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浪花乙女(中井朱美)のブログ 

母から子へ伝えたい幸せづくりのエッセンス
 家計に身近なちょっと気になるお金の話を発信します。
 おふくろ目線で、子育、ガーデニング、和の文化など,
日常生活のひとコマと、一見無関係?実は多くの共通点
を持つ長期投資について綴っていきます。

 ■朝の準備■                 
 
 働くお母さんの朝は、超がつく忙しさです。


子供を起こし、お弁当を作り、朝食の用意、あとかたづけ、身支度etc。


 段取りよくやらないと、あっという間に時間が経ってしまいます。


 私の場合ですが、朝起きて、洗面後、屋上にあがり、
草花に水をやり、深呼吸して軽くストレッチ。気持ちよいひとときです。


子供を起こし、台所に立ち、お弁当作りと朝食の
準備が始まります。


 味噌汁のお湯を沸かしながら、お弁当のおかずを作ります。
グリルで鮭やウインナーを焼きながら、野菜を切り、炒めたりと複数の
ことを併行して進めていきます


■段取り上手■             


 頭の中で、熱いものは先に作り冷ましておき、お弁当を詰めるときに
一気に手際よくできるようにと自然に順番を考えています。


まさに仕事の段取りと同じ感覚です。


 同時に複数のことを併行してするには、集中力が必要です。


私にとって、お弁当作りは、集中力を養う訓練の場にもなっています。


 子供が中学に入り、毎日お弁当がいることになり、当初私にできる
かしらと不安になりました。


しかし私の母やまた、まわりの友人たちからも、
「働いているからこそ、お弁当作りは子供との絆になるよ」と言われ、


仕事で遅くなった翌日は正直しんどい日もありましたが、現在まで機嫌よ
くやっています。


■お弁当作りの効用■


お弁当作りには、二つの大きな効用があります。


一つは、子供との絆です。反抗期になり、あまりしゃべらなくなったの

ですが、けんかして、「お弁当もうやめる?」と聞くと、お弁当は好き

やから作って欲しい」とぼそっと言います。


 成長期の子供に安心しておいしいといって食べてもらえるお弁当を

作ることは、母親としてうれしく楽しいものです。


 二つめは、たかがお弁当作り、されどお弁当作りです。限られた時間

で成果(お弁当を作ること)を出すには段取りがとても大切であることを

実感できたことです。


■投資に活かすお弁当作り■


 朝のお弁当にかける時間は20分から30分と短く集中が必要です。


 そのために前の晩からおかずを決めて、どの順番で作るのか、簡単

にメモしておきます。

そうすると朝そのメモも見て、さっとお弁当つくりにかかれます。


 これは投資をするときにも活用できると思います。


 長期的に見て、現在の水準はどの程度なのかを冷静に判断し、また、

下がったときに買える資金準備を事前にしておけば、今のような下がり

相場で右往左往することなく、リスクを取って買い行動をとることも可能

です。


 お弁当作りのリズムと同じく投資にもリズムが大切です。


  侮るなかれ!お弁当作りを。


 学生時代の同期(女性ばかり5)と隔月ごとに飲み会をしています。


 ちなみに五乙女(5人の乙女?)といい、20年近く続いています。

 話題はあふれんばかりですが、その中で最近必ずでてくる話は、

親の介護のことです。



 5人のうち私以外の4人が母親一人となり、面倒を見ています。

 まさに日本の高齢化社会の縮図を見ているようです。



 50代、60代の世代がそろそろ自分の老後を考えようとするときに、親の介護の問題がのしかかってくることはとても他人事とは思えません。


 友人たちは皆キャリアをもって働いている人ばかりなので、暗い話も前向きに明るく解決策を考え実行しています。



 そして、自分たちの経験から、我々は子供に頼らず、健康で、精神的にも経済的にも自立して、幾つになっても人生を楽しめる大人になろう!と話がまとまりました。



 明るい老後のキーワードは、自立―心と身体と経済力です。

・目に見えない財産を贈与する


  親から子供や孫に贈与するのは目に見える財産ばかりではありません。


少し前に、葬儀社を起業し、上場する程に成長している企業の社長の話を聞く機会がありました。


祖母から「人のためになることをしなさい。」と言われ続けたことが、自分の人生観に大きな影響を及ぼしたと話されました。


アルバイトで始めた葬儀の仕事で、肉親を亡くされ、悲しんでいる人に代わり、その意志を汲み葬儀を進めていくとき、奥様から涙ながらに、ありがとうと言われたことが、この仕事を本気で自分の一生の仕事にしようと思ったきっかけだということです。


孫にこれだけの影響力を及ぼすなんて、なんとすごいおばあちゃんでしょう。


お金には換算できないぐらいの財産を孫に伝えているように思います。


きっとこのおばあちゃんは、自らも人の役に立ちたいと思い、実践していたからこそ、さりげなくそのことを孫に伝えていたのではないかと思います。


親の生き様を子供や孫に伝えることが何よりも生前贈与ではないのでしょうか


親の果たす役割の大きさを感じた次第です。


・長期投資家の役割


長期投資で得た果実を子供や孫に贈与することも確かに良いでしょう。


しかし私なら、その果実は自分の意志で、かっこよく使いたいと考えます。


自分の関心の高い文化や芸術の応援をしたり、まだまだ貧しい国の子供たちに教育を受けるためのサポートがもっとできたら良いなあ思っています。


そして、子供や孫に贈与するのは、長期投資の考え方や、その実践の仕方です。


10年20年と実践して来たエッセンスを伝えることは、すばらしい財産になると信じています。



おまけにこれらには税金はかからず、究極の相続対策になるのです。これが私のすすめる生前贈与です。


おふくろ便り4月号より

http://www.728ofukuro.jp/letters/