Winning the Loser's Game -2ページ目

Winning the Loser's Game

by skybb



 投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
 本情報の基づいて被ったいかなる損害についても一切責任は負いません。
   投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにしてください。      

投資に限らずですが、「完全な状況」を待つという理由で判断や行動を先延
ばしすることはよくあることです。

 常に「ベストなタイミングで買い、ベストなタイミングで売る」ことが可能
であればいいのですが、経験豊かな投資家でもそのようなことはめったにある
ことではありません。

 投資に関していえば、常に正しく「今が底値」あるいは「今が天井」と知ら
せてくれる客観的な何かがあれば良いのですが、底値は悲観的なムード一色で
売りが最も多い時期に形成され、しかも過ぎて見なければ確定しません。

 天井も同じで、下がることなどあり得ないと思うほどに誰もが強気になった
時が天井で、売りを出そうものなら馬鹿者扱いされかねない状況において形成
されます。底値と同じく過ぎてみて初めて天井と分かります。

 言えることは、事前にそれだと確信できる「完全な状況」などありえないと
いうことです。

 実際には常に不完全で不確実の中にあって目標を立て行動しなければならな
いということです。

 失敗を畏れず、その過程において起こることは全て受け入れ、あきらめず、
常に前進した人のみが成功の果実を手に入れることができます。

 


 「商いに三つの慎みあり 第一油断、第二不巧、第三不敵なり」

 上記は、江戸時代の中期、大玄子という人が著した相場指南書「商家秘録」
に記された言葉です。

 油断して利益確定を怠り、見切る時を外し、慎重さを欠き(不巧)、ムード
で売り買いし、思慮浅く相場の上げ下げで迷い、資力不相応な商いをし、それ
を恐れず(不敵)、わずかの変動でも持ち堪えることができず、結果、利益を
得るところを損にて手仕舞い、底値で売って、天井で仕込むようなことが往々
にしておこると著者は説明しており、それは油断、不巧、不敵が原因であると
しています。

 また、水鳥の羽音に驚いて逃げ散った平家の例えよろしく、自信がなく始終
迷ってばかりでは戦略も何もありません。

 資力不相応に大きな資金を投じてしまいますと、切羽詰まった余裕のなさか
ら少しのことでも動揺し、そこから迷いが生じてきます。

 迷いは計画と願望とをすり替え、適切な対処を難しくします。端的な例が指
し値の変更または取り消しで、それでチャンスを逸してしまうようなケースが
多々あります。

 思いつきやムードで簡単に変更してしまうような計画は初めから無きに等し
く、実行されなければやがて計画することもなくなります。そうなれば終始思
いつきの投資ばかりで、向上のチャンスをも逸することになります


 

 先週末のNYダウは475ドル(1.2%)安で3万7983ドル、ハイテ
ク株比率が高いナスダックは267P(1.6%)安の1万6175P、そし
て半導体株指数(SOX)は161P(3.2%)安の4745Pとなってい
ます。

 

シカゴ日経先物は3万8865円と先週末の日経平均株価3万9523円よ
りも650円ほど安い水準となっており、本日の東京市場は朝方から売りが先
行する展開が想定され、売り一巡後に押し目買いからどの程度の戻りとなるか
要注目となります。


 今週からラマダンが明けたことからオイルマネーの買いが活発化する可能性
があります。一方で米国の長期金利上昇に対する警戒感、153円台まで円安
が進行する中にあって政府・日銀の為替介入に対する警戒感、加えて中東情勢
を巡る不透明感が重石となります。


 18日(木)には台湾積体電路製造(TSMC)が決算発表を予定しており、
この内容を受けた半導体関連株の動きも要注目となります。

 

 

 

 

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心に残る名言                        **
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       善く士たる者は武ならず。
       善く戦う者は怒らず。
       善く敵に勝つものは争わず。
       善く人を用うる者はこれが下となる。

       これを不争の徳と謂い、
       これを人の力を用と謂い、
       これを天の極に配すと謂う

                       老子

   (訳)
       立派な武士は、強がらない。
       戦さ上手は、誘いに乗らない。
       勝つことの名人は、やたらと喧嘩腰にならない。
       人使いの巧者は、相手の下手にでる。
       これが不争の徳である。
       不争の徳は、人の力を最大限に利用する。
       これが天道の極意である。

 

 

 

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悪い時に投げやりにならず                  **
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 後から「あそこで買って(売って)おけば・・・」と言うのは簡単ですが、
結果は事前には分からないというのが株式投資の面白さであり難しさでもあり
ます。

 「順境あり、逆境あり。消長の数、怪しむべき者なし。

    よろしくその逆に処して、あえて易心(いしん)を生ぜず、

      その順に居りてあえて惰心(だしん)をおこさざるべし。」


 上記は佐藤一斎の「言志四録」にある言葉で、順境や逆境、栄枯盛衰は当た
り前のことで、逆境(悪い時)に投げやりにならず、順境(良い時)に怠けた
り、慢心してはいけない、という意味です。

 「わが心に順逆あり」とも言います。一方から見れば逆境(ピンチ)であり
ましても、もう一方から見れば順境(チャンス)となります。それは自分の受
け取り方しだいというわけです。

 「順にいて逆境を忘れず、逆にいて己を捨てず」という言葉もあります。


 難しいことではありますが、相場におきましては常に平常心で、思考を停止
せずに客観的にみることが大切です。



 



 

 

 

  辰年相場34日目となる本日の日経平均株価は、836円(2.19%)の
大幅高で3万9098円となり、バブル景気の1989年12月29日に記録
した終値の史上最高値3万8915円を突破し、同日の取引時間中の史上最高
値3万8957円も突破しています。

 

 これでしばらくは、34年ぶりの更新という言葉を聞かなくてよくなりそうです。

 

日本の夜明けですね。

 

NYDOW    38612  ドル

 

日経平均 39098円   実に2003年以来だそうです。

 

 

 

 ゴールドマン・サックスはエヌビディアを「地球上で最も重要な銘柄」と呼
び、その決算は市場の注目を集めていましたが、エヌビディアは高かった市場
の期待を軽く超えてみせました。


 ・エヌビディアの決算

  <11~1月期実績> カッコ内は前年同期比、コメ印は市場予想

   売上高 221億ドル(3.7倍)   ※204億ドル
   純利益 122億ドル(8.7倍)   ※108億ドル


  <2~4月期見通し>

   売上高 240億ドル         ※220億ドル



 AI(人工知能)向け半導体はほぼ同社の独占状態で、価格が500万円を
超える製品もあります。

 同社の粗利益率は75%を超えており、端的に言えば500万円の製品が売
れれば375万円が利益になる超高収益企業で、マイクロソフト、アマゾン、
アルファべット、メタ・プラットフォームズなどの大手ハイテク企業が同社の
主要顧客となっています。

 同社のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、「生
成AIにより数兆ドル規模のAIインフラへの新たな投資サイクルが始まった。
次の5年で年間数千億ドルの市場が生まれる」と述べ、今後も市場の拡大が続
くとの見通しを示しています。

 

 

 

 

 

政治家の裏金問題に対して国民の目は、正常に反応したのかな。

 

政治家もきちんと税金、払いなさいよ。

 

 

 

 

 

政治家も落選すれば, ただの人だよね