読書も好きです。part22 | 葉山 裕太の「そんな一日」

葉山 裕太の「そんな一日」

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今日は、最近読んだ本を

勝手にご紹介!!


今回は…

「空飛び猫」
アーシュラ・K・ル=グウィン/村上春樹 訳、S.D.シンドラー 絵



1993年、日本語版として、講談社より

刊行。


ル=グウィンさんの世界を村上春樹さ

んが、美しい日本語に翻訳した素敵な

童話。


あらすじ…

仲よし四兄弟、セルマ、ロジャー、ジェームス、ハリエットは、お母さんもため息をついたくらい、翼をはやして生まれてきた猫たちです。荒れた町から森へ飛んでいった彼らはハンクとスーザンの心やさしい兄妹に出会うのですが。(背表紙より引用)


この本は小説でもあり、童話でもある

んですが、挿し絵も多いので、絵本を

読んでいるような感覚がしましたね~


村上さんもあとがきの中で、「もし小

さなお子さんがいらっしゃったら、実

際に声を出してこのお話を読んであげ

ていただければ嬉しく思います。」と

書いているほど。


それと、これもあとがきにあるんです

が、村上さんがこの本を翻訳するきっ

かけとなったのは、なんとある親切な

読者の方が「村上さんなら、こういう

のを訳してみたいと思われるんじゃな

いでしょうか」という手紙と一緒に本

を送ってきてくれたからだそうです!



でも、その読者の方の言う通り、

この本には村上さんの世界感に通ずる

ものがあると僕も思いました。



続編があるようなので、

すごく楽しみです!!



空を飛ぶ猫たちの勇気と

気なげさな姿にとても癒された、

そんな一日でした。



では、また明日~


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