鈴さんと一緒に、地域の港祭りの花火を見ました
何だかグズグズした調子の鈴さんだったけど、「鈴さん、花火見るよ!」と言って
家のすぐ近くまでバギーで出ると
「あー あー あー あー」 とお話をはじめて・・・・嬉しくなりました。
鈴さんも、きれいやねーと言っているようで・・・家族で見上げた空。
鈴さんと初めて地域の花火大会を見たのは、もう何歳だったか忘れたけど
「ドーン」 「ドーン」 「ヒュッ」 「ド ド ドーン」 「パッ パパッ」
なーんて音につられて、急いで
アンビューと酸素ボンベを持って、2階に駆け上がって見たことを覚えています。
あれから家が建って、2階からは見えなくなったけど
鈴さんも大きくなって、抱っこをして2階に駆け上がるなんてことは出来なくなりました。
パパが単身赴任中も2人で見てきた花火。
今年も一緒に見れたね。
鈴さんは長く生きられないと言われていたのに、今もこうして生きていて
大切な友達をみおくるばかりで、何だか死ぬ死ぬ詐欺みたいで
学校の環境も変わって、あぁ、幸せだって過ごせる日々の中で
旅立ってくれたらよかったのに
とか・・・・・色々考えてしまっていました。
あー あー と声を出す鈴さんと打ちあがる花火を見ていたら
私と鈴さんが生きてきた日々を知っている人たちの言葉が次々と浮かんできて
鈴さんが頑張っている限り、生きさせてあげなきゃ。
なんだか・・・・・・そう思いました。
鈴さん、こんな写真しか写せなかったちゃあちゃんだけど(2008年)
今年は、まぁまぁうまく撮れたと思わない???
こんな風に、少しずつ、少しずつ、鈴さんの母としてちっとは、うまくやっていけてたらいいな。
鈴さんの、鈴さんなりの人生の花火を1年、1年、打ち上げていきましょう!
そして、来年も一緒に見ようね。