なんの気配もないまま、
朝がやって来ました。
ぞろり、過去2回流産した時は、
夢に赤ちゃんがでてきてくれました。
1人目は流産したあと、
2人目は流産するその日に。
お腹にいるこの子は、いつ会いにきてくれるのかしら。
なんて考えながら眠りにつきましたが…
昨夜の夢にはでてきてくれませんでしたね。
まだ先なのかな??
昨日ベットで横になりながら、
この子が産まれてきたらしてあげたいことを
いろいろ検索したりしてました。
たくさんの天使ママさんのブログを拝見して…
18wだと結構お骨も残るみたいだから、
可愛い骨壷と、
お姉ちゃん達にも一緒に手を合わせてあげららるように
小さな仏壇がほしいなとか、
産まれた時の身長、体重で作ってくれる、
メモリアルベアとか
(ポッシュ・シゴーニュという会社で
お空に還った天使のベア、という商品があるんです。
天使ママさん達の間で有名みたいです。)
ほしいなぁとか…。
ベアは、19.5センチ以下だと要相談みたいで、
『この子は何センチで産まれてくるんだろう…
身長、たぶん18wじゃぁこんなにないよね…』
とか考えながら。
…ネットで検索してると、
まだ、お腹蹴るんです。
まだ、生きてるんです…。
それが余計に辛くて辛くて、
『ごめんね…羊水なくなっちゃって、
狭いよね…苦しいのかな…』
そう思うとまた
涙が止まらなくなりました。
せめて、せめて
この子が最期に苦しむことがないようにしてあげたい
そして、
最期に抱っこしてあげたいから、
キレイな姿で産まれてきてほしい…。
それが、後期流産宣告を受けた私の、
正直な今の想いです。
たぶんこれが初めての流産だったなら、
初めての妊娠中だったなら、
わらにもすがる想いで、
まだまだ望みを繋ぎたくて、
必死にネット検索で
18wの前期破水で助かった事例を
探しまくってるんだろうなと思います。
だけど…
過去2回、
先生が難しいかもわからんと言ったときは
本当にその通りだった…。
22週未満の子供は助けることが難しいこと、
22週を越えたとしても、生存率も低く、
何かしらの障害が残る可能性がとても高くなること、
今羊水がなくなってしまったこの状態では、
お腹の中でも赤ちゃんの成長が悪いこと、
早産でもまだ助かる確率の上がる28週までは
遠すぎること…。
どれを考えてみても、
この子が助かる確率はほとんどないと思いました。
それでも22週を越えて、
早産でもなんとか生きられたら…!!
とも思いますが、
産まれてから、障害が残るようなことがあれば…
辛い思いをするのは、この子です。
産まれてからはチューブに繋がれるだろうし、
たくさん針を刺されて検査や処置を受けたり、
そんな我が子を見ることは、
きっと胸が張り裂ける思いをするだろうと…
それでも生きていてほしいと思う事は、
親のエゴなのではないかと…
そう思うようになりました。
もし障害を抱えて生き延びたとしても、
この子を遺して死ぬ事はできないと悔やむだろし、
私達両親の死後面倒見ていくのは
きっと息子になるはず…。
私たちにとってはどちらもかわいいかわいい子供でも、
きっと息子にとっては足枷になってしまう…。
私は両親の離婚によって、
出てった父方の祖母の面倒を見ていますが
(さすがに今はできていませんが)
正直なところ
投げ出してしまいたい程めんどくさいです。
もう12年経ちますが
遠方なんで仕事の休みも1日潰れるし
給料もらえるわけでもないのに
(もらえたらやるのかと言われても、正直やりたくないくらい)
ただもう関係がなくなった母にやらせるわけにいかないのと、
妹達は車持ってないので通うのが難しいので
仕方なく私がしているのが現状です。
息子には、将来息子が築く大切な家族達には
そんな思いはさせたくない…。
これも親心なんです。
そうやって、
今から流産するであろうこの子の事を
まだお腹を蹴っているこの子の事を、
運命と思って受け入れる他ないんだと
思い知らされているところです…。
…なんて、残酷な運命なんだろう。