世界で1番幸せな人は | 古橋 直子のうれしたのしブログ

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音楽、旅、趣味、日々の生活の中で感じたことを、素直に表現し伝えていく
Naoちゃんのうれしたのしブログ。

素敵なお話 

「賢者の知恵」さんの動画より

 

 

 

昔、一羽のカラスが賢者のもとへやって来て

「とても不満な人生」だと告げました。

 

カラス 『みんな僕を嫌うし、愛してくれないんだ。僕はみんなに嫌われている。

     こんな人生なら死んだ方がましだ。。』

 

賢者 『では、あなたは何になりたいのですか?』

 

カラス 『僕を白鳥にしてください!』

 

賢者 『では、あなたを白鳥にしましょう。でもその前に白鳥のところへ行き

    白鳥が自分の人生に満足しているかどうかを聞いてきなさい。

    私はここで待っています。』

 

カラスは喜んで白鳥のもとへ飛び立った。

 

 

 

 

 

カラス『君はなんて美しいんだ。君は世界で1番幸せな鳥に違いない。」

 

白鳥 『いいえ。世界には美しい色がたくさんあるのに。僕には色がない。

    オウムはとてもカラフルだ。世界で1番幸せな鳥に違いない。」

 

カラスは すぐにオウムのもとへ飛び立った。

 

 

 

 

カラス 『君は、カラフルでとても美しい。君は世界で1番幸せな鳥に違いない。』

 

オウム 『私は幸せではない。人はオウムを籠の中で飼っている。いつも誰かに捕まって

     籠の中に閉じ込められるのではないかと恐れている。

     クジャクは 私よりカラフルだし、世界で1番幸せな鳥に違いない。』

 

カラスは、クジャクを長い間探しまわり

やっと動物園の中にいるクジャクを見つけた。

 

 

 

 

 

カラス『あなたはとても美しい。毎日、多くの人があなたに会いに来る。

    あなたはこの惑星で1番幸せな鳥に違いない。」

 

 

クジャク 『私は地球上で1番美しく 幸せな鳥だと思っていた。でもその美しさのために

私はこの動物園に閉じ込められてしまった。人はこの羽をむしり取り装飾品をつくる。

私は、とてもひどいケガをおう。私は幸せではない。。』

 

 

カラス 『では、あなたが思う 世界で1番幸せな鳥は ?』

 

クジャクは 動物園を注意深く観察し、檻の中で飼われていない鳥は・・

 

クジャク『人は あなたを捕まえようともせず、檻に閉じ込めようともしない。もし自分がカラスだったら、どこでも楽しく歩きまわり、自由になれるのに。』 と。

   

     

カラスは、今日、初めて、カラスであることに幸せを感じた。

 

 

そして 賢者のもとへ戻ってきて こう言った。

 

『賢者よ。私は他の何者にもなりたくない。私は今のままでいい。』と。

 

 

 

 

 

 

 

私たちは つい 誰かと比較し

出来ない自分

ない自分 

に目を向けてしまいがちです。

 

 

自分が持っていないもの に 目を向けるのではなく

 

自分が持っているもの に 目を向けて生きる

 

 

 

 

 

 

自分が持っているものに 満足している人  が

 

 

世界で1番 幸せな人

 

 

 

と カラスさんが教えてくれています。

 

 

 

 

感謝。