私が覚醒してから、自然消滅を実行に移すまで約2年…いろんな思いがありました。
すぐに辞めたかったんですけど、この宗教、辞めたくても辞められないんですよ。
JWになる時は、家族がどんなに反対してもあなたには宗教の自由がある!たとえJWになったために家族を失っても、決して断ち切ることのできない世界的な家族の一員になれる!!
…と言われてたのに、信者ではなくなったら、決して断ち切ることのできない絆とやらは即座に断ち切られる。(とんだ詐欺だわ)
信者でなくなれば、徹底的に避ける忌避というペナルティがあるためにやめたくてもやめられない。親子でもです。親子断絶、家庭崩壊、本当にヤバいです。
自分たちの宗教の自由は声高らかに求めるくせに、
JWになったら宗教の自由はない。
だから、覚醒しても辞められないから仕方なく、なんちゃってJWとして活動していました。(心なんてどうでもいいんだろうね)
覚醒した状態で、集会、奉仕、割り当て、集会のコメントで心にもないことを言ったり…苦痛でした。
出版物の内容は年々薄っぺらになって、統痴体のおじちゃんをやたら持ち上げるし…
高等教育の否定は相変わらず酷いし、忌避の具体的なやり方までビデオで学ばせ(推奨と言っても、組織や統治体の言葉は神からの言葉に匹敵するくらいの力があるので、相当な圧力がかかります。
高等教育を相変わらずボロカスに言い、忌避の強化(排斥された娘を家から追い出し、その後娘からの電話すら出ないように教えるビデオや、排斥された子供に会うため、孫を口実に使うな…なんてものみの塔の記事にあったりして
そんなのを集会で学ばされて…楽しいわけない。
忌避強化のビデオを大会だけではなく、集会で見せられた時、この組織は狂ってる…と思いました。
もう限界だな…って感じました。
その上に、アメリカに住んでいる、天に行ってイエスと共に支配すると思い込んでいる滑稽なおじゃちゃん達を賛美する歌まで出てきて…
国歌や校歌すら歌わせないWTが、人を賛美する歌を歌わせるなんて!!ここまで落ちたか!!そんな気持ちでいっぱいでした。
なんか、どうしても納得いかなかった。
こんな感じで、自然消滅を決意した原因がいくつかありますが、なかなか踏み切れない私。
そんな私にとって、決定的なことがありました。
組織は信じられなくなっても、記念式はとても大切な日で、一週間前から気持ちを高めて記念式に出席したのですが、なんと!記念式の最後の歌が統治体賛美の歌だった
なんか涙が出たんです。
周りにいた兄弟姉妹は、私が感謝感激のあまり泣いたと思っているでしょうけど、悔しくて泣きました。
この大切な記念式の日に!!どうして、信者にチヤホヤされてアイドルのような扱いで、統治体を賛美しなければならないのか!!
ふざけんな!!
堪忍袋の緒が切れた。
もうムリだ…
自然消滅を決意した瞬間です。
この時に、仲のいい姉妹もいたから、離れられなかったけど、もう限界に達してしまった。
二度と集会には行かないと、心に固く決め、その後に私がとった行動は、集会での割り当てを終わらせた後、輸血拒否カードを破り捨てた。
もともと納得いかなくて、なかなか書いて提出しなかった輸血拒否カード。
早く出してくれと何度も催促されそれでも書かなかったら、もう待てないと王国会館で書かされ、印鑑を持ってる兄弟姉妹を探し、コピーを取られた、イヤイヤ書いた輸血拒否カード。
組織は個人の判断なんてぬかしてましたけど、どこが個人の判断なのか説明してほしいわ。
カードを破り捨てて気持ちよかった。
これが、私の自然消滅物語です。
……(o_ _)oパタッ