役所の丸投げと保護活動 | nutanのブログ

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昨日 センターより相談により引き出した保護犬

【さくら】

以下姉の書いたものより…↓










やっとゆっくり眠れたよ…


4月26日から入院していたのですが、体調が戻らないまま、4月30日にセンターに戻ってきたとのこと。

「食欲なしだけどちゅーるを口に入れると飲み込んではくれる」
「水は自力で飲める」
「腹水が溜まり、後脚の浮腫もあり起立が困難に」
「フィラリア陽性、パルボ陽性(ワクチン接種のせいかは?)診断」
「入院中はインターフェロンを5日間投薬。心不全等の診断を受け、心不全に対する治療・投薬」

ざっくりはこんな感じですが、詳細や経緯を聞くと、どうもフィラリア薬の投与から体調が悪化した様子。なぜ?どうして?
いつもながら話を聞いていて首をかしげてしまう…

呼吸も早く、動けない状態のさくら。
ただでさえこんな調子なのに、連休に入るセンターに置いておくのは「さくらを見捨てました」というようなもの。

・連休の中、入院できちんと様子をみてくれる病院
・退院後の一時預かり場所 
・回復後の預かりさん
・医療費の捻出 

かつ、昨日(5月2日)は車がないので搬送してくれる人を探さなければならないのと、16時から仕事の打ち合わせが入っていて。

仕事をしていてもご飯を食べていてもさくらをどうするかが頭の大部分を占領し、ふと気がつくと独り言で自分に話しかけている始末。

「ごめんなさい、難しいです。」
って言ったらきっとさくらはいなくなる。
絶対諦められない。

と、そんな時、ロンの里親希望者さんから連絡があり、「ごめんなさい。今、ちょっと立て込んでいてお会いする日程が立たなくて」とさくらの話をチラッとすると、「私、協力します!預かり場所はうちのひとつを使ってください。車も私が出せます!」

え?!
なんてタイミング!
純子さん、ありがとうございます!
ホントに泣けました。

これでまずは2つの問題はクリア。この時、夜中の2時近く。

そして2日の朝。
「預かり場所、決まったの?すごい!それなら、とりあえず様子がわかるまでうちに置いておきますか?」とたんたんさおり先生 @tantanpetcl から連絡が!

なんと!
たんたん姉妹、いつもいつもありがとう!

神様がさくらに手を貸してくれてる?

こうして、連休前の2日にさくらを迎えに行くことができたのでした。

センターから出て車に乗せたらそわそわ。
「もしかしておしっこ?」
下に降ろしたら草のところでおしっこを。
えらいね、さくら!
元々はトイレシートでおしっこができていたのに、ここのところは立ち上がれないのでその場でしてしまっていたとのこと、気持ち悪かったよね。

車で送っていただき、たんたんペットクリニックに連れて行くまでは妹宅でひとやすみ。
その間に私は仕事へ。ギリギリ間に合った!

「ねえ、さくら食べてるよ!」
お肉やさつまいもを茹でてあげたら3回もおかわりしてスープも飲んだそう!
よしよし。

そして夜はメンバーの車でたんたんペットクリニックへ。
「胸腹水を抜いたら立ち上がって尻尾も振れたよ!」

よかったーーー。
まずはつらさを緩和してあげること、そして詳しく検査をして原因と治療を考えてもらうこと。
たんたんさおりちゃんかおりちゃん、宜しくお願いします!

次なる問題は医療費と回復後の預かりボランティアさん。

「ワタデキが全部負担するなんてあり得ない。
千葉市、払ってよ、って思う。便利屋だよ、本当に。休みで人が少なくなるし、症状が悪いからワタデキに押し付けているようにしかみえない。いつもセンター(センターが連れて行く病院)の診断はあてにならないし、適切な医療をかけているとは思えない。獣医師資格のある職員が何人もいるのに意味をなしていない。センターの医療費を市が出しているならば、センターの代わりに引き受けることになったところにも払うべきだよ」

この言葉は毎回、何人もの人から言われます。
便利屋。まあ、そうだよね。
命をちらつかせられたら動くのはわかりきっていることだから。

私達はお金持ちでもなく、ワタデキにどっさりの寄付が集まるわけでもない。

「私は何もできないけれど助けてあげて」といわれると、何もできないのではなくできることを探していないだけじゃないの?と悪態をつきたくなることも。

スタバを毎月1回我慢して寄付してくれたら、さくらの、タキさんの、あっちゃんのご飯が買えます。
その1回分が何人も集まれば、医療費の一部になります。TNR活動費にもなります。

イベントに来てくれてお買い物をしてくれても、そのイベントで販売するもの、場所を提供してくれても、全部がレスキューに繋がっていきます。

皆さんのご支援をお願い申し上げます。