今日という日の為に、休日出勤もしたし残業も頑張った。
運良く上司が外出してたから先輩に話して定時直後にあがった。
今日は、秦基博の招待ライブでしたが、観れませんでした。
着いたら満員で入れないと謝られた。
招待ライブだから多めに当選させたんだろう。
勿論関係者も呼びまくりだろう。
そうしたら予想以上に人が来たんだと。
スタッフにしてみれば嬉しいだろう。
ファンにしてみたって喜ぶべきことなんだろう。
だけどこんなとき、泣かされるのはファンなんだな。
彼の音が聴きたくて来たファンではなく、仕事でやってきた関係者が中にいるんだな。
読みが甘すぎたぴあに怒ればいいのかそれともBMGなのかオーガスタか。
怒りの矛先をどこに向けたらいいかわからないままに、漏れる声を聴いて泣きました。
何の曲だったかも覚えていないけれど、高知で聴いたあの声だった。
私が何よりも大事だった音が永遠に失われた日に
彼の声に出会って、また新しい音楽を手にいれられて
あの頃は終わりを嘆くばかりだったけれど
あの夜の私は彼の声に救われた部分もあったなあと今思う。
そして、今日は何よりも。
人が多いからと入り口付近で談笑している関係者パスをつけた馬鹿どもに殺意を覚えました。
見ないならそのパスを譲ってくれと思いました。
心の底から死ねと思いました。
あいつらは音楽も仕事もアーティストもファンもスタッフも全てを冒涜している思った。本気で死ねと思う、今でも。
どうかどうか彼等から音を奪ってくれ。神様がいるなら。
あんな奴等が音楽を仕事として扱ってるなんて許せない。
入り口の前で漏れる音を聴いているファンがいた。私はすぐに立ち去ったけど、彼女達は私よりも前からそこにいた。
彼等はそれを見て、何も思わなかったんだろうか。
何も思うことができないのなら今すぐに死ねばいいのに。
私はあの馬鹿どもと同じ業界にいるけれど、あんなことは絶対しない。
当選メールには、満員の際は入れないという旨がちゃんと記載されているから、もちろん諦めはつくのだけれど
あの馬鹿どもが入れたせいで入れなかったファンが確実に 何人かは存在しているわけで。
それをスタッフやイベンターは許すべきじゃないと思った。
歌さえ聴かない人間にパスを渡すなよ。
私のほかにも入れなかった人は沢山いた。漏れる音を聴いていた。
それをスタッフはどれだけわかってくれているのかな。
後日お詫びをしますからと言われて、名前と住所を書かされた。
多分、お詫びはこないだろう。
中に入れなくてしょんぼり帰るファンが見えるところに
馬鹿をのさばらせていた配慮のないイベンターの言うことは信じられないし、お詫びなど別にいらない。
それだけ沢山の人が彼の音を聴きたいと集まったのはとてもめでたいことだし
それだけ関係者が多いってことは注目されてるってことだ。
彼の音が沢山の人に響くことはとてもいいことなのだから、今回のことはしょうがないことだと思う。
(だけどぴあは当選者出しすぎたし関係者招待しすぎ。読み甘すぎ)
許せなかったのは、入り口に溜まってた馬鹿どもと、そいつらを排除しなかったスタッフ。
お詫びなんていらないから、ライブが観たい。
外で談笑してる馬鹿のパスを剥がして私にくれたらそれでよかった。それでよかったのに。
聴きたかったのはあの声と音で。
観たかったのは、あの声を出す彼自身と仲間で。
感じたかったのはあの声に震えさせられている空気だった。