桜ブログご訪問ありがとうございます桜

ランドセル桜フリーランス日本語教師❤️naonaoです桜ランドセル

 
 

「はじめまして」の方はこちらから

『私がフリーランス日本語教師になったわけ』いつもブログご訪問いただき、ありがとうございますフリーランス日本語教師naonaoです  【募集中】日本語教師のための実践勉強会「生教材を使った授業を考えよう…リンクameblo.jp

 

 

フォトジャーナリストの阿佐部伸一さんの取材を受け、

 

 

 

           フリーランス日本語教師の世界 | にほんご日和

 

「フリーランス日本語教師に向いている人どんな人?」執筆しました

 

イカロス出版『日本語を教えよう 2022』

「ICT初心者でも使える!オンライン授業で役立つツール&アプリ」

執筆させていただきました。

 

イカロス出版『日本語教師になる本 2023』

 

 

 

 

日本語教師必見!
 
日本語教師のお仕事
無料でご紹介
 
無料で求人情報が届きます
ベル非公開の求人も多数アリベル
 
\ ご登録は1分かんたん登録無料/
 こちらをクリック
下差し
 
 
 
 
 
 
 
 
 
新年度がスタートしました。
 
 
 
日本語学校や専門学校、大学など
今週あたりから新学期開始というところが多いのではないでしょうか。
 
 
 
昨年から、中国人メインの進学校の日本語学校に復帰し、
主に上級クラスを担当しています。
 
 
 
 
さて、今学期は大学院クラスで会話授業を担当することになりました。
 
 
 
 
会話の授業をこれまで多く担任してきましたが、
ペアやグループでの会話に慣れておらず、
苦手だという中国やベトナムの留学生が多く見られます。

 
 
 
グループの和に参加せず、
他人に興味関心を持たず、
我先にと自分だけで進めてしまい、
コミュニケーションが取れないという中国人留学生を
しばしば見かけます。


 
 

グループで話し合いをさせると、

中にはそもそも自分の意見を持っていないという学生もいて、

興味がないから参加しないという学生も。
 

 
 
最近、久々にこの手の学生に遭遇し、
頭を悩ませていました。
 
 
 
 
中国人は日本人に比べて「自己主張」が強い傾向にあり、
誤解されていることも多いです。
 
 
 

日本では「自己主張」は「わがまま」等と
ネガティブにとらえられがちですが、
中国では「他人に自分のことを分かってもらえるように伝える」ための
ポジティブな行動で、決して悪いことではありません。

 
 
 
自己主張するだけでなく、
相手の話にも傾け、
意見をまとめるということが苦手のようで、
そもそもグループ学習に慣れていないという留学生も多いと感じます。
 
 
 
 
日本ではグループで問題解決のために討論することは、
大学や大学院の授業でもありますし、
社会人になってはさらに多くなります。
 
 
 
どんなに優秀でも
他者とコミュニケーションを取れず、
問題になっているというケースをよく耳にします。
 
 
 
そこで、おすすめなのが「ケース学習」です。
 
 
 
 
 

 

ケース学習とは

 

 
「事実に基づくケースを題材に、
設問に沿って参加者(学習者)が協働でそれを整理・討論し、
時には疑似体験しながら考え、解決方法を導き出し、
最後に一連の過程について内省を行うまでの学習」です。


書かれた事実をもとに、自身の知識や経験から状況を把握し、
多様な視点で分析し各自の「結論」や
「解決策」を導き出すことを目的としています。
 
 
 
 
 

 

ケース学習の授業デザインの特徴

 

 
ケース学習を実践するための授業デザインには、
次のような特徴があります。

 
  1. 討論を中心とした参加型の活動が多い
  2. ピア・ラーニングにもとづく授業デザイン
  3. 学習者一人ひとりが対話を通しての学びの体験を内省し、
    その体験を意味づけることができるよう教師は支援を行う
 
 
 
第一に、ケース学習の実践は、討論を中心とした参加型の活動が多いです。
そのため、教師は学生の授業参加を促す仕掛けや討論のための教室空間の
デザインを行う必要があります。
 
 
第二に、ピア・ラーニングにもとづく授業デザインです。
ピア・ラーニングとは、仲間(ピア、peer)と学ぶことですが、
対話を通して学習者同士が互いの力を発揮し協力して学ぶ学習方法です。



専門学校でピア・ラーニングを実践しています。
 
第三に、ケース学習の実践では、
学習者一人ひとりが対話を通しての学びの体験を内省し、
その体験を意味づけることができるよう教師は支援を行います。

 

 

 

 

 

専門学校で日本企業へ就職希望している留学生や

日本企業へ就職した外国人社員への企業研修で、

このケース学習をよく取り入れています。

 

 

 


留学生におすすめ!ケース学習で問題解決!

 

 

日本語学校の留学生向けのケース学習教材はこちらです。

 

 

 

 

 

今学期の大学院クラスの会話授業では

この教材を使うことになりました。

 

 

 

 

【この教材の特徴】

  • 物語風に書かれたさまざまな事例(ケース)を読んだ後、グループやクラスで討論を行い、解決策を学習者同士で討論しながら導き出していく日本語を使って考えを深めていく留学生向けのケース教材。
  • 留学生が日常生活、学校、アルバイトといった場面で遭遇するさまざまなトラブルや悩みを「ケース」として集められている。
  • 学習者に合わせてテーマをピックアップして使用できる。
  • どの「ケース」も留学生にとって身近なテーマであるため、登場人物に感情移入しやすく、非常に活発な討論となることが期待できる。

 

ケースが40あり、

「暮らし」、「アルバイト」、「大学生活」などのカテゴリーごとに、
一般的に留学生に起きそうな問題がケースとなっています。

 

 

  1. そもそもそれは問題なのか?
  2. 問題の原因は何か?
  3. 同じような経験をしたことがあるか?あるとすれば、その時どうしたか?
  4. 相手の立場ならどうするか?
  5. その問題を解決するにはどうすればいいか?


など、考える問題がありますが、「考えましょう」には正解がありません。

 

 

 

 

正解がない問題に対して、

なぜなのか、どうしてなのか、

そうすべきなのか「批判的思考」で考えることは、
大学、大学院、さらには将来就職する上では大切な思考です。





特に大学進学を目指している留学生なら、
なおさらこの思考が必要です。




もうすぐ始まる新学期ですが、

これからが楽しみです。
 

 

 

授業の様子はブログで紹介しようと思います。


 

 

 

 

 

 

レッスンにお悩みの日本語教師集まれ

これから日本語教師を目指したい方、
プライベートレッスンの教え方、
教材分析の仕方、

これからの日本語教師としての働き方など

お悩みの日本語教師の方、

一人で悩まずに、一緒に考えてみませんかはてなマーク

各種コース詳細はこちらクリック下差し

>>日本語教師のため個別サポートコース<< 

 
これから日本語教師を目指したい方、

駆け出し日本語教師の方、教え方に悩んでいる日本語教師の方への

教師養成のためのマンツーマンレッスンも行なっています

 

>>>お問い合わせ・お申し込みはこちらをクリック<<<

(お問い合わせは無料です)

 


 

外国人のための日本語プライベートレッスン

 各種詳細はこちらをクリック下差し  
 >>>Japanese private lessons for foreigners<<<


お問い合わせ・お申し込みはこちらをクリック下差し 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

 こちらもクリックしていただければ幸いです

 

読者登録してね