一般社団法人認定・白山の子宝カウンセラー
イクメン薬剤師の直田弥丈です。
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爪白癬治療薬「クレナフィン爪外用液」という薬が昨年発売された。
本日皮膚科の処方箋で初めて扱ったのだが、1本約6000円という
薬価(処方せん医薬品の価格)にびっくり!
爪の生え変わりには約1年かかるので、この薬も1年間を目安に
継続使用が必要。
1本の内容量は3.56g(4ml)、大体月に2本は必要なので12000円/月
1年間で144000円になる。
医療機関にかかると、3割負担なので43200円。ここに病医院での診察代
や検査代などが加わるので3割負担でも年間60000円程はかかるのでは。
これまで爪白癬の治療には主に2種類の内服薬と従来の白癬菌外用薬が
使われてきた。爪白癬用の内服薬は半年継続服用と肝機能などの副作用が
あり積極的に取り組めない方もおいでたと思う。
今回のクレナフィン爪外用液は副作用を懸念して治療できなかった方には朗報
だと思う。
ただ私が違和感を覚えるのは、貴重な税金を140000円/年(残り7割分)も投入して
費用対効果が見込めるのか。。。と思うのです。
爪白癬は生命にかかわる病気ではないけれど、爪白癬の患者さんにとっては、
藁をもすがる気持ちで改善したいと思っておられることと、薬局薬剤師としては実感
しています。
私であれば、爪白癬の患者さんには、まずはセルフメディケーションで出来ることを
提案します。例えば、「アンカビンmic」という白癬菌用の外用薬。
1本20ml 1800円(約1か月分) 年間21600円 税金の投入は0円です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150313/13/nao-miya7038/84/2b/j/t02200293_0800106713243402786.jpg?caw=800)
実際に当店の爪白癬の患者様で、1年使用継続されて改善されている嬉しい報告
があります。もちろん改善が見られない場合や合併症がある場合などは病院での
検査をおすすめします。
少子超高齢化で医療費はうなぎのぼり。
今回のケースに限らず、セルフメディケーションで出来ること、出来ないことをしっかり
伝えて、限られた医療費を大切に使うことを薬局店頭で啓蒙しています。
一人ひとりが医療費の節約を考えて、自分や家族の健康は自分達で守るという意識
と実践が必要だと思います。
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~子宝カウンセラー直田がお伝えしたいこと~
「どうしたら妊娠しやすい身体になるの?」ってよく聞かれます。
赤ちゃんを授かるための治療が心や体のストレスになっては逆効果。
大切なのは、「今に集中して、心と体のバランスを保つこと」。
不妊症に漢方薬・漢方食品(安全性の確かなもの)を使うのは、
「妊娠しやすい身体」になる手助けのため。
現在行っている不妊治療でいいのか?今からどうしたらいいのか?
そのような不安を抱えたご夫婦のために「子宝カウンセラー」が必要。
家族や友人などに話しにくい内容でも、お気軽に御相談下さい。
なおみや薬局不妊専用サイト http://www.naomiya-kodakara.jp/
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