皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
本日は、
午前中は息子の塾の進路説明会へ、
そして、午後からは娘の関連大学説明会へ、
という感じで終日子供たちのことで動いておりました。
ですので、レシピはお休みさせて頂きます。
今、我が家のお庭では
ブルーベリーの収穫が始まっております。
冒頭写真はそのはじめの一つ目。(笑)
ラズベリーの収穫が終わる頃、
入れ替わるようにして
ブルーベリーが色付き始めます。
ところで、皆さん・・・
皆さんは頑張ってますか?
もしくは~・・・
学生時代とか頑張ってましたか?
そもそも『頑張る』って何だろう?
もう、私もわからなくなってきちゃった・・・
息子のバカさ加減を見ていると
まるで中学時代の自分を見ているようでね・・・
少なくても
中学時代の私の『頑張ろう』の意味は、
『生きることを頑張ろう』って意味だった。
『自殺しないように頑張ろう』って意味だったんです。
私にとっては
勉強を頑張ることじゃなかったな・・・
親子で高校受験の話をしていて
『高校なんて普通でいいじゃん!』
って言っている息子は実は正しいと思ってる。
息子はこう言いたいんだよね。
『成績が上位の高校に行こうが、
そうじゃなかろうが、
生きていられりゃ、
それでいいんじゃね~の!?』
そう・・・実は私もそう思ってる・・・
でも、反対に、
夢や希望、目標を追いかけることも大切だということ
それも大人としてわかってる・・・
息子は本当に頑張ることが嫌いな人で
水泳をやっていても、塾の先生から見ても
不完全燃焼で周囲をイライラさせる名人・・・
今ある等身大の成績の高校を受ければそれでいいと思ってる。
実は、私だって中学の時はそう思ってた。
んで、実際に自分だってそうしたしね。
でも、結婚って自分だけじゃないんだよね。
私の配偶者が育った環境もまた
息子に影響を与えるんだもの。
旦那の側の親族のことを考えたら
息子は少しは頑張らないといけない
環境下にあることも私はわかってる。
私が思うに
おそらくは、日本の子供たちの約80%は
今の息子の状況に賛同するのではないか?と思う。
等身大の自分でいいのではないか?と・・・
そして、そんな子供たちの多くは
頑張る意味がわからないのではなく、
頑張り方がわからないだけなのだと思う。
勉強がわからないのではなく、
勉強の仕方がわからないだけなのだと思う。
もしかしたら
それすら気付いていないのかもしれない。
だから、イライラするし、モヤモヤする・・・
そして、その思考の違いは
大人になってから会社の中にまで及ぶ。
会社の中でも
頑張る人と
別にそこまで熱くなれない人がいる。
でも、それが人間の世界なんだな・・・
今、息子自身も
「頑張るって何だろう?
何をどうやって頑張りゃいいのか
全然、わかんね~よ・・・」
って思っているんだろうね・・・
素直に育ってくれてありがとう。
勉強ができる、できない、に
偏見を向ける子に育たなかったことに
実は心から感謝してる。
そう思ってる。
それでも・・・
それでもね・・・
人間には何度か
闘わなければならない時があるんだ・・・
頑張り方なんて誰も教えちゃくれない。
ダメな自分と向き合うしかないんだよな・・・
大人の妙な価値観と見栄と競争思考が
子供の心を歪めていくのだけど
それでも、私が思うに
子供の側もそれに反発しながらも
自分の確固たる考え方を
心の中でまとめてもいるんだよね。
それがまた
子供たちの孫への教育の思想へとつながっていく。
私自身の教育の思想はこうだ。
闘うべきだと思う時だけ
闘え!
あとは
のんびり自由時間!