生産者を感じる。part4 | バーテンダー裏トーク~プライベートトークから珠玉の一杯まで~

バーテンダー裏トーク~プライベートトークから珠玉の一杯まで~

住宅街の入り口にひっそりとある国分寺最北端予約優先のBAR。入りづらい地下を降りるとそこは大人の為の隠れ家・・・・・・。そんなBARETUDEから貴方だけの情報を。
BARのマナーやらお酒のことやらプライベートも(笑)

ルフレーブ! マコン・ヴェルゼ。
ボージョレーへと続く道としてお送りしておりますが、イマイチ売れ行きがよくないようです(笑)まぁいままでかなり良いものをグラスで開けていただけに、”マコン”??と思ってしまうのかも知れませんが。。。。
今回は生産者に着目してかなり厳選していますが、伝えきれていないのですかね??
$バーテンダー裏トーク~プライベートトークから珠玉の一杯まで~

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Macon Verze マコンヴェルゼ・ドメーヌ・ルフレーヴLeflaive 2006





























ピュリニィの至宝といわれ、世界最高峰の白ワインを生み出す造り手です。
ピュリニー・モンラッシェ村で世界で最高峰の秀逸なワインを造りだす、非常に人気の高いドメーヌで、ブルゴーニュ白ワイン造りの名匠と謳われた故ヴァンサン・ルフレーヴの後を継ぎ、その娘、アンヌ・クロード・ルフレーヴがドメーヌ・ルフレーヴの品質の評価の維持に努めています。
ビオディナミ農法を1990年より実践しており、栽培は化学肥料を一切使用せずに、天然のカルシウム、リン、シリカ、鉄分などを水に溶かして、ブドウの根元に施しています。
その結果、土の中の微生物が活発に働き、窒素量が増え、ブドウの葉の色づきが向上し、ルフレーヴの畑の土はとても柔らかいといわれています。
ドメーヌでは22haある自社畑のうち、7haをビオディナミ農法で、15haを一般の有機栽培にて行なっておりますが、これらを比較試飲してみると、ビオディナミ農法でつくられたワインほうが、ワインの味はより複雑になり、バランスのとれたものになるとアンヌ・クロード・ルフレーヴは語っています。


コート・ドールのワイン造りには樽はかかせないが、ドメーヌでは、自家樽に取り組み、年々比率を高めている。ちなみに発酵は、ACブルゴーニューといっても、村名畑レ・ウィエールにまたがる樹齢の若い葡萄樹から造られるクオリティの高いワインーとACピュリニーは大樽だが、特級と1級は小樽で行われ、そのうち3/1は新樽で行われる。

上に記したような伝統的手法で、土地毎の持ち味を生かし細心の心配りで仕上げられるワインは、優雅で調和のとれた真に偉大と呼べるワインなのです。