RTSPライブストリームURLについて、少し説明を追加する。
拙宅のIP環境は、動的IPといって、接続のたびにIPアドレスが変わる方式である。
これに対して静的IP(固定IPという言い方をすることもある。)は、IPアドレスを固定することができる。
筆者の拙い説明よりもこちらのほうがわかりやすいので、リンクを貼っておく。
そうすると、静的(固定)IPアドレスでないと、IPアドレスが変わるたびに設定をしなくてはならないのだ。
これは面倒だ。
しかしながら、IPアドレスの予約機能を使うことで、再接続をしたときでも同じIPアドレスを使うことができる。
筆者が使用している無線LANルーター「Archer AX80」では、IPアドレス予約の機能があり、プリンターやブルーレイレコーダーにIPアドレスを割り当てていた。
その時の記事はこちら。
https://ameblo.jp/nanimno/entry-12779932975.html
これと同じ要領で「Tapo C110」のIPアドレスを予約しておく。
設定完了。
続いてVLC media playerを起動する。
「ネットワークストリームを開く」からユーザー名とパスワード、IPアドレスを入力する。
まずは低画質で試してみる。
低画質な360P (640*360) ストリームの場合:
rtsp://username:password@IP Address:554/stream2
高画質にするには末尾のstream2をstream1にすれば良い。
ちなみに両方キャプチャしてみた。画像が鮮明なのはやはり高画質。高画質にするとトラフィックが遅くなるような懸念をしていたのだが、特段そういうことはなかった。ただPCを入力している様子を撮影してみたのだが、ワンテンポずれが生じているのがわかった。これはこれでやむを得ないところであろう。
とは言え、スマホよりも大画面で見守りカメラが使えるのは、見逃せない特長と言える。
興味のある方は、お試しいただきたい。
Archer AX80
管理画面よりIPアドレスを予約する
VLC media playerを起動し、「ネットワークストリームを開く」を選択
ネットワークURL。rtsp://username:password@IP Address:554/stream2の要領で入れると…
セキュリティの警告が出てきた。プライベートネットワーク内で通信を許可
高画質(上)と低画質(下)でそれぞれ画像を出力