マスタ、フランスに行く、その45、最終回、 | なにわフレンチびぎん、の、マスタの日記

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大阪ミナミの飲食店、〝なにわフレンチびぎん〟の、マスタの、ちょっとしたこと、綴ります。

 

☆季節外れのバックヴィンテージ赤ワイン!

フランスワインを打ち負かせた重厚感あふれる優美な味わい。24ヶ月間ゆっくりとオークの樽で熟成させた、赤い果実の豊かなアロマとしっかりとした骨格のあるエレガントな味わい。
イタリアワインですが、カベルネソーヴィニヨン・メルローの完全なボルドーブレンド

葡萄の出来の良い年にしか生産されないこだわりの中の貴重なワイン、各賞総なめ。

この時期に濃いめの赤ワイン?と、思われるかもですが、濃いめの赤ワインの需要が減るこの時期だからこそこのお値段でご用意できます!

そしてヴィンテージは2013年!11年間の時を経て熟成され飲み頃を迎えております。

題して

『季節外れのバックヴィンテージ赤ワイン!』の、ご案内はこちら

現在おかげさまでご予約含め25本ご注文いただきました、

当初24本完売御礼予定でしたが6本追加しましたのであと5本ございます。

引き続きご予約お待ちしております。

 



6月26日水曜日

 

くもり空、今日もボクの心はくもりで、

湿度が高くってうっとこのどんちゃんもくもっている、いや、湿っている、

そんな湿ってるどんちゃんが元気がなく、今朝の起床時間は4時45分でいつもより5分早めでボクが眠ったんが2時半で、やっぱ、ちょっと、ツライよね、この生活わ、

そして今朝も元気に朝麺は3日連続麺松屋にて朝定食ジャスト350円

今日もおばちゃんがない日で、スタッフはゆるめで、お出汁は熱め、ゆず唐辛子は辛めであった、

 

 

そんな感じで昨日の賄いは、二進も三進もどんぶりが食べたくて作りマスタ、

魚フライと茄子フライのレタス丼、

 

 

炊き立てご飯には森田のだし醤油、レタスにはマヨネーズ、フライを2種乗せてたっぷりウスターソース、

茄子はとろとろ、白身は明石産スズキ、

今日もおいしい賄いを作ろうと今から楽しみです♪

 

 

ではでは、フランス編、最終話です、

 

パリでランチを食べて、

 

 

そしてでんいん集合して、空港へ、

 

 

シャルルドゴール空港はキレイになっていて、

※32年前と比べたらそりゃキレイになってるよね、

 

回転寿司屋さんを見付けて、

 

 

回転寿司は世界に羽ばたいていて、

 

 

きっとニッポンの回転寿司のほーが美味しい気がする、

くらやスシロー、値上がりしたって、素晴らしいコスパだもんね、

フランスなんておにぎり1個が、

 

 

650円だもんね、

 

 

ボクは免税店に興味はなく、でも、何か買おうかな、で、お家で飲むワインを買いに行ったら、特価品があったので、リュックサックに免税範囲で買えるだけ買った、まあ、徴税の対象になってもいいんだけどね、

※ワインはニッポンで買っても同じ値段のもあるよ、

※ニッポンで買えないバックヴィンテージワインなんて探したらあるかもね、

※ボクが買った赤ワインがむっちゃ美味しくて、調べたけど日本語のサイトが見当たらなくて、たまちゃんに聞いたら、「それって、ニッポンで売ってないやつやで、」って、言われた、そんな価値のあるワインも空港でも買えるってことやね、まあ、ある程度の目利きも要るかもね、

 

 

で、マユミチャンもブランド物に興味のある人ではなく、でも、買い物が好きで、謎のカバンと謎のお洋服と謎のお菓子を買って、

ボクは余ったコインでポテチを買った、

 

そして、飛行機に乗り込んで映画を見ながらポテチを開けて、

 

 

缶ビールをもらった、

 

 

これがお昼ご飯が晩ご飯かわからないご飯が来たので、

 

 

帰りはぐっすり眠ろう、で、

 

 

白ワインと赤ワインを1本づつ飲んだ、

 

 

お水を飲もうと見たら、

これ、

ボクが住んでたオートサヴォア県のお水、トノン・レ・バンのお水だった、

 

 

なんか嬉しくなって、

少し眠ってしまって起きたら次の食事が運ばれて来た、

 

 

羽田空港に着いたのはニッポンの15時過ぎ、

 

 

関空までの飛行機の乗り継ぎの時間があったので、

お店に入ってビールを飲んだ、

おにぎりも買った、

 

 

そのお店はもちろんそば屋さんで、

麺はかき揚げそば、

空港内のかき揚げそばの値段は麺松屋の4倍くらいしたが、物価高はフランスで鍛えられていたので、どんとこい、これくらいへっちゃら!であった、

 

 

フランスから帰った翌日、

リヨンで買った星の王子さまのマットを敷いて晩ご飯を食べた、

 

 

初日の晩、リヨンのホテルの部屋晩ご飯、

ワクワクがピークだった、

 

 

美味かったなー

スーパーで買ったあの赤ワイン、

美味しくてペロっと1本空けちゃった、

 

 

朝食会場で食べた特別ではない朝ご飯が特別だった、

 

 

リヨンの街をぶらぶらして、

 

 

歩いて、32年振りのフランスを感じて、

 

 

紅生姜入りのブリオッシュに見えるが、紅生姜ではなく赤いプラリネ入りのブリオッシュを食べて、

 

 

リヨンの郷土料理は、

 

 

地味で土地の香りがして、

 

 

マルシェできょろきょろ、クンクン、

 

 

晩ご飯はブラッスリージョルジュ、

たっぷり食べてたっぷり飲んで、

楽しかったなあ、

 

 

翌日は朝から散歩、

 

 

野生のカエルを食べて、

 

 

ポールボキューズ市場できょろきょろ、

 

 

とうとう目の前に現れたラグビーワールドカップフランス大会、

 

 

その夜のあのパテアンクルート、

と、

フォアグラ、

今思い出してもお腹がぐ~

 

 

リヨンの繁盛店でランチ、

 

 

お金を払って船に飛び乗って、居眠りタイム、

 

 

フランス戦はすごかった、

 

 

何がすごかったって、あの団長の応援、

 

 

TGVに乗ってパリまで、

 

 

思い出のマクドナルド、

 

 

凱旋門はまんちくりん、

 

 

あの下でセンパイと待ち合わせしたんだよね、エッフェル塔、

 

 

グランダルシュの近くでウインドウショッピング

 

 

晩ご飯のハンバーガーが意外に美味しくって、

 

 

とうとう決戦、

ニッポンVSアルゼンチン

ナントで乾杯

 

 

もちろん魂のジャージに着替えて、

 

 

モンサンミッシェル

晴れてよかった~

 

 

本場のスフレオムレツを食べて、

 

 

ボーっとしているカモメを捕まえて連れて帰れないので、カモメのぬいぐるみを2羽買った、

 

 

念願叶った、パリのレストラン、

 

 

最終日のランチもフランス料理、

 

 

「マスタはどうしてフランスが好きなん?」って、

なんでだろう、もちろん目指していたものがフランス料理だったから、

22歳で憧れはぢめ、

24歳で渡仏した、

フランスにかぶれていた、し、真剣になればなるほどフランス料理が怖かったけど好きだった、

 

1992年、フランスからニッポンに帰国する前前夜、1軒のレストランに行ったん、行きたかったレストラン、『レストラン ヴィヴァロワ』

オーナーシェフであるクロード・ペロー氏は、かのレストラン「ピラミッド」の歴史的料理人フェルナン・ポワンのもとで修業をし、1966年、パリ16区のビクトル・ユゴー通りにレストラン「ヴィヴァロワ」を開く。ボクが生まれた1年後。

1972年から1983年までミシュラン三ツ星を維持

凱旋門の近くの落ち着いた街角にあるレストラン、

どの駅で降りて、どんな道を通ってそのレストランに行ったのか今も鮮明に覚えている。

ボクが憧れていた料理人、ベルナール・パコー氏が独立する前に働いていたお店でもある。

当時ミシュラン2星(残念ながら現在は星なし)

様々な人種の人が働いていて、オーナーシェフ クロード・ペロー氏は誰ひとり差別せず、自由な空気が流れている。

厨房には音楽が流れていて、興に乗ればマダム・ペローとムッシュ・ペローが厨房で踊る。

数々の世界に羽ばたいた名料理人を育てたレストラン。

圧倒的な存在感のある料理と、オーナーシェフであるペロー氏のそんなお人柄、

そんな噂を聞いていた。

 

帰国する前にここで食べると決めていた。

食事も終わる頃、そのペロー氏がひとりで食べてるボクのテーブルにやって来て、「ここで何をしてるんだ?」って、聞かれた、「オートサヴォア県デューベーヌってとことパリ7区のラ・フェルム・サン・シモンで働いていましたが、明後日、帰国しなければいけません」って、答えた、

そしたら、

「ここで働け、住まいもある。紙も用意してやる、ここには日本人も働いているぞ、その気になったら連絡して来い」って、ボクに言ってくれた。

※紙とはティッシュペーパーのことではなく、滞在許可書、労働ビザのことを指している。それらをボク達は紙と表現していて、その紙がなく働いて見付かり強制的に帰国させられたもの、見つからない様に逃げ隠れたもの、ここには書けないがこのボクにもいろいろあった、

そのペロー氏の言葉が、たとえリップサービスでも嬉しかった、

本気で考えた、ここで働くことを、働きたい。って、思った。

一旦、帰国して、待っていてくれた彼女に話そうと思ったが話せなくて、

彼女が持ってるライセンスを活かして彼女のパリでも就職先、ふたりでパリで暮らせないかこっそり調べたりした。

直ぐにまたフランスに戻ってくることを考えていたが結局行くことはなかった。

今、考えると、唯一、それがこの世界に入ってからの後悔であったかも、

もう、あれから今年で32年経つ、

(次はこんなボクのはなしをびぎんで語りますね)

 

 

これでボクのフランス編は終わりです、

32年振りにフランスに行ったからって何があったりしたわけではありません。

むしろ行っても何も変わりませんでした。

でも、

ただ、

その時にしたことをいろいろ思い出しその時の自分と会話して、今の自分を自分で褒めたり、少し叱ったり、

その時より成長したところ、その時のままのところ、その時の自分と今の自分と背比べしてひとり勝手にうなずいたりした旅で、

 

回想ばなしや生意気ばなしもたくさんしましたが、

長々とボクのフランスばなしにお付き合いいただきありがとうございました。

フランス編全45話を読んでくださった方とってもありがとうございました。

 

おわり

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