こんにちは。妹カウンセラー、白石まちこです。
このブログのジャンルの表記は「他人に言えない恋愛」ジャンルなのですが、不倫恋愛はまさに他人に話すことが出来ませんよね。
中には、一人で抱えているのが辛くて、仲の良い友人に打ち明けたという経験のある方もいらっしゃると思います。
あなたの辛い気持ちに黙って寄り添ってくれたり、話を聞いたうえでそっとしておいてくれる友人もいるでしょう。
ですが、多くの場合は
「不倫なんか、すぐにやめた方がいい」
「騙されてるのよ」
「最後は絶対奥さんの方を取るよ。傷つくのはあなたよ」
と、否定的な反応を見せる人が多いものです。
友人に不倫恋愛の相談をして、否定的だったり感情的な反応が返って来るのは、それだけその友人があなたのことを好きで、心配しているからです。
今まで一緒にたくさんの時間を過ごし、これからも楽しく過ごしていきたい大事な友人であるあなたが、悲しんだり心に傷を負ったり、病んでしまう姿を見るのは耐えられない、なんとしても食い止めたいという思いがあります。
また、これまでずっと一緒にいたはずのあなたが、いつの間にか全く違う世界に足を踏み入れているという違和感もあるでしょう。
不倫恋愛という未知の世界に、あなたが行ってしまう、離れて行ってしまう、という寂しさや焦りの気持ちが、強い否定の反応を産むこともあります。
いずれにしても、あなたと友人の距離が近しいため、激しい反応になって返ってきます。
一方で、意外にも、「年に数回しか会わない友人」「推し活友達」「男友達」など、あなたと少し距離のある友人に不倫の悩みを打ち明けたところ、
・客観的なアドバイスをしてくれた
・「好きなら仕方ないよね」と普通の恋バナのように話を聞いてくれた
・同じように不倫経験があることが分かった
というように、冷静に彼との悩みを打ち明け、話し合うことができた、というお話をよく聞きます。
これは、あなたと友人に一定の距離があるため、第三者の目であなたの恋を見てくれるからです。
あなたが傷ついて涙を流しても、それは普通の恋愛で流す涙と同じものとして話を聞いてくれますし、日頃からある程度離れて過ごしているので、あなたが違う世界に行ってしまう！という焦りや寂しさもありません。
自分の感情や、自分の環境や損得などと離れたところから、あなたの話を聞いてくれます。
そして、あなたの方でも、近しい友人よりも、自分の気持ちを楽に話せる、ということがよくあります。
親友同士や身内は、お互いへの気持ちが強いだけに、
「なんとかしてあげなければ」
「やめさせなければ」
「遠い存在になってしまうのでは」
と、背負い過ぎる傾向があります。
もちろん、それだけ近しく、お互いを真剣に思いやる親友や身内の存在は大切です。
ですが意外にも、一定の距離のある友人や知人などが良いアドバイスをくれたり、気持ちに寄り添ってくれることもあります。
私達カウンセラーも、あなたとは一定の距離を置く存在です。
だからこそ、冷静にお話をうかがい、客観的な目であなたと彼の姿を見つめることが出来ます。
話すだけで楽になることもあります。
誰にも話すことが出来ない、話せる人がいない、という時は、私達のことを思い出してみて下さいね。
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