天に座する者は笑いたもう
ある大国が無法にも隣国を侵略した。
ところが、自国の中で反乱軍が決起し、首都に向かった。
大統領は、足元で起きた謀反に驚き、慌てた。
しかし、どうした訳か、
その反乱軍は首都への進軍をやめ、
一日で軍を撤収した。
そこで、大統領は喜んで演説した。
「あなたがたの判断は正しかった。
軍の撤収を歓迎する・・」と。
とんだ茶番である。
大統領よ、あなたこそ、いまこそ、
隣国への侵略軍を撤収し、
兵士を家族の許に帰すべきだ。
正しい判断をするのは、あなたの番だ。
南山 遥
「天に座する者は笑い、
主(神)は彼らをあざけられるであろう」
旧約聖書・詩篇第2篇4節