お客さんが一気にゼロになった過去!わたしは依存症?考えることをサボっていませんか? | わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。

わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。

ずぼら子育て。45歳で高齢出産した三つ子ママ。「わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。」(サンマーク出版)の著者です。

こんばんは、

日本おけいこ協会の直島美佳です。

 

 

今日はものすごく恥ずかしい話をしちゃいます。嫌われるかも。でも、ここからやっと逃れることができたので、備忘録として残しておきたいと思うので書いちゃいます。

 

 

最近、《考える》ということに集中しています。いままでもね、すごーく頭を使っているほうだと思っていたのです、自分で^^;でも、よーく考えたら、自分の頭で考えることをサボっていたことに最近ようやく気づいたです。

 

 

わたしがおうち教室の先生向けにコンサルティングをはじめたのは12年前くらい。でもしばらくはずっとほぼ報酬なしでご相談を聞いていました。2年前くらいだったかな、起業塾というのがあると知って、興味本位で東京へ面談を受けに行ってみたんです。けっこうはまっちゃってね(笑)東京に足繁く通いました。

 

 

するとね、おうち教室の先生向けにコンサルティングがとても順調に行ったんです。順調というのはひとがたくさん来てくれて、業績もアップしたということね。

 

 

味をしめた(笑)わたしは、あーいい先生から習ったらビジネスってうまくいくんだ!と思ったわけです。いえーい、楽チーン!ってね。

 

 

ここから、わたしのコンサル依存が始まりました。ひょっとしたらこういうのを洗脳っていうのかな。「とにかくうまくいっているひとのやっていることをそのまますること」と教わるわけです。そして、本当にその通りしたらうまくいく。いえーい、楽チーン!

 

 

するとね、自分の頭で考えることがなくなりました。行動するときも、そのひとが教えてくれた方法で行動するのですから、頭は使いませんよね。まわりからしたらものすごく働いているひとに見えると思いますが、自分が考えたわけではない。ここでひとつお断り。無理やり「こうしなさい」と言われたのではなくって「あ!なるほど!!そうしたらいいのね!」と選んだのはわたしだから、これまで教わったかたが悪いわけではないですからね。みなさん、ビジネスのきっかけをくださったかたたち。だからね、悪くは思っていないし、悪くは言いたくはないんです。

 

 

このように、どんどんとコンサル依存していったわたしが、自分が頭を使うときが1つだけあるんですけど、なんだと思いますか?

 

 

だれに教わったらうまくいくかな?

 

 

そう、コンサルを誰にしようか考えるときだけ頭を使うのです。とほほ。

 

 

コンサルさんはすごくクライアントのために考えてくれます。でも、それって成功率100%ではありません。自分の考えたことで失敗するなら納得できるのですが、コンサルさんのいうとおりにしてみて失敗したときの虚しいこと・・・・^^;多少は、「いっぱいお金払っているのに」ってなりますよね。

 

 

でも、その失敗のおかげでわたしは、コンサル依存から逃れることができたのだと思います。

 

 

だから、この記事を見てくださったかたに言いたいんです。ひとにアドバイスをもらって参考にするのはいいと思います。でもね、最終的に考えるのは自分しかないんです。コンサル業をしていて、わたしも含めて、クライアントさんを100%成功(成功ってなんかちょっと違うけど、ニュアンスとして、なりたい自分になってもらうという意味で使いますね)することって不可能。こうしたらいい!と思っていても本当にそれで成功する確証なんてない。コンサル本人も確信がないはずです。

 

 

だからね、コンサルさんにサポートお願いしている場合でも、仕事について、自分で考える力を身につけることがすごく大事。 

 

 

最近のわたしは考えて考えて考えています。お仕事の相談をするひとはいますが、依存はしません。きちんと「わたしはこういう方向でいきたいんです」ときちんと伝えています。そう、方向性を決めるのは自分で、そうなるために「こんな方法もあるんじゃない?」というお話は聞くけど、「こうこうこういう事業にしましょう」みたいなことを、他人が決めるのって危険だし、だったら誰のビジネス?ってなるでしょう。そもそもお仕事するときって《思い》があるはず。その思いから仕事が広がっていくのだから、なんの仕事をするかを自分で決めなくてどうするの?って話ですよね。

 

 

わたしね、一気にクライアントさん、生徒さんがいなくなった経験があるんです^^;

 

 

本来、気は強いですが、おっとりした部分も多いので、まわりのひとはおっとりしているひとが多いのです。で、おっとりしたひとって負けず嫌いではないし、「仕事!!!!」と思っているわけではないので、なかなか長続きがしません。それに、本気かどうかというと「そんなに本気ではない」ひとが多いように思います。

 

 

仕事が順調だったわたしはだんだん偉そうになっていったんです。そしてこう思いました。

 

 

もっと本気のひとが来て欲しい〜!

 

 

ここからが間違い。。。。ひとりひとりを大切にしたいと言いながら、もっと違うひとが来てほしいと思ったわたしが間違ってました。そして、また、ひとに相談するわけです。するとこう言われました。「もっと辛口にしないと!」そして、わたしは辛口になったのです。もともと、甘口ではありませんけどね、あえて、辛口という戦略・・・・・

 

 

ここで大失敗!

 

 

友達も知り合いも全員いなくなりました・・・・・だって、思いますよね?「みかちゃん、おかしくなった」

 

 

でもね、いい勉強。こうやって笑い話にできますし。だから思います。アドバイスをいただくのはこういうときだけ。自分がこういう風になりたいというのがあって、「そうなるにはどうしたらいいか」というアイデアをもらって参考にするのはいいかな。でも、仕事を決めたり、こういう風になって・・・というのを決めるのは自分!

 

 

今のわたしは、脚色もなにもなくそのままを発信しています。元来いいかっこしいだから、あまりかっこ悪いことを言いたくありませんが、今日はかっこ悪いところを正直に書いてみました。あ、辛口の部分はありますよ。あなたもあるでしょ?でも、本気のひとに来てもらいたいから辛口で発信すると、本気の人が来るってのは、本当なんだと思うけど、そのときのわたしは本当のわたしではないんだよね。

 

 

うそのわたしに来てくれたひと・・・・・申し訳ないよね。50歳になったことだし、ますます正直に生きて生きたいです。自分で考えたビジネスだと失敗するかもしれないけど、せいいっぱい考えて、まわりのひとのことも考えて、今だったら、おうち教室サポーターのみんなを誰よりも大切にしていきたい。

 

 

お友達も知り合いも全部いなくなったけど、またこうやってブログを読んでくださってるあなた、本当にありがとうございます!このブログもそろそろ10年になります。わたしが不妊治療で苦しんだこと、妊娠したこと、三つ子ちゃんを出産したこと、全部知ってくれているひともいます。あら、おけいこみかさん、急に辛口になったなぁ、どうしたのかな?と思ったひともたくさんいたのかな。

 

 

こんなわたしですが、末長く、仲良くしてもらえたら嬉しいです。

 

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