お世話になっている皆さんが言ってくれます。
「りんちゃん、3年生になるんですねー」
学校の鈴さんに対する医療行為については、基本的な部分の考えが変わってないので
失望しましたが、「どうにかしてあげたい」と言ってくれるようになっています。
鈴さんの時には認められなかった酸素ボンベを置くことも出来るようになるそうです。
(ちなみに、鈴さんは車のなかに酸素ボンベを置いていました)
きっと私が考えるより難しいことがあるんだろうと思われます。
でも、でも! 頑張ってもらいたいと働きかけは続けていこうと思ってます。
私は、鈴さん達にされている教育は、教育の本質なのではないかと思っています。
国語や算数など点数になる勉強とは違うところで私達が学んだものです。
鈴さんが「課題」という授業に取り組んでいたのを覚えてますか?
1年間頑張った成果がこちら。
それを先生が、鈴さんが使えるようにとリボン、髪飾り、かごにアレンジしてくれました。
先生が思ったよりも出来なかったかもしれないのに、鈴さんが使えるようにと
考えてくれたことが本当にうれしくて胸がいっぱいになりました。
先生は、子供たちの為に を一番に考えてくれます。
不思議と、鈴さんも鈴さんなりに頑張るのです。
1年生の時にはほとんど声をださなかった鈴さんが、学校で声をだすようになり
手も握るだけではなく、左右にじわっと動かしてみせたり・・・
療育を受けていた時から大事にしている作品や、友達との写真が増えていくことは
本当に幸せなことです。
3年生、どんな先生に出会い、どんな毎日が待っているのでしょうか。
鈴さんが先生と頑張ったことが、花開くことが楽しみです。
2年生に咲いた菜の花(思い出)を胸に 3年生のスタートをきります。