こんにちは。妹カウンセラー、白石まちこです。
私の知人男性が、この3月で定年を迎えました。
「仕事も子育ても終えて、あとは自分の人生を、大切に楽しく過ごしたい!」
と、この春を楽しみに頑張って来た彼ですが、なんだか浮かない顔をしています。
何かあったのかと聞くと、
・退職したらあれを手伝え、こんなふうに過ごしたらどうかと、自分の今後について口を挟まれる。
・周囲から、退職金の額をしつこく聞かれる。
・親や家族から、「〇万円は私に寄こせ」というようなことを絶えず言われる。
・現役世代を終えた自分は価値がないといわんばかりの言動をされる。
「僕は僕で思い描いていた人生があるのに、ああしろこうしろ、こんなふうに過ごせと決められたくない」
「退職金は、支えてくれた家族のためにももちろん考えているけれど、使い道や配分を勝手に決められるのは、非常に気分が悪い」
「自分なりに家族のために働いてきたのに、本当に自分はATMなのかなと虚しくなった」
そんなふうに、暗く寂しそうな面持ちで語っていました。
この知人男性の話を聞いて私が思ったことは、男性はやはり「自分で決めたい」んだな、ということでした。
退職後の自分の人生や、退職金の中身などに、勝手に首を突っ込んで探られたり、周囲に先に決められたくない、という怒りを訴えています。
不倫恋愛においても、「既婚の彼に離婚してほしい」と思った時、女性は未来のことを見据えて、先へ先へと動く性質を持っています。
しかし、先へ先へ、二人にとって良かれと思ってしたことが、彼の苛立ちやあなたへの不信を招いてしまうこともあります。
「奥さまへはこう切り出したら?」
「話し合いで決まらないのなら調停か裁判ね。弁護士さんはこの先生がいいよ」
「財産分与と養育費、ローンは、こんな数字でどうかな?」
こんなふうに、女性は具体的に、先がスムーズに進むように考えるのが得意です。
しかし、やり過ぎると男性は
「自分の意見を聞いてくれずに勝手に決めた」
「俺の家族や家、俺の稼いだお金のことを何故君が決めるんだ」
「俺は俺なのに」
という反発を覚えるようになってしまいます。
ですから、男性にはまず、たとえ間違っていても自分のやりたいようにさせてあげることです。
女性にとってはじれったいですが、一度は彼の言うことを受け入れ「それでやってみようか」と味方になってあげて下さい。
遠回りして、結果的にあなたの考えたビジョンが正しくても、男性は自分でやってみて、失敗したり納得しないとだめなのです。
特に、離婚やお金のことはデリケートですし、何より彼と奥さま二人の問題です。
離れたところから見守って、彼が行き詰った時に愚痴を聞いたりサポートしてあげましょう。
良かれと思って頑張っているのに彼が分かってくれない…というあなたは、頑張りすぎかもしれません。こちらで、彼との適度な距離を保ちながら、未来につながる関係を築けるマインドを身につけましょう。
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