デベロッパーが青息吐息なのは既に知れ渡っているが、未だに地方政府は販売価格をある程度のレベルで維持したいらしい。
中央からお達しが有るのだろう。
そうは言ってもデベロッパーとしたら値下げしてでも処理して出来る限り早く多くの資金を回収したい。
そんなわけで契約書には地方政府に言われた金額を書くものの後からこっそり返金したり、現金ではなんだからと金を送ったり駐車場を無料で提供したりしているらしい。
つまりは実勢価格はとっくに統計局発表のデータとは乖離しているという事だ。
今の事務所から見える建築中の住宅、現場内に人影が見当たらない。
既に3月なので出稼ぎ労働者がまだ戻ってきていないとは考えづらく、恐らくデベロッパーの資金ショートで工事がストップしてるのだろうと思う。
聞くところによればその現場の真向かいにある别墅(大型戸建て住宅)は20万元(約400万円)/㎡という途方もない価格で販売されたという。
こんな高級住宅地ですら工事が止まっているのか。或いはあまりに高すぎるので止まっているという事なのか。
左側に建設中の住宅が有り、道路を挟んで向かい側の4階建てが20万元/㎡の别墅、かなり見にくいが後方の道路沿いに丸い屋根が見えるのが上海南駅
7.1870RMB=1$=147.581円
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