「インターネットが絡む犯罪増加の報道」を聞いて想う、「闇よりも大きい、光の可能性」
先ほど、見ていたNHKのニュースで、
「向精神薬リタリンが、インターネットで流通していた」
という話題を、聞きました。
そもそも、この「リタリン」という薬は、
「依存性が高く、強い覚せい作用がある」
ために、大量に服用する人が増え、問題となりました。
「医療機関が、過剰に処方していたこと」
も、問題であるようです。
それ以外に、
「インターネットでも、気軽に入手出来る」
という事も、問題になっています。
ここ最近、というか近年、
「インターネットが絡む犯罪」
という報道を、よく聞きます。
「出会い系」「闇サイト」「闇の職安」「自殺サイト」
などなど。
確かに、
「インターネットが絡む犯罪が、増えている」
のは、事実かもしれません。
犯罪以外でも、
「掲示板に、誹謗中傷が載せられる」
「子供たちの間でも、学校裏サイトが、いじめの原因」
などという話も聞きます。
これでは、まるで、
「インターネットは、悪のツール」
といったイメージです。
ただ、当然ながら、
「インターネットにも、素晴らしいことが、たくさんある」
のです。
特に、それを感じるのは、
「自分の意思や意見を、世間に自由に発信できること」
です。
昨日も記事にしました、
「亀田家問題」
が、いい例だと思います。
テレビ各局からは、
「亀田家への、総攻撃」
といった事がテーマの、
「各局とも、同じ内容、同じ意見の報道が、放送され続けている」
のです。
しかし、ネットの世界は、どうでしょう?
「色々な視点からの、色々な人の、色々な意見を、知ることが出来る」
のです。
当然、
「自分の意見も、発信することが、可能」
です。
さらに、ただ「知る」「発信する」だけでなく、
「意見を、ぶつけあうことも、可能」
なのです。
これは、今まで、
「新聞とテレビでしか、情報を得ることが出来なかった時代では、
考えられない事」
です。
インターネットの普及で、
「日本人の、情報に対する意識が、あきらかに、変わった」
と、思っています。
しかもそれは、
「いい意味で」
だと、思います。
インターネットの世界には、確かに、
「光もあるが、闇もある」
とは、思います。
(ちなみに、インターネットの「闇」ばかり強調する今のメディアは、
「インターネットの光の部分が、自分達の存在を、危うくする」
と感じている、と私は思っています。)
ただ、
「光の部分を活用することにより、日本がよりよい社会に、
なるかもしれない」
という「可能性」が、あるでしょう。
その「可能性」を、現実にするためにも、
「光の部分を、存分に活用するべき」
だと、思います。
「亀田大毅騒動」について。「非難される側、する側、ぜ~んぶ、子供が、観ています!」
ずいぶん、ご無沙汰しました。
コメントのお返事、ご訪問ともに、滞っています。
本当に、申し訳ありません。
そんな間にも、色々な事が、日本では起きていました。
ワイドショーなどで、今騒がれている「らしい」のが、
「亀田大毅」
の、話題です。
私も、テレビは見ていなかったので、詳しくは知りません。
「世間のウワサと、ネットのニュース」
でしか、知りません。
「切腹するとか、しないとか」
といった話題があるのは、なんとなく、知っています。
そんな中、
「人気お笑いコンビ『キングコング』の一人、『西野亮廣』」
がブログで、とても、いい意見を述べられているのを、知りました。
「西野亮廣」さんは、ブログの中で、
「切腹コールをした多くの観客、それと、
切腹するかどうかを質問していた記者は、間違っている」
と、述べられています。
「それを、言う時点で、亀田大毅と、同レベル」
だと、言っています。
そして、
「切腹コールをする大人を、子供が観ている」
ということを、気にしていました。
確かに、私も、
「試合に負けたら切腹するなどと、軽々しく言う事自体、問題」
だとは、思います。
ですが、負けたからといって、
「それを、面白がって、煽る大人も、どうかしている」
と、思います。
そして、「西野亮廣」さんが言われている通り、
「子供が、観ている」
のです。
「子供たちに、どんな影響を、及ぼすか」
と、考えると、
「亀田大毅も、そして、切腹を煽る大人たちも、あきらかに、悪影響」
だと、思います。
実は、今日仕事中に出合った小学生が、
「薬物取引とか、薬物疑惑」
と、面白おかしく口走っている光景を、見たのです。
子供たちは、本当に大人の姿を、よく見ています。
そして、大人の話を、よく聞いています。
そして、大人に育っていくのです。
「大人が健全な社会を育てれば、子供が健全に育つ」
のです。
ただ、
「今の日本で、大人が健全に暮らすのは、難しい」
ことは、充分理解しています。
ですが、こんな時代だからこそ、
「立派に生きる姿を、子供たちに見せてやりたい」
とも、思います。
「1円からの領収書に抵抗する政治たち」に想う、「見栄を張るのは、やめたほうが・・・」
日本人の特徴として、
「見栄っ張り」
が、上げられると思います。
この「見栄っ張り」の悪い点は、
「見た目だけ飾って、他人と競うクセに、肝心の中身がボロボロ」
であることです。
「おまえが出来るなら、俺もやる!」
といった、
「いい意味で、張り合って、成長していく」
のなら、まだ、理解できます。
しかし、これも、
「自分の身の程にも合わないことを、無理してしまう」
ことにより、
「他人に迷惑をかけたり、自分もボロボロになる」
となれば、いい事ではない、と思います。
私の彼女の親戚筋には、京都の人がいます。
歴史ある京都の人たちは、
「強烈な、見栄っ張り」
だそうです。
特に、結婚式ともなると、まず、
「どんな服装か」
で、「見栄の張り合い」が、始まります。
その後、「ウチの子自慢」が、続きます。
「いい大学に、入った」
「海外に、留学した」
「老舗和菓子屋の跡取りと、結婚した」
などなど。
でも、そんな「見栄を並べる、素晴らしく聞こえる家庭」も、
「内面は、ボロボロ」
だと、私の彼女は、見透かしています。
私も、そんな話を聞くたび、
「なぜ、日本人は、無理な事ばかり、するのだろう?」
と、不思議に思います。
長い前フリが続きましたが、今日言いたいのは、
「政治家の皆様の、見栄っ張り」
についてです。
どうやら、以前から議論されていた、
「政治資金の支出領収書を、1円から」
という案が、決まる「かも」しれない、というニュースを聞きました。
私からすれば、
「公人である政治家が、全てのお金の流れを、はっきりするのが、当たり前」
だと、思います。
しかし、政治家の方々は、
「膨大な手間がかかるから、5万円以上から」
という不思議な事を、おっしゃっています。
さらには、
「収入である政治資金の完全公開にも、反対」
しています。
支出・収入の完全公開に、反対するのは、
「やましいことが、あるから」
だと、思います。
そのくせ、
「言う事は、キレイごと」
です。
「なぜ、そんな、無理をするのか?」
と、いつも、思います。
「私は、クリーンな、政治家です」
と、言う人を、今誰が信用するでしょうか?
「どこかで、何かをしていたり、どこかと、繋がっている」
と、思うのが、普通です。
「大臣になったとたん、ボロボロ出てくる様子」
を見れば、なんとなく、わかるはずです。
そんな「クリーン」などと、くだらない「見栄を張る」ぐらいなら、
「すべて、ハッキリさせたほうが、楽」
な、はずです。
しかし、私も、
「日本の権力社会における、深い闇があるから、簡単な事では、ない」
といった事は、充分知っています。
しかし、
「あえて、政治家が、見栄を張るのをやめること」
は、
「日本人そのものに、強い影響を、与える事が、できる」
と、思います。
その影響により、今の社会における、
「キレイごとの建前ばかりで、誰かが無理をしている」
という不自然な状態が、少しでも緩和されるかもしれません。
それぐらい、
「政治家が、率先してこそ」
だと、思っています。
そんな私達も、日頃、
「ちょっとした見栄のために、無理してしまうこと」
は、多々あります。
でも、
「少しでも、素直に生きたほうが、楽」
であることも、忘れないで欲しいと思います。
「『ゆず』の『栄光の架橋』」を聴いて想う、「夢は、追いかけるもの」
昨日、某バラエティー番組に、歌手の、
「ゆず」
が、出演しているのを、「ちらり」と、見かけました。
その番組の中で、彼ら(念のため、二人組みです)が、
「栄光の架橋」
という曲を歌っていました。
3年前、NHKのアテネオリンピックのテーマソングだった曲です。
どんな曲か?といえば、
「夢を追いかける」
というイメージの曲です。
(違ってたら、すんません)。
番組内でも、「ゆず」の二人が、
「無名時代、全国でストリートライブを、していた」
という話をしていました。
ストリートライブなんて、大阪では珍しくありません。
しかし、全ての人が、成功するわけでは、ありません。
だからといって、バカバカしいことではない、と思います。
「それが、成功するか、どうかは、別にして、
夢を追いかけて、歌っている」
のです。
よく、
「あなたの、夢は、何ですか?」
と、聞かれることが、あると思います。
当然、人それぞれ、色々な答えがあります。
大きな夢、小さな夢、色々あります。
私が思うに、夢とは、
「追いかけてこそ、夢」
なのかもしれません。
私にも、夢が、あります。
でも、「ゆず」の姿と、彼らの歌を聴いていると、
「果たして、夢を追うために、どこまで頑張っているだろうか?」
と、ふと、疑問に思ってしまいました。
忙しさに甘えて、ついつい、漠然と過ごし気味の日々です。
こんな時だからこそ、
「夢を、追いかけること」
を、忘れたくないですね。
皆さんも、私以上に、お忙しい日々を、過ごされていることでしょう。
そんな時だからこそ、
「夢を、追いかけているだろうか?」
と、自分に問いかけてみてください。
「追いかけてみたら、忙しさも、楽しくなるかも」
しれませんから。
マスコミの見方について。「北の海理事長の、イメージが、作られる瞬間」
今日、職場の食堂のテレビには、
「昼のワイドショー」
が、映っていました。
話題は、例の、
「大相撲問題について」
でした。
普段、そんな番組を見る機会も、見る気もありません。
ですが、社会勉強のつもりで、見ていました。
特に、感じたのは、
「テレビって、やっぱり、恐ろしい」
ということでした。
放送されていたのは、
「北の海理事長の10月6日の記者会見」
でした。
主に、取り上げられていたのが、
「時津風親方処分について」
でした。
「相撲協会の信用、名誉を著しく失墜させたから」
と語る北の海理事長の発言を、
「抜き出して、繰り返し、放送していた」
のです。
また、記者からの、
「他の部屋における暴力指導問題については?」
との質問の答えで、
「それは、どこのこと?」
と、厳しい表情で語る北の海理事長の姿も、何度も繰り返していました。
私は、「体に悪い、早食い」なので、実質テレビを見ていたのは、
「15分程」
です。
その短い間に、
「同じ場面を、何度も繰り返し、放送していた」
のです。
まるで、これは、
「北の海理事長に対して、悪いイメージを、視聴者に持たせるため」
みたいに、見えました。
私は、今回の相撲協会の対応に、満足していません。
「歴史と伝統ゆえの、世間との感覚の差」
に、驚いています。
しかし、
「何もここまで、北の海理事長を、悪いイメージで、
放送する必要は、あるのか?」
という疑問が、あります。
テレビとは、
「動く映像で、見て理解できる、そして、影響の強いメディア」
です。
しかも、
「放送局側の意図で、映像をどうにでも作ることが出来る」
のです。
私は、今日ワイドショーを見て、
「世間の人が抱くイメージは、こうやって、作られるのか」
という典型を、見た気がしました。
私達視聴者は、
「テレビ放送を、そのまま信じるのも、信じないのも、自由」
です。
「全部、信じるな!」
とは、言いませんが、せめて、
「新聞、もしくは、ネットなどの文章による情報」
も、同時に見ることは、したほうがいい、とは、思います。
何事もそうかもしれませんが、
「一方からだけの見方を、しない」
これが、今の情報化社会での大切な事だと思います。