♪夏がくーれば思い出すー♪
この夏のワタシ的メインイベント、尾瀬に行って来ました!
数年来行きたいと思い続け、やっと行動に移しました。尾瀬は言わずと知れた、福島、群馬、新潟に跨がる(栃木もでしたっけ?)日本最大級の湿原地帯であり、福島県に住んでいるならば、わりと気軽に行けるのでは?と思われるかも知れませんが、全然そんなことはなく。
私の住む福島市から、尾瀬の福島側の玄関口、檜枝岐村までは、高速使っても3時間半くらいかかるので、なかなかにハードルが高いのです。
今年こそ行くぞーと決心して、春先には山小屋を予約していました。
金曜日に休みを取り、お昼頃出発。
ご一緒するのはいつもの山友、くりけんさん。檜枝岐村までは、白河経由で。
途中の南会津町田島のスーパーで、食べ物や飲み物を買い、この日のお宿、御池ロッジに着いたのは16時頃だったかな。
中に入ると…
3人で泊まるのには十分過ぎる広い部屋。
お風呂とトイレは共同だけど、どちらもとてもキレイで快適。布団もちゃんとあります。ここは山小屋じゃないね。ちゃんとした旅館と言ってもいい。
ちなみにテレビはありますが地上波は映りません。BSのみ。携帯もキャリアによっては繋がりません。(auはOKでした。)
畳の縁が尾瀬仕様🎵
夕食の提供はしていないけど、食堂に電子レンジやIHヒーター、フライパン、食器などがあって、自由に使えます。
生ビールはロビーの売店で買えます!!
この日はくりけんさんに運転してもらって、移動して来ただけで、これと言って何もしていないのに、ビールは美味い!
買って来た惣菜や、電子レンジでサトウのごはんとレトルトカレー温めて食べたりしました。
使った食器等は、厨房の中の洗い場で自分たちで洗うルールです。
部屋でも少し飲んで、早めに就寝。部屋には冷房がなかったけど全く問題なし。酷暑の福島市から比べたらめちゃめちゃ涼しい!
翌日から、いよいよ尾瀬を歩きます。
5時過ぎに起床。準備をして6時半頃にはチェックアウト。朝食は軽食を出してもらえるけど、出発が早い人には前日にパンが入った袋を人数分渡してくれます。燻製たまごも入ってた。
ここからスタート。
今回行くルートは燧裏林道〜三条ノ滝〜尾瀬ヶ原〜見晴です。ここ御池登山口は燧ヶ岳の登山口であり、当初は登るつもりだったけど、最近あまりにも運動していなくて、山にも行っていないし、体力低下(と体重増加)が著しい私は、東北以北最高峰の燧ヶ岳に挑むには準備不足と判断し、登山は回避しました。しかし、道中もずっと、燧ヶ岳の話をしていた我々。燧ヶ岳にはずっと後ろ髪を引かれてました。
登山口をスタートし、山の中へ。
しばらくすると、いきなり尾瀬っぽい風景!
テンション上がります!
この燧裏林道は、樹林帯と湿原(みんな〇〇田代と名前がついてる)を繰り返す、とても静かなコース。登山客もほとんど会わなかった。
みんな燧に登っているのか…
とは言え樹林帯はちゃんと(?)登山っぽく、岩や木の根っこ、ぬかるみなどもあり、決して楽ではない。木道も朽ちている所が結構あるので要注意。あと、朝露で濡れている木道は滑る。実際私は転びました。
裏燧橋に到着。少し休憩。
三条の滝へ向かう分岐を過ぎると、岩や木の根の悪路を一気に下る、なかなかのワイルドな道。滝の音が聞こえているのに、降りても降りてもなかなかつかなくて、下りの苦手な私はここが1番キツかった。
やっと着いた!三条の滝!
ものすごい山ん中。水量豊富ですごい迫力です。落差100m、幅30mもあり、日本最大級らしい。写真じゃ伝わらないけど、一見の価値有りです。
あとで知ったけど、この展望デッキとかもかなり古くなっていて改修するらしく、8月21日から通行止めになるみたいなので、今回行けて良かった!
先頭を行くくりけん隊長。こんな感じの登りもあるよ。立派な登山です。
三条の滝からしばらく登って、次は平滑の滝。山の木々に囲まれてあまりよく見えなかったけど、これまた大自然という感じ(語彙力…😓)
険しい山道を過ぎると、湿原に出た!温泉小屋のある地区。元湯山荘という大きな山小屋は営業しておらず。温泉小屋はやってます。尾瀬の中で唯一本物の温泉に入れる山小屋だそう。
尾瀬ヶ原に出た!
ここまで来ればあともう少し。
見晴地区に到着!
この日は約12km、5時間半の行程でした。
今宵のお宿、憧れの尾瀬小屋さん。
ここはもうまさに、天国のような山小屋で。
まずは生ビールで乾杯!!幸せすぎる。
この後も次々と幸せがやって来るのですが、長くなったので、続きは次回に!
おつかれ山でした。