初氷が張った。

昨夜から朝にかけての最低気温は-1℃。

霜の朝になった。

普段は気にも留めないで通り過ぎる草葉を、しゃがみこんで、つくづくと眺めてしまう。

霜はお日様が昇ったら、あっという間に消えてしまう。

霜は、寒い朝の(寒いのを我慢する)ちょっとした楽しみ。

 

周囲から一昨日から昨日の雪は消えた。

冷えた朝の空と東の里山。

そして、冷えた夕方の空と西の里山。


夜は「コールドムーン」=「寒月」。

今年最後の十五夜お月様が東の里山稜線からお目見え。

(上部の緑の点はカメラレンズの反射)

師走だね。

今夜も冷え込むだろうな。

冷え込めば、野菜がきゅっと身を引き締めて美味しくなってくれる。

 

昨日の雪は夜半に止んだようだ。

朝、周囲の里山は雪化粧。

その手前は、甘夏の実。

つい先月まで、緑色の実だったが、寒風が吹くようになったら、次第に黄色みが増してきた。

甘夏でマーマレード作ると、美味しいんだよね。

昨日収穫した小松菜を直売所に運ぶため、軽トラを動かそうとしたら、荷台のホロに

「一緒に行きます!」

みたいに、落ち葉が一枚張り付いていた。

小松菜を積んでいる間にどこかに行ってしまったのだけど、直売所に着いて出荷籠を下していたら、その籠の一つの中に入っていた。

愛いやつじゃ。

(空の出荷籠に入れて、家まで連れ帰りました。)

 

初雪の日になった。
朝のうちは曇り空で風が強く、カエデの葉が大半散り落ちた。

玄関前に紅葉の吹き溜まりが出来た。

掃かなきゃねぇ。とか思っていたら、午後からは霙雪。

山の上部が白くなり、その内、里も白くなった。

夕方暗くなってから、農地に忘れ物を取りに行ったら、西の空は雪雲、東の空は晴れていて、お月様が登って来た。


雪が降る中、積もった雪にお月様の光が反射して、私の影が雪に映るくらい明るい。

宮沢賢治の雪渡りの夜って、こんな感じかなぁ。

 

師走に入って、庭のカエデが散り始めた。

家人の虫歯治療のため来て下さった、訪問歯科の先生の車のボンネットにも、カエデの落ち葉。

風情なんだか、迷惑なんだか。

年末までに散ってしまうかなぁ?

明日は雪予報。

カエデの紅葉に雪が降る。

って、風情なんだか、異常気象なんだか。

夕方、曇り空にお月様。

師走の朧月。

季節が錯綜して、それはそれで風情なんだろうな。