては、すぐに落とされる……のエキセントリックな環境で、阪神で主力を張り続け、成績を出し続ける困難さは、それこそ計り知れない重圧だ。そういう“阪神の面倒くさい部分”を描かせてもらった。  なのに、そうした種々の問題点をあぶり出した本を出した途端に38年ぶりの日本一。完全に“逆張り”したかのような題名は、皮肉どころか、もはや私の見る目のなさの証明です。

本を書いた球団が“3連覇”

 仕事抜きでは阪神ファン。だから、嬉しいんです。でも、この題の本、書いたときに、なにも日本一にならんでええやん……。  つい、ぼやきたくなる。それが阪神タイガースなのです。  だから? なのだろうか。 「『阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや』の著者である喜瀬さんだからこそ、あえてお聞きしたいのですが、来年の阪神をどう見ていらっしゃいますか?」  今回、デイリー新潮の編集サイドから、こんな要望が届いた。しかもこの質問、だいぶ“含み”があるようです(笑)。  私の著書『ホークス3軍はなぜ成功したのか』(光文社新書)は2020年4月に出版されたのですが、その年、ソフトバンクは4年連続日本一を達成。続いて『オリックスはなぜ優勝できたのか』(光文社新書)は2021年12月出版ですが、当初のテーマは、四半世紀も優勝から遠ざかっているオリックスの“なぜ”を追う内容。ところが、取材を進めていた2021年夏を過ぎた頃から「これは優勝かも」と取材内容を修正、原稿の締め切り直前に優勝が決定すると、増ページの許可まで出て、どんとボリュームアップした次第です。  そして、今回の阪神です。つまり、書いた球団が“3連覇”しているのです。そりゃ、もちろん偶然のタイミングなのですが、取材先では、こうした背景を知る複数の球団関係者から「次はウチ、書いて下さい」「次はどこですか?」と聞かれることもたびたびです。  ちなみに、2024年は「中日」をテーマに、7冊目の著書を出版する予定です。立浪和義監督にも取材する機会がありまして、この“流れ”を説明しますと「それは、ありがとうございます」。  最下位からのV奪回、やる気満々でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

“黄金時代”を築く可能性のある阪神と「主力の高齢化が懸念される」巨人…来季の両球団はどうなるのか

大竹耕太郎 Instagramより

 38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。2位広島に11.5ゲーム差をつけるぶっちぎりの優勝を飾った。主力選手の流出もなく、レギュラー選手は比較的若いことから、“黄金時代”を築く可能性も囁かされている。  一方、永遠のライバル・巨人は2年連続Bクラスという屈辱を味わい、阪神とは対照的な立ち位置にいると言える。とはいえ、ウィークポイントとされているリリーフ陣を補強するため、高橋礼投手や泉圭輔投手、近藤大亮投手をトレードで獲得。さらには、ドラフトで支配下指名した選手は1位の西舘勇陽投手以外の4選手は全員社会人卒と、王者奪還を目指して本気の補強を見せている。  来シーズンの阪神と巨人はどのような戦いを見せるのだろうか。『21世紀プロ野球戦術大全』(イースト・プレス)の著者、野球著作家・ゴジキ氏に、来シーズンに向けた両チームの展望を聞いた。

阪神で唯一の懸念は「勤続疲労」

 阪神は2024年も盤石なのだろうか。ゴジキ氏は「主軸も変わりませんし、若い選手が多いため非常に良いと思います」としつつ、「1つ懸念点があります」という。 「それは勤続疲労です。昨シーズン優勝したヤクルトは、今シーズン5位に沈みました。CS、日本シリーズを戦い抜いたチームは翌シーズンにその疲労を引きずって低迷するケースが珍しくない。阪神の場合は打撃陣が若いということもあり、そこまで心配ではないのですが、投手陣は勤続疲労の影響が顕著に現れるかもしれません。  12勝をマークした大竹耕太郎投手はソフトバンク時代に実績があるとはいえ、フルシーズンでローテーションを回った経験はありません。それは村上頌樹投手や才木浩人投手なども同様です。休ませながら起用するケースも見られましたが、その影響がどこまで出るのか気になります。特に村上投手はストレートのキレで勝負するため、疲労によって、肝心のキレが失われた場合、今シーズンのような圧巻の投球は続けられないでしょう」  自慢の先発ローテーションが崩壊する可能性を感じるが、「西勇輝投手や青柳晃洋投手など実績と経験のある投手がいるため、両投手が引っ張っていければ今シーズンのような戦いを見せられるでしょう」とのことだ。

 

 

 

 

元エースの“居場所消滅” 日本一の裏で実績者も危機…いよいよ迎える正念場

 

盤石の投手陣を誇る阪神、ドラフトでは即戦力投手を4人指名

阪神・秋山拓巳(左)と渡邉諒【写真:荒川祐史】

 日本一に輝いた阪神は、ドラフトでは支配下で4人の投手を指名し、助っ人では160キロ超のボールを投じるハビー・ゲラ投手を獲得した。野手では目立った補強はないものの、投手陣では補強によって煽りを受ける選手が出てきそうだ。 【動画】元虎外野手とスタイル抜群の超美女モデル…芸能界ナンバーワンに挑戦  ドラフトでは、投手では1位で下村海翔投手(青学大)、2位で椎葉剛投手(徳島IS)と即戦力を指名。5位は石黒佑弥投手(JR西日本)、6位では津田淳哉投手(大経大)といった投手が指名されている。  2023年の阪神はチーム防御率が2.66で12球団トップと、抜群の数字を叩き出している。先発陣では村上頌樹投手が最優秀防御率に輝き、ブルペンでは守護神の岩崎優投手をはじめ、25試合以上に登板しながら防御率が1点台の投手が5人もいた。2軍では秋山拓巳投手が、8勝を挙げて最多勝に輝いたが、1軍では2試合の登板に留まった。3度の2桁勝利を誇る右腕だが、オフの投手補強もあって2024年が踏ん張りどころになりそうだ。  野手では、シェルドン・ノイジー外野手とヨハン・ミエセス外野手の残留が決定。ドラフトでは、支配下の野手では山田脩也内野手、百崎蒼生内野手と、高卒で二遊間を守れる選手を獲得した。今季の阪神は中野拓夢内野手と木浪聖也内野手がレギュラーとして1年間プレー。ルーキーは育成に重点がおかれるとはいえ、内野の控えに甘んじた中堅たちの奮起に期待だ。  2022年オフにトレードで加入した渡邉諒内野手は59試合に出場も、打率.177に終わり、同じタイミングで入団した高濱祐仁外野手は1軍出場はなく、ファームでも打率.192と悔しい結果となった。チームは近年、若返りが急激に進んでいる。最年長が33歳(西勇輝投手)で、20歳後半でもチーム内では“ベテラン”の域になる。来季は存在感を発揮するシーズンにしたい。