「グリーンマイル(The Green Mile)」その1回目 | ナンモサのなんもさ 

ナンモサのなんもさ 

日々の想いをを綴ります。
いきなりの読書登録はお受けしません。
コメントの扱いも同じです。
ペタを増やす目的だけで何もないところは無視します。

◎本性ムキ出し 野田首相ベタ褒め 橋下大阪市長豹変の魂胆(ゲンダイネット)
 つくづく軽薄な男だ。10日の会見で、「着実に『決める政治』をされている」と野田首相をベタ褒めした大阪市の橋下徹市長(43)。メディアが「首相を評価」「連携を視野?」と一斉に騒いだ11日、慌てて「個別政策で見解の相違はある」と言い訳したが、ハァ? ではないか。
 橋下はつい先月、「統治の王道は国民をダマさないことだ」と、消費増税に突き進む野田を批判したばかり。それが一転、「首相はすごい」「支持率は急回復すると思う」「(道州制やTPPなど)根本的な考えはぼくらと同じだ」とヨイショするのである。この“ホメ殺し”には、さまざまな臆測が流れている。


 「狙いは早期解散ですよ。支持率は上がる、自分も応援していると首相に自信を持たせ、さっさと解散に持ち込ませたいのでしょう。今月1日の羽曳野市長選で初黒星を喫し、維新の会の“価値”も下落中ですからね。シタタカな男です」(市議会関係者)


 もっとも、橋下の風見鶏のような豹変ぶりは、今に始まったことじゃない。あれだけ反対していた大飯原発の再稼働問題も容認へと態度を一変。「再稼働で関西は助かった。停電なら人命にリスクが生じる」なんて言い出す始末だ。案の定、財界や経産省幹部と密会していたことがバレた。


 「“脱原発”のブレーンだった『環境エネルギー政策研究所』所長の飯田哲也氏は橋下の元を去り、山口県知事選に出馬したが、橋下は『維新の会が関与するのは難しい。国民が離れる』とヘリクツをこね、支援を否定。『反増税』『脱原発』で考えが同じだったはずなのに、都合が悪くなったのか」(市政事情通)


 元大阪府議でTVコメンテーターの山本健治氏が言う。

 「橋下氏の言動をまともに受け止めるだけムダです。彼は自分の利益のためなら何でもやる実利主義者だし、その都度、自分がいいと思ったものを持ち上げるご都合主義者。大飯原発のときと同じで、今は増税に反対しているが、国政に打って出たら消費増税賛成と言い出しても不思議ではない。徐々に本性を現しているということですよ」

  こんな男が第三極とかいわれ、持ち上げられているのだから世も末だ。

ゲンダイは相変わらず小沢一郎支持。彼なんかは橋下さんよりさらにひどいと思うんですけどもねえ。私は橋下さんを評価しませんけど、この記事には明らかに悪意を感じますね。


 
◎正論と王道 小沢政権奪取戦略(ゲンダイネット)
 <スタッフ、議員、候補者が続々>

 「国民の生活が第一」が結党した。もちろん代表は小沢一郎。11日の結党大会で、「一体改革に名を借りた消費増税法案を撤回させるべく行動していく」と力強く決意表明した。剛腕政治家の最後の戦いが始まる。


  「今は正論と王道でやっていくべき」


  国会での対応について、小沢はこう言った。
  新党は、衆院37人、参院12人の勢力だ。統一会派を組む新党きづなと社民党が同調すれば内閣不信任案を出せるし、問責決議案は単独提出が可能である。
  だが、最初からカードを切ったりしない。まずは参院で消費増税を廃案に持ち込むことを優先する。問答無用でバッサリは、国会のあるべき姿ではない。参院審議を通じて消費増税の問題点を浮き彫りにし、国民に訴えていくのだ。


 「当たり前のことを訴えれば、おのずと支持は得られる。原発についてもそう。そもそも推進派だったなんていわれているが、原子力は過渡的なエネルギーという主張はずっと変わっていない。小沢さんが言っているのは正論だし、ずっと変わっていません。正論と王道で民主党から政権を奪う。それが新党を立ち上げた目的です」(新党関係者)


  裏方も整う。民主党から離党するのは議員だけではない。


 「新党への参加を希望する民主党の職員は少なくありません。小沢氏に考えの近いスタッフたちで、態勢が整い次第受け入れることになるでしょう。もちろん議員の離党も続きます。今月中には第2陣が飛び出す予定。民主党は3、5、10、12月に政党助成金を分配しています。今年はそれ以外にも『活動促進資金』などの名目で一時金が出ている。100万円程度ですが、今月も配られます。そんな“手切れ金”を受け取ってから離党し、新党に合流する。新党を立ち上げて選挙を戦うには、30億円とも40億円ともいわれるカネがかかります。持参金は多いに越したことはありません」(新党事情通


  政権奪取の準備は着々だ。新党の選対委員長は小沢が兼務する。それだけに頼もしい。小沢は「出馬したいという若い人たちが集まっている」と胸を張った


 「次期衆院選は立てられるだけ立てる。そうやって政権を担える勢力を確保する考えです。くら替え出馬を希望する参院議員もいて、士気はどんどん高まっています。ただ、北海道は鈴木宗男の新党大地、愛知県は河村たかしの減税日本がある。選挙後の連携を考えれば、乗り込んで荒らすわけにはいかない。やはり小沢さんの地元・岩手がある東北や関東など、東日本が中心になるでしょう。民主党幹部の選挙区にも強力な刺客を送る腹づもりです」(政界事情通


これはもう絶賛ですよ。小沢一郎べったりのゲンダイ。
 なんだか半島の北側の国の報道みたいで、噴飯モノじゃないですか。客観的事実とは思えない部分にアンダーラインを引いてみました。

 この記事の論拠はすべて不明。
 情報源は「新党事情通」と「政界事情通」。
 いずれもゲンダイが「こうあって欲しい」という心の叫びそのものなんじゃないですか。

 そんなこと言っちゃまずいかな。(ё_ё)



◎ドラマは参院で・図々しい…脅しですまない自民(読売新聞)
 消費増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は、18日から参院の特別委員会で本格論戦が始まる。
 法案は先月、民主、自民、公明3党の修正合意により衆院通過したが、参院ではすんなり「可決・成立」といかない可能性も出てきた。自民党が野田首相に不満を強めているためだ。


 「今まではシナリオ通りにいってるが、ドラマは参院で起きる」


 自民党の伊吹文明元幹事長は14日の読売テレビの番組でこう語った。伊吹氏は、衆院特別委の野党筆頭理事を務め、3党修正合意の「仕切り役」だった。増税は必要との認識から野田政権に協力したわけだが、この日はその姿勢を軌道修正する可能性を示唆した。
 伊吹氏の言葉は「ブラフ(脅し)」では片づけられそうもない。11日夜、党の谷垣総裁と会食した際も、


 「首相は3党合意があるから参院はほっといても通ると思っているようだ。ずうずうしい」

 「何を勘違いしてるのか」


 と両氏は首相批判で盛り上がったという。
 自民党執行部は、消費増税への協力と引き換えに衆院解散への確約を首相に求めてきた。確約はとれていないが、「自公両党のおかげで増税を実現するのだから、実現したら早晩、衆院を解散するはずだ」(党幹部)と期待する。
 ところが、首相は最近、沖縄・尖閣諸島の国有化や、集団的自衛権の政府解釈の見直し検討の表明など、政権続投への強い意欲を示し始めた。解散についても「やらなければならないことをやり抜いた上で」(首相)と説明するだけだ。
 谷垣氏や伊吹氏は党内きっての増税論者で、政局の混乱よりは一体改革関連法案の成立を優先させるとの見方は多い。ただ、党内には、成立前に衆院に内閣不信任決議案を提出し、小沢一郎氏率いる「国民の生活が第一」と、民主党にとどまった鳩山元首相グループと連携し、可決を目指すべきだ――との声もある。
 参院自民党の山本一太前政審会長は14日のTBS番組で、民主党内に増税反対論者が残ることを問題視し、「3党合意への背信だ。(参院で法案を)採決すべきでない」と主張した。
流れから言えば解散総選挙が当然でしょう。マニフェストと大きく異なる政策を展開しようとしているわけですから、民意を問うのは筋だと思いますよ。

 結果はどうなるのかわかりませんけれども。


◎危機管理 日本3大頓珍漢は東電、千原せいじ、菅直人と専門家(NEWSポストセブン)
 危機管理は、他者の事例を疑似体験することによって向上する。そして、テレビに映し出される記者会見やコメントは、実は反面教師ばかりだと危機管理専門家でリスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏は指摘する。これら反面教師はどんな参考になるのか。以下は、田中氏の解説である。
 * * *
 頓珍漢(とんちんかん)とは、鍛冶屋の相槌の音が揃わない状態に例えて、つじつまの合わない間の抜けた発言および人のことを差す。危機管理においても、しばしば登場して事態を悪化させてしまう。
 東京電力のお客様本部の島田保之執行役員は、5月末頃からテレビに出演して、「従業員5000人以上の企業と比較して、現在の東京電力の社員の給与は高くない」という趣旨のフリップを示して、電気料金の値上げに理解を求めていた。
 この画面を見た私は唖然としてしまった。経営破綻を目前にした企業の経営者が、従業員5000人以上の企業と自社の給与を比較しているのだから。しかも、経営破綻を避けるために投入される公的資金は国民の税金であり、その国民に電気料金の値上げという負担を無心するとは。まさに抱き上げてくれた命の恩人の懐から、財布を奪うようなものだ。
 頓珍漢以外の何者でもない。
 この有様では、東京電力の国民からの信頼回復はとうてい望めないだろう。
 お笑いコンビ次長課長の河本準一さんの母親が、生活保護を受給していた問題にからんで、同じ吉本興業に所属する千原せいじさんが呆れた発言をした。河本さんの母親の生活保護受給を告発した片山さつき議員について、「旦那さんが結構でかい会社を潰してた」とテレビ番組で言い放ったという。
 すなわち、暗に片山さつき議員を批判して、河本準一さんを擁護してみせたのである。これを知った私は唖然としてしまった。そんなことをしたら、河本準一さんへの風当たりが強くなるだけだ、と思ったからである。
 可愛い腕白息子の投げたボールが、隣家の窓硝子に当たって割れたとき、賢明な親は息子を擁護するような発言はしない。「息子はわざとぶつけたのではない」などとは言わず、隣家の主人の目の前で息子を怒鳴りつけるだろう。あるいは息子にゲンコツをくらわせてまで、相手の怒りを鎮めようとするに違いない。可愛い息子を守るために。
 それと比較すると、千原せいじさんの発言は頓珍漢と言わざるを得ないだろう。
 菅直人前首相は6月10日の自身のブログで、国会の(福島原発)事故調査委員会を批判した。「一方的な解釈と言わざるを得ない」と。『過剰介入』と指摘されたことについても、「そうせざるを得なかったのが現実」と言い訳にしか聞こえない反論をした。
 この新聞報道を読んだ私は唖然としてしまった。事故調査委員会は黒川清東京大学名誉教授を委員長とし、ノーベル賞を受賞した田中耕一さんらの学者を中心とした9人の委員からなる。この客観的な調査結果を否定したのだから。
 一方で、得心がいく思いもした。誰の意見にも耳を傾けずに、自分だけが正しいという姿勢は、事故当時も現在も同じなのだ、と。
 自身のブログで自己の正当性を主張するなど、まさに頓珍漢そのものだ。評価というものは、他人にしてもらってこそ意味があるもの。自身で自分を高く評価したら、他人から高く評価されにくくなることをご存知ないらしい。
 危機管理は、他者の事例を疑似体験することによって向上する。東・千・菅の三者は、我々に頓珍漢の弊害を示してくれた。反面教師として参考にして、自分ならどんな言動をするのかを、是非とも疑似体験して頂きたい。
なんだってわざわざ「頓珍漢」なんて死語に近い言葉を使うのかわかりません。要するに莫迦だということでしょ。頓珍漢のほうが表現としてきつくないと思っているのでしょうかね。

 千原せいじの発言に驚くのは、なんだかなと思いますね。

 この方、やたら唖然としていますけど、ふだんから千原せいじのこと知ってるわけじゃないと思います。たまたま知った発言が自分の感覚とえらく離れていたので「唖然」としたのかも知れませんけど、千原せいじという人は、その存在そのものが唖然とするキャラなんですから、例に出すのはなんだかなと…。

 菅さんと東電で十分ですよ。

 2大頓珍漢でいいじゃないですか。無理して3大にしなくても。(^ー゜)






ナンモサのなんもさ -240715flower1



ナンモサのなんもさ -240715flower2



ナンモサのなんもさ -240715flower3

 K-5 DA 70mmF2.4 Limited


 日ハム負けちゃいましたね。今、胸突き八丁というところなのかも知れませんが、なんとか踏ん張ってほしいですねえ。


 










ナンモサのなんもさ -240715green001



ナンモサのなんもさ -240715green002



ナンモサのなんもさ -240715green003



ナンモサのなんもさ -240715green004




 さて、今日からのイングリモングリは映画「グリーンマイル(The Green Mile)」その1回目。
 
 悪夢から目覚めたお年寄り…ポール・エッジコム(ダブス・グリア)…。
 老人ホームでのガールフレンド、エレーン・コネリー(イヴ・ブレント)に若き日の自分の体験を語るという形で、物語は始まります。


 ボール・エッジコムを演じているダブス・グリアはどこかで見たことがあると思います。
  脇役がほとんどなのですが、アメリカのテレビドラマで日本で知られているほとんどのドラマ…例えば「ライフルマン」「ペリー・メイスン」「拳銃無宿」「ガンスモーク」「ボナンザ」「ローハイド」「ミステリーゾーン」等々に出演しています。
 「大草原の小さな家」オルデン牧師役でご存じの方も多いのではないでしょうか。


 彼の話に興味深く耳を傾けるエレーン役のイヴ・ブレントという人もどこかで見たような印象がありますが、若いころはターザン映画でターザンの相手役ジェーンを演じていたことがありました。
 このお2人の起用は、人に歴史ありといったことを思わせる要素もあったのかななどと思いますが、まあ、それは考え過ぎかも知れません。
 
 老人ホームでテレビを見ている時に映画が放映されて、それを見て泣いてしまうシーンがあります。
 「トップ・ハット」(フレッド・アステアジンジャー・ロジャースが主演)という有名な映画です。
 実は、「グリーン・マイル」をアップする前にこの「トップ・ハット」を紹介しておこうかなとも考えました。
 しかし、必ずしも「グリーン・マイル」という映画の本質とは深い関わりはないと、思い直しました。
 劇中の「Cheek to Cheek」という曲はスタンダードナンバーとして今でも歌われている曲。
 映画の中のテレビで、アステアが歌っている曲がまさにそれです。


 原作は、スティーヴン・キング。 
 ホラー小説家の第一人者ですから、これも怖い映画かというと必ずしもそうではありません。
 映画化された彼の作品は話題になってもヒットしたという確率はあまり高くありません。そしてそのほとんどはホラー映画。
 ホラー小説を映画化することの難しさもあるのでしょうけれど、ヒットしたのは「スタンド・バイ・ミー」など案外まともな(?)ものだと思います。
 「グリーン・マイル」は、ファンタジー小説ということになっています。

 ヒットした映画でも、キング自身が気に入っているとも限らないようなのですが、この「グリーン・マイル」は、間違いなくお気に入りです。試写を見て4回も号泣したと述べておりますからね。もちろん感動して…。

 ついでに言わせていただくと、アタクシも泣きました。
 うわあ…これは泣いちゃうんじゃないかな…と思いつつ、ものの見事に泣かされてしまいました。(^_^;


 長いです。超大作。じっくりとお付き合いください。
 どうか、ひとつ…。


ナンモサのなんもさ -240715green005

            画像をクリック。右クリックは厳禁です。

            あとでリンクを外します。

            ※リンクを外しました。(17日)


                          ペタしてね