2023夏・尾瀬の旅 その① | ゆるRUN日記と柴犬ころとの暮らし

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ラン歴13年なのに、全然走れない不まじめランナーの備忘録。練習はキライだけど大会は大好き。
その他、柴犬、山歩き、酒飲みなどなど。

♪夏がくーれば思い出すー♪

この夏のワタシ的メインイベント、尾瀬に行って来ました!


数年来行きたいと思い続け、やっと行動に移しました。尾瀬は言わずと知れた、福島、群馬、新潟に跨がる(栃木もでしたっけ?)日本最大級の湿原地帯であり、福島県に住んでいるならば、わりと気軽に行けるのでは?と思われるかも知れませんが、全然そんなことはなく。

私の住む福島市から、尾瀬の福島側の玄関口、檜枝岐村までは、高速使っても3時間半くらいかかるので、なかなかにハードルが高いのです。


今年こそ行くぞーと決心して、春先には山小屋を予約していました。


金曜日に休みを取り、お昼頃出発。

ご一緒するのはいつもの山友、くりけんさん。檜枝岐村までは、白河経由で。


途中の南会津町田島のスーパーで、食べ物や飲み物を買い、この日のお宿、御池ロッジに着いたのは16時頃だったかな。



中に入ると…


3人で泊まるのには十分過ぎる広い部屋。

お風呂とトイレは共同だけど、どちらもとてもキレイで快適。布団もちゃんとあります。ここは山小屋じゃないね。ちゃんとした旅館と言ってもいい。

ちなみにテレビはありますが地上波は映りません。BSのみ。携帯もキャリアによっては繋がりません。(auはOKでした。)


畳の縁が尾瀬仕様🎵



夕食の提供はしていないけど、食堂に電子レンジやIHヒーター、フライパン、食器などがあって、自由に使えます。



生ビールはロビーの売店で買えます!!

この日はくりけんさんに運転してもらって、移動して来ただけで、これと言って何もしていないのに、ビールは美味い!


買って来た惣菜や、電子レンジでサトウのごはんとレトルトカレー温めて食べたりしました。

使った食器等は、厨房の中の洗い場で自分たちで洗うルールです。


部屋でも少し飲んで、早めに就寝。部屋には冷房がなかったけど全く問題なし。酷暑の福島市から比べたらめちゃめちゃ涼しい!


翌日から、いよいよ尾瀬を歩きます。


5時過ぎに起床。準備をして6時半頃にはチェックアウト。朝食は軽食を出してもらえるけど、出発が早い人には前日にパンが入った袋を人数分渡してくれます。燻製たまごも入ってた。



ここからスタート。


今回行くルートは燧裏林道〜三条ノ滝〜尾瀬ヶ原〜見晴です。ここ御池登山口は燧ヶ岳の登山口であり、当初は登るつもりだったけど、最近あまりにも運動していなくて、山にも行っていないし、体力低下(と体重増加)が著しい私は、東北以北最高峰の燧ヶ岳に挑むには準備不足と判断し、登山は回避しました。しかし、道中もずっと、燧ヶ岳の話をしていた我々。燧ヶ岳にはずっと後ろ髪を引かれてました。


登山口をスタートし、山の中へ。



しばらくすると、いきなり尾瀬っぽい風景!

テンション上がります!


この燧裏林道は、樹林帯と湿原(みんな〇〇田代と名前がついてる)を繰り返す、とても静かなコース。登山客もほとんど会わなかった。

みんな燧に登っているのか…


とは言え樹林帯はちゃんと(?)登山っぽく、岩や木の根っこ、ぬかるみなどもあり、決して楽ではない。木道も朽ちている所が結構あるので要注意。あと、朝露で濡れている木道は滑る。実際私は転びました。



裏燧橋に到着。少し休憩。


三条の滝へ向かう分岐を過ぎると、岩や木の根の悪路を一気に下る、なかなかのワイルドな道。滝の音が聞こえているのに、降りても降りてもなかなかつかなくて、下りの苦手な私はここが1番キツかった。


やっと着いた!三条の滝!

ものすごい山ん中。水量豊富ですごい迫力です。落差100m、幅30mもあり、日本最大級らしい。写真じゃ伝わらないけど、一見の価値有りです。

あとで知ったけど、この展望デッキとかもかなり古くなっていて改修するらしく、8月21日から通行止めになるみたいなので、今回行けて良かった!


先頭を行くくりけん隊長。こんな感じの登りもあるよ。立派な登山です。


三条の滝からしばらく登って、次は平滑の滝。山の木々に囲まれてあまりよく見えなかったけど、これまた大自然という感じ(語彙力…😓)



険しい山道を過ぎると、湿原に出た!温泉小屋のある地区。元湯山荘という大きな山小屋は営業しておらず。温泉小屋はやってます。尾瀬の中で唯一本物の温泉に入れる山小屋だそう。


尾瀬ヶ原に出た!

ここまで来ればあともう少し。



見晴地区に到着!

この日は約12km、5時間半の行程でした。


今宵のお宿、憧れの尾瀬小屋さん。

ここはもうまさに、天国のような山小屋で。



まずは生ビールで乾杯!!幸せすぎる。



この後も次々と幸せがやって来るのですが、長くなったので、続きは次回に!


おつかれ山でした。