こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
インターネットの質問サイトを見ますと、未だに
「不倫中の既婚男性は相手に本気でしょうか」
などと質問なさっている方が少なくないようです。
そして
「利用されているだけ」
と回答者から袋叩きのような目に遭ってしまうことも、少なくないようですね。
この「利用されている」というのは
「Hの相手として利用されている」
「不満や淋しさを埋めるために利用している」
だから、本気である訳はない。
都合の良い存在に過ぎない。
と言いたいのでしょう。
そしてそれに対し、
「彼は家族よりも私を優先してくれる。記念日には高価なプレゼントもくれる」
だから都合良く利用されているだけではない、こう反論したとしても、
「それは後ろめたさからだ。あるいは餌だ」
愛しているからではない、とやっつけられてしまいます。
しかし、私がいつも思うことですが、仮に利用されていたとして、それは愛されていないことになるのでしょうか?
お互い全く相手を利用してもされてもいない、そんな人間関係があるものでしょうか。
それは、見返りを一切相手に求めず、一途に無償の愛情を注ぐ関係です。
私はそれは、神様の愛だと聞いたことがあります。
自分にとって、全く利用価値のない、プラスになる所の何もない、デメリットにしかならない相手を愛するのなんて、人間には無理だと思います。
夫婦だって、夫が働いて外貨を稼ぎ、妻が家事をし、あるいは共稼ぎで家計を分担していても、お互いにお互いの働きをアテにしているのならば、「利用しあっている」と言えなくもありません。
私は、「利用している・されている」ことと、相手への愛情が本物かどうかは関係がないと思います。
相手のためにできることを喜びを持ってしてあげられ、相手から与えられるものを感謝して受け取れるか。
相手の行為を利用と考えるか喜び・感謝と考えるか。
愛情が本物かどうかはここではないでしょうか。
夫をATM、妻を家政婦と思えば、夫婦の間にだって愛はありません。
不倫恋愛の関係でも
「将来の見えない自分について来てくれる」
「子供との時間を犠牲にして側にいてくれる」
と思いあっている関係ならば、「利用しあっているだけで愛はない」などとは言えないと思います。
それと、利用できるというのは、その人にそれだけの価値や力量があるということです。
必要とされているのです。
「利用されている」と同じく、「都合の良い相手」にも拒絶反応を示される方がいらっしゃいますが、私ならば好きな人には「無能で都合の悪い存在」と思われるよりは、「有能で使えるやつ」と思われたいです。
もしあなたが
「あなたは利用されているだけ」
と言われたならば、彼に今してあげていることを自分が喜んでやっているか、彼が感謝して受け取っているか、それをできる自分の力を誇りに思えるか、それを考えてくださいね。
二人の関係に疑問を抱いたら、自信が揺らいだら、こちらにいらしてください。
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