今回検証用に使用したデバイスは

 

・Surface Pro 7

・iPhone 13 mini

・Dell XPS 13 2 in 1

 

以上3機種。

 

Surface とiPhoneは比較的新しい機種なので、Wi-Fi 6に対応している。本機はWi-Fi 6に対応しているので、検証にはうってつけだ。XPSは少し古い機種なのでWi-Fi 5に対応。下位互換もできるので、このあたりは問題ない。

 

まずはSurfaceにて検証。

 

コマンドプロンプトを立ち上げ、「netsh wlan show interface」を入力する。これによって、Wi-Fi 6で接続されているかどうかがわかる。

 

そうすると無線の種類に「802.11ax」と出てきた。受信速度・送信速度ともに1700Mbpsを超えており、拙宅のプロバイダーとの契約を考えると、かなり良い値。

 

他方、XPSはWi-Fi 5なので、無線の種類に「802.11ac」と表示される。Wi-Fi 5はWi-Fi 6Eから比べると2つ前の規格であるが、動画やブラウザ閲覧など、普通にインターネットを使用している分には何のトラブルもない。

 

本機のキャッチコピーは「FASTER, BROADER, UNSTOPPABLE」なので、面目躍如といったところだろう。

 

続いてはiPhoneにて検証を行う。ベランダの一番遠いところでスピードテストのアプリで測ってみた。

 

前回「Archer AX53」を検証した際、Wi-Fiのシグナルが2本になっており、ダウンロードもアップロードも30Mbps以下。この時は、無線LAN中継器「RE700X」を経由して接続すると90Mbps以上になった。

 

 

 

 

しかしながら、今回本機で検証すると、中継器を経由させなくても単独で90Mbps以上になる。

 

これはルーターの電波がより強力になったという証左である。90Mbpsは拙宅ではマックスのスピード。本来ブロガーたるもの、数百Mbpsのスピードはほしいところだが、自宅マンションの契約で使っている回線なので、これで良しとすることにする(その代わり月額費用は非常に安いのだ。)。

 

拙宅では本機1台で家のすみずみまでハイパワーを維持できており、この1台で足りるが、家の構造上つながりにくいところでは、中継器を活用してもいいだろう。TP-Linkでは「RE700X」をはじめ、独自のメッシュWi-Fiシステム「OneMesh」に対応している中継器を使えば、SSIDを切り替えることなく、シームレスに接続できる。

 

「OneMesh」についてはこちらの記事を参照されたい。

 

 

 

さて次回、これまでの当ブログで好評だったあの機能を取り上げたい。

 

それは何だったのか!

 

今回検証に使用した機種(左から)Surface Pro 7、iPhone 13 mini、Dell XPS 13 2 in 1

Surfaceにて検証。Wi-Fi 6につながっていることがわかる

 


XPSはWi-Fi 5なので、無線の種類に「802.11ac」と表示される

 

iPhoneにて計測。ベランダで接続しても速度検証せず、ダウンロード・アップロードともに90Mbpsを超えていた!

 

Archer AX80

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