旧制田辺中学校第50回卒業生の「五十会」の先輩方(田辺高校第1回卒業生でもあります)が、このたび写真集「懐かしき同窓生たち」を発刊され、「南紀文庫」にご寄贈くださいました。
卒業後70年の記念に作成されたとのことです。
「南紀田辺会」の基礎とも言うべき「南紀会」の創設に尽力された先輩方であり、戦前から戦後へ激動の昭和とそれに続く平成を生き抜かれた方々です。
閲覧をご希望の方は山形友紀までご連絡ください。
*連絡先 090-4524-0810
以下 AGARAより
和歌山県の旧制田辺中学校第50回卒業生の同窓会「五十会」(矢倉優会長)は、卒業70周年を記念した写真集「懐かしき同窓生たち」(95ページ)を発刊した。
1998~2017年に開いた同窓会などで撮影した写真約200枚を収めている。
五十会は、旧制田辺中学校最後の卒業生と田辺高校第1回卒業生との同窓会。卒業生は206人で、これまで東京都や大阪府、田辺市などで定期的に同窓会などの集いの会を設けてきた。
写真集には、会食の風景や集合写真などが収められている。表紙には、旧制田辺中学校の校歌に登場する高尾山の写真を配置している。70冊を制作し、積み立てた五十会の会費を出版費用に充てたという。
4日には田辺市東山1丁目の紀伊田辺シティプラザホテルで70周年記念同窓会を開き、16人が出席。前回(4年前)の同窓会には35人が参加していたといい、矢倉会長(88)は「皆で互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、励まし合ってきた。思い出もたくさんあり、結束は強い。病気で来られない人や亡くなった人もいて、同窓会は今回で最後になるかもしれないが、来られなかった人にも写真集を手に取ってもらい昔をしのんでもらえたら」と話した。