阪神タイガース情報12/30 | NAOのNEWSブログ

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阪神4番が見せた“周東超え”の「4.4」 意外な貢献…チーム象徴する高指標

 

“周東超え”も…走塁でも多大な貢献を見せていた大山悠輔

阪神・大山悠輔【写真:矢口亨】

 38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神で、不動の4番としてチームを引っ張ったのが大山悠輔内野手だ。打率.288、19本塁打と抜きんでた数字を残したわけではないが、四球は昨年から40増えた99個を記録し、出塁率は.403を記録してタイトルを獲得した。他にも、走塁面でも多大な貢献を見せていた。 【動画】元虎外野手とスタイル抜群の超美女モデル…芸能界ナンバーワンに挑戦  セイバーメトリクスの観点から野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、盗塁以外での走塁の得点貢献を示すUBRは4.4を記録。これはタッチアップや、一塁走者が単打で三塁に進むといった“好走塁”が評価される指標で、数字だけ見れば周東佑京内野手(ソフトバンク)よりも高い。  純粋なスピードという面で見ると、データでも低い数値(Spd 1.9)となっているが、積極的な走塁や全力疾走が、指標に表れている。セ・リーグだけで見れば、UBRは中野拓夢内野手、岡林勇希外野手、関根大気外野手、近本光司外野手に次いで5位に位置する。  貢献度を示すWARは、12球団で4位の6.5と高数値をマークした。今季チームは12球団最多の494四球を選んだ。その中でも大山は、高い出塁率に加えて走塁でもチャンスを広げていた。 データ提供:DELTA  2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

 

 

 

 

 

 

阪神・中野拓夢、「出身忘れる」表彰ラッシュ 天童、岡崎、兵庫…この祝福を来季も

 

兵庫県スポーツ賞特別賞贈呈式で握手を交わす阪神・中野拓夢(左)と斎藤元彦兵庫県知事=兵庫県庁

【球界ここだけの話】新選手会長が表彰ラッシュの1年を締めくくった。中野拓夢内野手(27)が25日、兵庫県庁を訪問。阪神が38年ぶり日本一の達成などで「兵庫県スポーツ賞特別賞」を受賞し、その贈呈式に参加した。 【写真】ハワイV旅行で海水浴グッズを身に着けてポーズをとる中野 「自分自身『出身どこなのかな』と忘れるくらい、いろんなところから賞をいただいた」 そう言って苦笑いを浮かべた。今年は侍ジャパンの一員として3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。世界一に貢献し、勢いそのままにシーズンイン。フルイニング出場で阪神の18年ぶりリーグ優勝と38年ぶり日本一の原動力になった。 表彰ラッシュの始まりは4月だった。「岡崎市民栄誉賞」を受賞。プロ入り前の2年間、岡崎市が本拠地の社会人野球チーム、三菱自動車岡崎でプレーしており、WBCの活躍が認められて受賞となった。ほかにも、地元の山形県から「山形県スポーツ栄光賞」、母校・東北福祉大から「特別功労賞」を受賞。10月には地元の天童市から「市民栄誉賞」を受賞し、さらに新選手会長として兵庫県からも代表で表彰を受けた格好だ。 天童市は中野の活躍に合わせ、今年だけで懸垂幕を何度も作成。WBC出場と阪神のリーグ優勝に加え、オールスター出場と最多安打のタイトル獲得などを祝福した。また、山形県のHPには「中野選手に県民栄誉賞を授与してほしい」といった〝ご意見〟が届いたことが公開されており、「県としては、その活躍を今後も見守ってまいりたい」と返答も記載されている。世界一と日本一を勝ち取り、祝福にあふれた中野の2023年。この勢いを来年も継続したいと意気込んだ。 「成績を残したからこそもらえる賞だと思いますし、兵庫県に来て3年ですけど優勝したことによって、住んで良かったなと良い思い出になりますし、ファンのみなさんは連覇を期待していると思うので、そこを目指して頑張っていきたい」 若きチームリーダーとなった中野が、2024年も表彰ラッシュにたがわぬ活躍を目指す。(邨田直人)

 

 

 

 

 

 

 

阪神・浜地が今季を「良いシーズンだった」と言ったわけ 4度の2軍降格に右肩痛…勝ちパターンから“脱落”も

 

 阪神・浜地

 「良いシーズンだったなと思ってます」。11月24日に行われた契約更改後の会見で、阪神・浜地真澄投手(25)は2023年シーズンをこう振り返った。 【写真】岩貞Tシャツを着てリハビリに励む浜地 無事に終了も宣言した  昨季は勝ちパターンとして52試合に登板するなど飛躍を果たしたが、今季は登板30試合で3勝1敗、6ホールド、防御率5・86と物足りない数字。4度の2軍降格など苦しんだ1年を「良いシーズン」だと言い切ったのは、なぜだろうか。  「したくもない経験もしました」。今季中盤には苦しい心境も明かしていた。印象的な出来事がある。4月11日・巨人戦(東京ド)。1-3の八回から登板したが、中田翔、大城卓にいずれも2ランを浴びるなど1死しか奪えずKO。ベンチでは目に涙を浮かべた。  「途中から記憶もなくて、訳も分からず投げてました。気付いたら中田さんにホームランを打たれていて…」  この時点で開幕から5試合に登板して防御率14・54。試合後は「(要因は)分からないです。分かったつもりでしたけど、分かってなかったんだと思います」と声を絞り出した。  翌12日に登録抹消。ただ、浜地の表情は前夜とは一転、笑顔だった。代わって昇格した岩貞と明るい表情で言葉を交わす場面もあった。  数日後、鳴尾浜には変わらず笑顔の浜地の姿があった。悔しい登板後に取材せざるをえなかったことを謝罪すると、「自分の中でも整理したいので、言葉にしないとって思ってます。良い時も、悪い時も」と右腕。「あの日も対応しなきゃと思ったんですけど、何も出てこなくて…」と心境を振り返った。  笑顔の理由を尋ねると、意外な言葉が返ってきた。「ほっとしちゃったんです」-。これまで救援に失敗して2軍降格を告げられる際は、当日中に言われることが多かったが、同戦後は翌日の球場入りまで首脳陣から話はなかった。「『ああ、また試合に入るのかな』と思っちゃって。だから、サダさん(岩貞)がいた時に、『あ、替われる』と。それを思っちゃいけないんだろうなとは思いつつ、楽になったというか…」。偽らざる思いを吐露した。  その後も1軍と2軍を行き来した。今季最後の登板となった9月15日・広島戦(マツダ)では2回2失点で2軍再調整に。岡田監督が、浜地の右肩の状態が良くないことを初めて明かした。右腕は「言い訳になるので」と時期こそ明言しなかったが、シーズン中からコンディション不良に悩まされていたとみられる。夏場には右脚痛を抱えていた時期もあった。  多くの苦悩があった2023年。「良いシーズン」だと話した理由を、浜地はこう語った。  「『苦労は買ってでもしろ』って言うじゃないですか。今25歳ですけど、こんな苦しい経験もなかなかできないなと思ったので。そういう経験ができたというのは、今後に生きるのかなと思います。仮に引退して野球選手じゃなくなったとしても、この経験を20代でできたのはすごい良かった」  苦しい経験を、そのように昇華させることができる右腕の考え方に驚いたが、最初は「そう思わざるを得なかった」と言う。  昨オフから、進化を目指してフォーム改造に着手。ただ、「結果的に、客観的に見れば失敗だったと思う」と振り返る。2軍調整中には「去年のフォームに戻そうとかは考えていなくて、パワーアップして1軍に呼ばれるように。戻るという意識はゼロ」と繰り返し話していた浜地。だからこそ、結果を残していた昨季と対比しての助言を、素直に受け入れられないこともあった。  「ふさぎこんでいて、差し出された手に気付いてなかったです。みんな僕が少しでも良くなるように言ってくれていたんですけど。でも、前を向いた時に、差し出された手に気付けました」  再び顔を上げて歩み始めた浜地。今オフは鳴尾浜や病院へ通い、地道にリハビリを完了させた。来季はプロ8年目。「層の厚い中継ぎ陣ですし、まずはそこに割って入るところから始めないといけない。来年は1年間ずっと1軍で投げたい」。復活…いや、これまで以上にパワーアップした浜地がブルペン陣に加われば、球団初のリーグ連覇を目指すチームにとって大きな戦力となるはずだ。(デイリースポーツ・間宮涼)