秋は一年で一番､私とって辛い季節のはずなのに
今年はなんだかとても…
気持ちが安定していて穏やかなんです。
子どもの頃には満たされなかった思いを、今の人間関係で解消する事はできない
それを求めちゃうと､周りを疲れさせてしまう
それは､もう嫌と言うほど経験してきて…
インナーチャイルドを癒すには
過去と現在を切り離していく事が必要で…
頭では分かってるけど
これがなかなか難しかったんです
ひとつ言えるのは
過去の何もなかった時と今では､今の方が圧倒的に自分を理解し寄り添ってくれようとしてる方がいる…と言うこと｡
過去の手に入らないものをいつまでも求めるより､今､自分を受け入れてくれる方々の方が
自分にとって､かけがえのない貴重な人なんだと思うようになりました。
子どもの頃に満たされなかったものを求めている自分に気がつき
自分で自分の心に寄り添い
自分の全てを認めてあげて､寄り添い､ミラーリングした事で
なんだか安定した心をもてるようになったのかな？
だけど､まだ安心はできない…それが心的なものの難しさだとはわかっているけど
いろんな事を諦めたら､心が楽になったのは事実
そして､心が安定してくると､これまでわからなかったことが､わかるように､見えるようになった気がします。
私を産んだ人は､私のことが嫌いでたまらなかった。
姉妹は抱き寄せて可愛がっても､私は近寄ることすら許されなかった。
気持ち悪いから近寄らないで！と､身震いしながら面と向かって言われて…
それ以来ずっと､私は醜すぎて､人にとって不快な存在なんだと思ってきた。
真底そう思って今まで生きてきた。
でも､それだけじゃないことに気がついた
私を産んだ人が､私に近くによってほしくないほど､毛嫌いし､気持ち悪い！と言った意味がわかってきたんです。
そんな事を言ったり､拒否したり…
それには複数の原因が絡んでいたのではないかと…
まず…
私は目が悪い。
ほとんど見えていなかったらしい。
小学生に上がる前のは検査で､ほとんど視力がないことがわかり、視力回復センターに通い、なんとか…
0.0いくらの世界ですが､見えるようになりました。
見えるようになっても0.0いくら…の世界だし､凄く嫌な目つきをしてたと思うの。
それ以上回復することはないと言われ､今日まで…
見えないものを見ようとすると､嫌なら目つきになっちゃうの。
きっと気持ち悪かったんだね。
私を産んだ人は私を堕胎しようとしたのに､父が止めて…ほら、言わんこっちゃない！
そんな思いもあったのかな？
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それだけじゃないんです…
私の顔が…！！
私を産んだ人は自分の兄が大嫌いだった。犬猿の仲のようでした。
悪口ばかり言ってるのを幼い頃から聞いていた。
数日前､気がついたんです…
鏡に映る自分が､私を産んだ人の苦手な人､産んだ人の兄にそっくりだということに！
私をみると､大嫌いな自分の兄を思い出すので嫌だったのかもしれない。
まぁ…
好きでこんな顔に産まれてきたわけじゃないんですけどね。
それから…
私が子どもの頃は､絶対的な力を持っていた私を産んだ人。
今は歳を取り､相変わらず家事はせず遊びまわっているけど､立場は私と逆転。
わたしから捨てられると生きていけない人
時々､媚びるような目でわたしを見る
ふと思った
これって……
幼い頃､わたしが､自分を産んだ人を見る目と一緒なんじゃないかと…
と、すれば
私は､あの人と同じ事をやってるのか！？
そう思うと､冷たく扱うのはやめようと思った。
許したわけじゃないよ
許せないよ…
どれだけ苦しんだと思う？
許せるわけないじゃん！！
決して､許したんじゃない
何も期待しない。
諦める事ができただけ…
それでも､諦めたら気持ちが楽になった
諦めたら､気持ちが穏やかになった
どうして？なぜ？わかってくれないの？
…って、気持ちがなくなったから。
前ほどの殺意はなくなった。
求めても､探しても､答えてくれない…
何も求めてはダメ､期待してもダメ
諦めたら､心が安定し､普通に声をかける事もできるようになったよ。
寂しいけど､これが現実
だけど…
以前と比べて何だか……心は穏やかだよ。