こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
今日は予定を唐突に変更する彼、特にドタキャンの多い彼についてです。
ドタキャンは許せないという女性は多いですね。
当然だと思います。
だって、女性はその日のデートのために、様々な準備をしているのです。
仕事の調整は男性側も同じかも知れませんが、女性はそれ以外に美容院やエステに行き、着て行く服を考え、既婚女性であれば家族に言い訳し、家族の食事の用意をして、子供の用事の段取りをして、ようやく出て来るのです。
それを
「今日は食事をして映画を観て、1日ゆっくりする予定だったけど、時間がなくなった」
とホテル直行1時間デートに変更されたり、ましてその日いきなり中止と言われたのでは、がっかりどころではありません。
お店の予約や映画のチケットなどをこちらが取っていたなら、実害だって被るでしょう。
行き先が変更になるだけだって、せっかく考えた服装がちぐはぐになってしまうかも知れません。
せめて、遅くとも2～3日前までには知らせてくれたら良いのに・・・
ドタキャンする側にも都合はあるのでしょうが、でも彼は、もしかしたらこんな気持ちなのかも知れません。
先日、ある社長から
「必ず当日朝に休むと連絡して来る社員がいて困る」
と聞かされました。
少人数の会社です。
その日の朝になって急に人が足りなくなると、仕事の段取りが狂います。
従業員さんに当日の急な休みは困ること、病気なら仕方がないが予定がわかっていることなら早めに休みを申し出て欲しいことを注意してもらいますと、従業員さんからこのような返事が返って来たようです。
「実は以前に、『来週休みたい』と申し出たら、社長に非常に困った顔をされた。それ以来、休みを申し出るのが心苦しくなり、
予定がわかっているときでもつい先延ばしにしてしまい、ギリギリまで言い出せなくなってしまった」
従業員さんはこのように説明し、改めると約束してくれたようです。
一方、社長も反省しました。
なるほど、当該従業員が休みを申し出た時期がちょうど繁忙期に当たり、快く了承できなかったのかも知れない。
嫌な顔をしてしまったのかも知れない。
文句や嫌味のひとつも言ってしまったかも・・・
急な予定変更は、相手の時間を奪い予定を壊す迷惑な行為ではありますが、不倫恋愛では避けられないことでもあります。
デートの時間や行き先の変更が当日に、中止の連絡がドタキャンになってしまうのも時には仕方のないことですが、いつもいつもという場合にはもしかしたら、あなたをがっかりさせることに臆病な彼が、ギリギリまで言い出せないせいなのかも知れません。
「急な方が困るし、急な方ががっかりする」
と伝えて、前もっての連絡を徹底させるか、あるいは最初から彼との約束は50%くらいの実現率と考えて、キャンセルとなった場合の別の過ごし方を考えて置くのが現実的だと思われます。
また、「このあたり」とデートの日を示唆しながら、中々実際の日取りや時間を決められない男性もいます。
これらの男性は、過去にドタキャンを責められて、約束自体が怖くなってしまった方も多いです。
「都合が悪くなったら仕方ない。その時は諦めるから、とりあえず決めちゃおう」
とダメになっても責めないよ、という態度を示すと安心することでしょう。
あるいはあなたの都合で日を決めてしまい、あなたのドタキャンは許してもらうとか。
最近の男性は、自分のしたことに対する彼女の反応には敏感でも、そうした反応をする彼女の心情や、それまでの背景には思い至らない方が多いです。
愛情が薄いのではなく、想像力がないのです。
浅はかな彼をどう導くか・・・難しい問題ですが、一緒に考えて行きましょう。
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