私が日本語教師を目指したきっかけ。
それは高校時代に県のプロジェクトの一環で
県内の高校生を対象に毎年アセアン諸国と国際交流を深めましょうという
プロジェクトがあって、たまたまその代表に選ばれ
アセアン諸国を訪問したのがきっかけです。
私が訪問した国はインドネシア、タイ、シンガポールで、
一週間弱のハードスケジュールでしたが
お金では買えることのことのない貴重な体験ができました。
現地の学校訪問で日本文化紹介と現地の文化体験など
さまざまな国のお友達ができ
その中でも第三外国語として日本語を勉強している国が多く
「いつか彼らと日本語で会話できたらいいな」
「何か彼らのためにじぶんができることないか」
「もっと日本を知ってほしい」
と思うようになり、帰国。
ちょうど帰国後に日本語教師を題材にしたドラマ「ドク」が放映され
それを見て、初めて日本語教師という仕事を知りました。
「ドク」
安田成美が日本語教師をめざし、香取信吾がベトナム人役でした。
そして、自分がそのプロジェクトで体験できたことと
重なる部分があり、このドラマは自分を重ねながら見ていて
感動したのを今でも覚えています。
「あ!これだ!」と思い、感動しました。
「日本語教師になりたい!」と思い、
日本語教師になるためにはどうしたらよいかを調べ、日本語教師になるべく
大学へ行き、大学卒業間際に民間の日本語教師養成講座を受講し、
ダブルスクール。
で、韓国で日本語教師デビュー。
はれて日本語教師になるという夢を実現することができました。
あの時、海外派遣のプロジェクトに参加していなければ
今何をしていたのかなと思うときがあります。
アパレルの販売員?
それとも化粧品の販売員?
何をしているんでしょうね。
人生ってふとしたきっかけで変わるんだなと。
きっかけって大事だなと。
あと、タイミング。これも大事だなと。
「ドク」の主題歌だった今井美樹の「pride」。
この曲を聴くと今でのあの頃の記憶が
よみがえり、懐かしく思い出されます。
あの時であった友達と
かれこれ15年来のお付き合い。
今でも連絡取りあって、数年前に会いに行きました。
素敵な出会いに感謝です。
2002年の誕生日に日本語教師デビュー。
早いもので今年で10年目なりました。
毎年誕生日にはこの曲を聴き、初心に戻ります。
もっとがんばろうって気になります。
これからも自分に甘んじることなく
化石化しないように切磋琢磨しようと思います。
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