クーラーが嫌いなので
窓を開けて
寝てたが
夜中に寒さを感じて
目が覚めた。
夏に
この寒さはないだろう
喉の渇きもあったので
暗闇の中
灯りも点けず
台所へ
冷蔵庫のトビラを開けると
中からの光で
周囲が照らされる
この感じの明るさが好き
喉を潤した後
寝室に戻り
窓を半分ほど閉める
相変わらず風が入ってくる
柱時計がポーンと
古風な音で時を知らせる。
いいもんだ。
夏はこれから
勢いを増すだろう
こんな寒い日があったなんて
忘れるくらい
だから今は寒さを楽しもうっと