今日は、最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…
「夜のくもざる~村上朝日堂超短篇小説~」文 村上 春樹/絵 安西 水丸
短編集は1995年、平凡社より単行本
刊行、1998年に新潮文庫として文庫化
された。
ほぼ4ページの村上春樹の作品に見開
きの絵をつけたもの。Ⅰの15編はJ・
プレスの広告として「メンズノンノ
」などに掲載されたもの、Ⅱの21編は
パーカー万年筆 の為に「太陽」に
掲載されたもの。
ただし、すべての作品が掲載された
ものではなく、8編が削られ2編が
追加されている。
また、「Ⅰ」の絵も画面の大きさのが
バランスの違いなどで雑誌掲載された
ものではなく描き直されている。
収録作品…
Ⅰ J.プレス
●ホルン
●鉛筆削り(あるいは幸運としての渡辺昇)
●フリオ・イグレシアス
●タイムマシーン(あるいは幸運としての渡辺昇)
●コロッケ
●トランプ
●新聞
●ドーナツ化
●アンチテーゼ
●うなぎ
●高山典子さんと僕の性欲
●タコ
●虫窪老人の襲撃
●スパナ
●ドーナツ、再び
Ⅱ パーカー万年筆
●夜のくもざる
●ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶のための広告
●馬が切符を売っている世界
●バンコック・サプライズ
●ビール
●ことわざ
●構造主義
●大根おろし
●留守番電話
●ストッキング
●牛乳
●グッド・ ニュース
●能率のいい竹馬
●動物園
●インド屋さん
●天井裏
●もしょもしょ
●激しい雨が降ろうとしている
●嘘つきニコル
●真っ赤な芥子
●夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について
おまけ
●朝からラーメンの歌
この超短編小説は、何と言っても、
物語の短さが良いと思いますね!!
上にも書きましたが、ほとんどの物語
が4ページと、さすが超の付くほどの
短編小説。
小説は長いから読むのはちょっと…と
いう読書嫌いの人でも、あっという間
に読めてしまいます!!
また、どの物語もシュールで面白く、
不思議な気持ちにさせてくれるもの
ばかりでしたね~
ぜひ、この本を読んで、
村上春樹ワールドにようこそ!
とオススメな、そんな一日でした。
では、また明日~
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