長いご無沙汰 | 圭祥ブログ

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長年、銀座にて「算命学」「手相」「方位」「自然医学」を通したカウンセリングで皆様にお世話になりました。
現在は残る余生をすでに80歳を超える夫との時間にあて、週に数日のみ出張鑑定を行っております。

  昨年の暮れより私は何かと自分の体調がはきりせず主人も脳梗塞の後遺症で手がかかり何かと気ぜわしくブログの方までは手が回らない状態で、月日が過ぎました。その上運悪く、我が家のお隣のご夫妻が相次いで他界され、早速家屋、土地の売却、それにまつわるゴタゴタなどと、目まぐるしい展開をしている間に5月になりました。本当に気の休まる暇もない5カ月間。ところがある日、5月11日土曜日に、歯が腫れたと思い歯医者さんを受診、歯医者さんは、歯では無く、耳鼻科のかかりつけはないかとの事で、近くの耳鼻科クリニックに行きました。診察の結果これが意外な展開になりました.

 

「あなたは大変です、命にかかわります、直ぐに救急車で紹介状を書きました病院に行って下さい」との事。私は全く切迫感はなかったのですが自宅に帰り、紹介頂いた国立埼玉病院に電話をしました。電話口の案内の女性は、平日以外は担当する医師がいないので(その日は土曜日の夕方でした)その様な紹介でしたら、然るべき病院に救急車で行き処置をお願いする様に、それでなければ月曜日の朝8:30以降に電話で予約外の予約を取る様にとの事でした。

 

自分自身は体はだいぶん疲れてはいましたが、熱も全くなく切迫感も余りなかったので、何とか日曜日は過ぎ月曜日の朝、息子が紹介状を頂いた病院に電話をし、予約外の予約を取り、直ぐ病院に行きました。

 

ここで私の思ってもいなかった展開に、その時の担当医師は紹介状に入れられていた、土曜日の所見の映像とその時点の映像とで進行状況が分かり、時間的余裕が全く無く、命の限界が来ていると思われたのです。、さすがにその時は私も水の一滴ものどを通らない状態でした、土日月と3日間何も食べていなかったことは事実でした。直ぐ息子は医師に呼ばれ現状の映像を見せられ、いろいろの書類にサインをし、一時は茫然としたそうです。その時の医師もそうとうに慌てておられたとの事、その時のことを思い出すだけでぞっとするそうです。

 

そこで緊急手術となり、私が手術室に入ってビックリ、12人もの関係者が待機しておられました。ウワ~大変なことになっているのかなあと、我ながら思っている間に意識がなくなってしまいました。全身麻酔だったのですね。まさに私の生還した瞬間だったのでしょう。それから3日間、集中治療室で過ごしその後一般病棟に移り、そして1週間は点滴のみ、土日月を含めると10日振りに食事が出来ました。それからは完食、それ以降は先生が驚く程回復が良く、5月31日に退院しました。

 

今やっと元の生活に戻りました。何か夢でも見ていたような時間の経過でした。

私の人生の再々スタートです。お世話になった先生方、看護師さん達、家族、これからどのくらい生きられるのかわかりませんが神様から頂いた命を大切にして、世の中にお返しすることが私の使命と考えております。