今日は、最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…
「空飛び猫」
アーシュラ・K・ル=グウィン/村上春樹 訳、S.D.シンドラー 絵
1993年、日本語版として、講談社より
刊行。
ル=グウィンさんの世界を村上春樹さ
んが、美しい日本語に翻訳した素敵な
童話。
あらすじ…
仲よし四兄弟、セルマ、ロジャー、ジェームス、ハリエットは、お母さんもため息をついたくらい、翼をはやして生まれてきた猫たちです。荒れた町から森へ飛んでいった彼らはハンクとスーザンの心やさしい兄妹に出会うのですが。(背表紙より引用)
この本は小説でもあり、童話でもある
んですが、挿し絵も多いので、絵本を
読んでいるような感覚がしましたね~
村上さんもあとがきの中で、「もし小
さなお子さんがいらっしゃったら、実
際に声を出してこのお話を読んであげ
ていただければ嬉しく思います。」と
書いているほど。
それと、これもあとがきにあるんです
が、村上さんがこの本を翻訳するきっ
かけとなったのは、なんとある親切な
読者の方が「村上さんなら、こういう
のを訳してみたいと思われるんじゃな
いでしょうか」という手紙と一緒に本
を送ってきてくれたからだそうです!
でも、その読者の方の言う通り、
この本には村上さんの世界感に通ずる
ものがあると僕も思いました。
続編があるようなので、
すごく楽しみです!!
空を飛ぶ猫たちの勇気と
気なげさな姿にとても癒された、
そんな一日でした。
では、また明日~
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