6月になり急に涼しくなり、体調をくずされている人が多いようですが、

みなさんはいかがですか?

今日から関東甲信地方も梅雨入り。

毎日雨だと思うとなんだかちょっと気持ちが沈みますね。

 

 

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さて、みなさんはコーチングを知っていますか。

 

わたしは外国人に日本語を教えていますが

特にプライベートレッスンの際に、コーチングを取り入れています。

コーチングの4分類を取り入れて、レッスンをしています。

 

プライベートレッスンはビジネスパーソンの方から芸能人、

子供まで学習者が多岐に渡ります。

時には私よりも年齢が上の方や社長クラスの方もいるため、

レッスンには十分な配慮が必要です。

そこで、活躍するのがコーチングの4タイプです。

自分と相手を知り、効果的なコミュニケーションを取るための「4つのタイプ」をご紹介します。

 

 

「コミュニケーション上手を目指すなら、

まずは自分を知ることから」

 

 

コーチングの分野で有名なのが、コーチ・エイの4つのタイプ分けです。

タイプ分けは、臨床心理学、組織行動学などをベースに人のコミュニケーションスタイルを

4タイプに分類し、現在のあなたと周囲の人がどのタイプに当てはまるかを

チェックするテストです。

出典:タイプ分け | コーチ・エイ

 

人が持つコミュニケーションの傾向を、

コントローラー

サポーター

プロモーター

アナライザー

の4タイプに分類しています。

  • コントローラー
  • アナライザー
  • プロモーター
  • サポーター

出典:タイプ分け | コーチ・エイ

 

コーチングの4タイプと主な特徴

それぞれのタイプを一言で表すと、次のようになります。

コントローラー
人から指示されることを何より嫌うトップダウン型リーダー

社長、政治家に多く見られます。
戦国武将を当てはめると…織田信長

サポーター
ビジネスよりも「人」優先で、「和」を重んじる気配り上手

戦国武将を当てはめると…山内一豊


プロモーター
注目こそがやる気の源、エネルギッシュなアイディアマン
戦国武将を当てはめると…豊臣秀吉

アナライザー
客観的な視点で問題解決を行う完全主義者

IT技術者、研究者に多いそうです。

戦国武将を当てはめると…徳川家康

 

 

あなたはどのタイプに最も近いですか? 
あなたが苦手なあの人はどのタイプですか?

 

因みに私は「コントローラー」と「プロモーター」です。

 

 

「タイプ診断を有効に活かすためには、

まず、自分の特徴や強みを知ること」

 

自分のタイプがわかると、自分の行動パターンや考え方について

より深く理解できるようになります。

また、相手のタイプを知ることで、コミュニケーションの幅は大きく広がります。

「どうしてもやりにくい!」と思っていた相手が実は自分にとっては

必要な部分を補ってくれる優秀なパートナーであるということを発見するかもしれません。

それを活かしながら、相手一人ひとりに合わせていくのがというのが最良の方法

ではないでしょうか。

 

 

私は祝日や土日もフリーランスなので、プライベートレッスンはあまり関係がなく、

生徒さんのスケジュールに合わせレッスンします。

先月、祝日でしたが、プライベートレッスンがありました。

 

芸能活動されている生徒さんで、毎日スケジュースが多忙のため、

前日にならないと予定が組めないのだそうで、

マネージャーの方とスケジュースのやり取りをしています。

祝日にもかかわらず、レッスンをしたいとのことで、

行ってきました。

 

この生徒さんはひらがな、カタカナは書けますが漢字はほぼゼロ。

初級も後半に差し掛かり、そろそろ漢字も勉強してはと勧めたところ、

勉強することになり、昨日から漢字の勉強もすることになりました。

 

生徒さんはコーチングの4タイプに分けると

「サポーター」です。

 

こちらが提示したプランを忠実に取り組んでくれます。お仕事忙しい中、

毎回しっかり宿題をやってきてくれます。

 

 

 

 

◉それぞれの特徴と関わる際のポイントとは?

それぞれのタイプの特徴と関わる際のポイントをご紹介しましょう。

コントローラータイプ
特徴

  • 行動的、野心的、エネルギッシュ  
  • 自分の思い通りに物事をすることを好む
  • 決断力があり、ペースが速い 
  • 人をコントロールしたがる

 関わる際のポイント

  • くどくどと長く話すと、フラストレーションを起こすので単刀直入に話す
  • 彼らをコントロールしようとしない

 
サポータータイプ
特徴

  • 人を支援することを好む 
  • 職場では協調性が高く、意欲もある 
  • 決断に時間がかかり、ノーと言えない 
  • 親密な人間関係を築く

 関わる際のポイント
・自分からはノーと言えないので、「ノーと言ってもいいんだ」ということについて話す
・彼らがやっていることをきちんと認めてあげる


プロモータータイプ
 特徴

  • アイディアが豊富 
  • 人と活気あることをするのが好き
  • 細かいことはあまり気に留めない 
  • 飽きっぽい

 関わる際のポイント

  • アイディアを引き出すように関わるとモチベーションが上がる
  • アイディアがどんどん出て拡散しやすいので、焦点を絞る話し合いが有効に機能する


アナライザータイプ
 特徴

  • データの分析、計画するのが好き 
  • 客観的、冷静 
  • 行動や対人関係は慎重 
  • 孤立してもあまり苦にならない

関わる際のポイント

  • 彼らが大量のデータを欲しがっていることを理解する
  • 少しずつ変わりたがるので、大きな変化を強いるとプレッシャーとなる

●普段の仕事ぶりや話し方の観察を積み重ねることも大切です

タイプを理解すれば相手への関心が高まります。

タイプ分けは出会う人全員にテストを受けてもらうことはできないですよね。

なので、私は自分で学習者を「観察」し、チェックシートに当てはめて

大まかなタイプ分けを行っています。

プライベートレッスンではこれをインタビューの時に行い、

授業が始まり、再度観察し、タイプを見極めて、

そのタイプに合うような話し方、指示の仕方をしています。

 

例えば新しい仕事を任せたとき、

  • 自分でどんどん判断を下し物事を進めていくほうか(コントローラー)
  • 周囲との同意をまず培ってから決断を下すほうか(サポーター)
  • とにかくすぐに動き出すほうか(プロモーター)
  • データなどを十分に集めてから行動するほうか(アナライザー)
  • どういう判断、行動をするのか

などを観察します。

また、話しぶりにもそれぞれのタイプは反映されます。

コントローラー
要点を話し、結論から単刀直入に話すので話は短い

サポーター
相手の期待に応えるように話し、前置きが入るなど全てのことを話そうとするので話は長い

プロモーター
人に影響を与えるように話し、話の展開は早いが話があちこちに飛ぶので長い

アナライザー
正確に話そうとし、順をおってロジカルに話そうとするので話は長い

このような観察を通して、相手はどのタイプの傾向が強いかを把握していきます。

このとき、1つ留意すべきことは仕事の進め方などは置かれた環境にも

左右されるということです。

例えば、もともとサポーターの傾向が強い人でもマネジメント職につけば、

ある程度コントローラーのような言動も増えるでしょう。プロモーターの傾向が強い人でもマーケティング職につけば、アナライザータイプの言動が強調されてみえることもあります。そのため、1つの特徴を見つけたからといってすぐにタイプを決めるのではなく、さまざまな角度から、さまざまな場面での観察を積み重ねることが必要です。

 

●こうした観察を続けると・・・

  • 自然と相手への興味関心が高まり、そのこと自体が関係性やコミュニケーションをよくする
  • 相手の観察を通して改めて自分の傾向を知るなど自己認識が高まる

 

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/393804/

 

 

自分がどのタイプか興味がある方は、以下のサイトで試してみてください。


【参考】 

実践コーチング.cgi
iPhone/Android向けアプリ「タイプ分け」
自分のタイプや周囲の人のタイプ観察もサポートするスマートフォンアプリです。
iPhone用  「タイプわけ Communication Style Inventory」で検索
Android用 「タイプわけ」で検索

 

 

 

 

日本語教師をしていると日々さまざまな国籍、背景、境遇、ニーズの方と出会い、

日本語を教えなければならず、コーチングの4タイプを知ってからだいぶ、その人に合わせてのレッスンがしやすくなりました。

駆け出し当時、日本語学校でお局様の主任にこっ酷くいびられて、辛かったです…えーんもっと早くコーチングの4タイプを知っていたら、 対応の仕方もわかり、だいぶ精神的にも救われたのではないかと思いました。

日本語学校は女社会。お局様の主任、お局様のベテランがうじゃうじゃいます…。

もっと早く、コーチングの4タイプに出会いたかったです。

 

現在では、プライベートレッスンでは、最初のインタビューの時点で

だいたいの4タイプに分けます。

そして、レッスンが始まり、いろいろ見えてくるのでまたその都度、4タイプに分けています。

最初のインタビューとは違った側面も見えてくるので、違うタイプになる事もよくあります。

クラスレッスンでも大いに活用しています。

あの学生はプロモーターだから話が長く、あちこち話が飛びまくるので、

1つの話題に集中させるようにしむけたり、

あの学生はコントローラーだから、命令されるような言い方を好まないので、

指示の出し方、言い方に気をつけるなど、クラスレッスンでも大いに有効で、

実際に活用しています。

 

因みに私はコントローラーとプロモーターです。

       

まずは自分を知る事から始めると、いろいろ見方が変わってくるかもしれませんね。

 

語学教師、会社の上司など、また家族や友人にも実践できます。                                  

人と関わるお仕事にはすべてに実践ができるので、                                      

みなさんもよかったら試してみてくださいね。ウインク

 

 

 

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