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フリーランス日本語教師❤️naonaoです
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新年度スタート！！
先日急遽舞い込んできた企業研修が、
今週からいよいよ始動しました
今回舞い込んできた新規案件は
外資系大手企業での
オンライングループレッスンです。
ここ最近、
外資系企業からの
日本語研修依頼が増えています。
オンライングループレッスンは
何度も経験があるので、
今回の案件が舞い込んできた際に、
二つ返事でお引き受けすることにしました
今回の依頼内容は
入門日本語オンライングループレッスンです。
受講者それぞれPCからの参加だと思っていましたが、
会社内の大会議室を使ってのレッスンでした。
レッスン前に
企業側の担当者の方々と打ち合わせがありました。
打ち合わせが終わり、いよいよ受講生も参加し、
レッスンがスタートしました！！
受講者全員入門レベルなので、
企業側から英語を交えての研修をということで、
英語を交えて、
自己紹介を行いました
ここ最近、企業側から
英語間接法での入門レベルの案件が増えています。
今受け持っている企業研修は全て
英語を使っての案件です。
そのおかげで、
英語を使ってのレッスンにも
日々ブラッシュアップされ、
スムーズに指示ができるようになっているように思います
受講生の方に
自己紹介をしてもらい、
しばし雑談をしながらレベルチェックを行いました
中国人のレッスンもこれまで多く担当してきたので、
なんちゃって中国語も
役に立ちました
中国語での自己紹介も
なんとか通じて皆さんから
「よろしくお願いします」
と笑顔で返事があり、ホッとしました。
研修中は
担当者の方が最後まで見学するというので、
ドキドキしていました。
本社は本国にあり、日本支社という形で、
不定期で社員が行ったり来たりするそうです。
こちらの日本語研修は、
しばらく滞在する社員にせっかく日本に住んでいるのだから、
日本語を勉強する機会を与えたいと、
社長の意向で始まったそうです。
聞けば、時々、社長もこの研修に参加するというので、
これからドキドキです
担当者のお話では、
このクラスは、
数ヶ月しか日本に滞在の社員もいれば、
1年以上いる社員もいて、
任期を終えると本社へ戻る方もいて、
参加者もその都度変わるということでした。
このクラスは
次回以降から仕事の都合で、
参加者が1人の時もあるかもしれないということで、
参加者が流動的だということでした。
以前から参加していた受講生もいれば、
今回初めて参加という受講生が混同していましたが、
前回まで使用していた教材は使わず、
仕切り直しで、
新たな教材を使うことにしました。
そんなこともあるだろうと想定して、
個別対応のレッスンメニューも準備が必要だと思いました。
さて、初回は全員参加。
レッスン開始し、名前と日本語レベルもわかり、
日本語での挨拶などを行なっていたところ、
ある受講生が
「これはもう前に授業で習ったから違う勉強がしたい」
と不満げに申し出てきました。
聞けば、その受講生は数回参加したそうです。
でも、以前はみんなの日本語を勉強していたそうです。
挨拶だけだと、
こんな簡単な練習もう知ってるからつまらないと思ったのでしょう。
中国人に教えた経験がある方は
同様の経験があるのではないでしょうか。
中国人は効率を求めて行動する傾向が強いと思います。
実質的な利益を優先します。
以前、ある中国人学生に
「自分にとって利益がなければする意味がない」
と言われたことがありました。
また、「自分の主張をはっきり言う」傾向もあると思います。
日本語教師になってすぐ、中国人だけの日本語学校で教えた際に
あまりに自己主張が強いので、
これはわがままなのかと思っていたのですが、
何年か中国人に教えていく中で、
それは違うことだとわかりました。
中国は広大な国土において、様々な文化、民族が共存している社会です。
そこに暮らす中国人は生まれた土地により、文化や習慣が違うため、
お互い共通の常識が存在しません。
そのため、自分がどのように考えているのかをはっきり伝える必要があり、
それが自己主張が強い傾向につながっているのだと思いました。
決してネガティブな行動ではなく、
コミュニケーションをとるために自分の思いを伝えているということです。
これまでの経験から
今回の受講生の申し出にも慌てることなく対応できました。
今回の研修ではいろどりを使うことにしました。
同じ挨拶の場面でも
いろどりは、
聞き取りや発音練習、
会話練習が多いので、
その受講生にも新たに覚える語彙やフレーズがあり、
復習兼ねて、いい勉強になるのではと思いました。
また、挨拶は一度勉強したというので、
意味をその都度、意見を申し出た受講生に確認しながら進めました。
一度勉強しても、
一度だけでは意味をすぐ忘れてしまうんですよね。
その受講生もいい復習になったようです。
その後、聞き取り、シャドーイング、
会話練習などをしていくと
新たな語彙やフレーズなどが出てきたので、
不満気だった受講生は
メモしたり、積極的に練習に参加していました。
また、全員ひらがなが少し読めるレベルだったので、
中国人が難しい日本語の発音などにフォーカスし、
発音練習を行いました。
教材の中に、
オフィスでの挨拶が出ていたので、
ここを完璧に覚えてもらおうと、
練習を行いました。
「お先に失礼します」
「お疲れ様でした」
最初に不満げに申し出てきた受講生も
これは知らなかったようで、
熱心に練習に参加していました。
レッスンするにつれ、
私も受講生も緊張の糸が解け
受講生から笑顔も見られ、
いつの間にかレッスンを楽しんでいる自分がいました。
レッスンの最後で、
zoomの不具合でシャットダウンが
すぐにリカバーでき、
レッスン再開できました
初回のレッスンを終え、
担当者の方や受講生から笑顔が見られ、
ホッとしました。
初回のレッスンは大成功
オンラインレッスンで想定外の出来事がありましたが、
何はともあれ、無事に初回を終えることができました。
「経験は裏切らない」
これまで地道に日本語教師を続けてきたことが、
こういうところで役に立ったなぁと。
初回は何度やっても緊張しますが、
やっぱり初級のレッスンは楽しいですね
今後は臨機応変に
楽しいレッスンをしたいと思います。
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